任天堂すげぇなってだけの話
先日、ニンダイありましたね。同時視聴で好きな配信者さんのコメント聞きながら見た次第です。よもぎです。
もうさあ、限度のない欲張りがあれもこれもって手当たり次第に詰め込んだみたいなラインナップで、刺さらんヤツは少数派だろうって感じでしたね。
今持つことのできる武器は全部持つ、みたいな。
もちろんその欲張りセットを導入できるだけのマシンスペックをあの小さなボディに詰め込む技術もすごいんですけど。
何より今回すごかったのは転売ヤー対策ですよね。
日本国内専用・日本語オンリーのスイッチ2は約5万円。
多言語対応版は約7万円という差はまあ円高円安その他色んな関係からなんでしょうが、そこじゃないんですよ。
日本国内の一般量販店では、多言語対応版売らないんです。
そして日本語オンリー版しか売られないので外国へは転売しに出せないんです。
逆おま国をやってくれたんすよ。
少し前に中国ではスイッチ2を個人輸入、要するにたくさん日本で買って帰って売りさばこうとする動きがあったんですが、それが辛うじてできなくはないかもしれないのは日本語オンリー日本国内のみ版だけ。
多言語対応版はニンテンドーストアのみでの販売なので、その手の業者サンの望むほどは手に入らないでしょうねえ。
ちなみに中国は販売先から外れてるので正式に入手不可能な国です。他アジアとかは圏内なのにねえ。
次に、日本語オンリー版の先行抽選販売権の条件。
今年の2月末日時点で無料・体験版を除くプレイ時間50時間以上がまず第一条件。
今からじゃ満たしようがないのが最高にイイですね。
第二の条件として、一年以上サブスク的なものをしていること。
これも今すぐじゃ満たしようがなくてニッコリです。
ただこの条件には賛否両論というところもあります。
スイッチは持っていなかったけど2は買おうと思ったのに、とか。
でも待って欲しい。これ抽選条件であってスイッチ2買うための絶対条件じゃないんですよ。
任天堂公式での抽選販売に参加するための条件であって、店頭での予約や抽選はまた店舗ごとに条件があったりなかったりするわけです。
そしてこの条件からして、任天堂は「御贔屓にしてくれたお客さんを最優先にスイッチ2を売りたいゾ」と思っていることが分かります。
その御贔屓という条件も可能な限りライトに、でも緩め過ぎないように、と考えた上だと思います。
まあ一年サブスクは長いなと思わなくはないけど半年ってのも短い気がするし妥当かなって。
ラストに、SDカードの販売について。
特定の規格のSDカードのみ使えます、とニンダイで発表されたら即座に転売ヤーは本体の代わりにと買占めに走りました。当然品薄品切れです。
しかし任天堂は数日後になって、相場よりやや安く販売する旨を告知しました。
在庫を抱えた転売ヤーは大損です。
というかこのSDカードに関しては技術進歩がそこそこの速度でされてるわけでもある上に、本体の容量がデカいので買い占めたところで一般ユーザーが必要とするのは相当先だから初手では必要なくて売れない商材のはずなんですよねぇ。
なのに市場にあるだけ買い込んだ転売ヤーって、普段ゲームしないんでしょうね。
今現在任天堂がやったことってこのくらいなんですけど、まだまだ転売ヤー締め出しの策があるんじゃないかって思わせてくれるくらい「一般ユーザー」ファーストが徹底されてて嬉しい限りです。
ありがとう任天堂。
あれだけのスペックを持つスイッチ2があの廉価ってところで「ワドルディが任天堂の地下で奴隷労働して作らされてるから安い」って投稿が幾つも流れてきてワドルディの扱い悪いな!って笑ってしまいました