22話 孤独からの孤立
これからが本編みたいなもんですよ。
書く腕が止まりませんね
「リュウカちゃん!私たち友達にならない!?」
少女2が俺の手を取ってそう告げる。
時間はロングホームルームが終わって小休憩に入った頃
俺は感動して涙を流す。
「えっ!?やだった?」
「チガウ、ウレシミノナミダ」
感動しすぎて言葉がカタコトになってしまった。
癖なのかなんなのか、転生前から持っている癖だ。癖だったわ。
「やったー!!ルゥも友達になるでしょう?」
「しょうがないなぁ」
「…?おふたりの関係は?」
仲のいい友達みたいな話し方をしている。
「「ギ年生の時に一緒だった。」」
わお、息ぴったり
「じゃあリュウカちゃんこれからよろしくね!」
「うん。ありがとう。よろしく…名前教えてほしいな」
「え?さっき自己紹介のときに言ってなかった?」
「自己紹介?…言ってた気がする。ちょっと腹蹴られた痛みでそれどころじゃなかったわ」
「そっか、ならしょうがないね。私はラルシィ・シイナ」
「私はガンナ・ルゥ」
少女1がルゥで少女2がシイナか
「てかルゥ意外とあっさり受け入れたね」
「シィが仲良くするんだもん。受け入れないと」
そんな仲良しなのか。
小休憩が終わりそれぞれの席に着き担任がなにかを話し始めた。
もう俺の頭の中では友達獲得でお祭り状態。担任の話などまともに聞いてなかった。
日が頂点に達したころ
「よし!お前ら!今日は終わりだ。気をつけて帰ろよー」
あら?もう終わり?弁当持ってくる必要無かったな…
まぁいいや、家で食べよ
「リュウカちゃんも一緒に帰らない?」
シイナからそんな提案が来た
「マジっすか!?帰りましょうよ是非とも!」
俺たちは一緒に帰ることとなった。やったぜ
シイナは手提げを体の前に持ち、ルゥは教科書が入るぐらいの小さなリュックを背負う。
この学校ロッカーないから毎回教材を持ってかなきゃいけないのだるいんだよな〜
「リュウカちゃんって趣味とかある?」
「んー…読書。かなぁ」
「読書!実は私も読書好きなのよ!」
へぇ〜シイナも読書家なんだ
…俺とはジャンル…世界が違うと思うけどね。
ぶっちゃけこっちに来てから児童学書とか随筆文とか、そうゆうジャンルの本は読んで無いんだよなぁ
だから何の本が好きとか言われたらあかんな…
「リュウカちゃんはどの本が1番好き?」
あかんって言ったじゃん!
「あっ、私こっちなんだけどリュウカちゃんどっちなの?」
門の付近まで来たシイナは右を指す。
良かったぁ…本の話題を掘り下げられずに済んだぜ。
俺の帰り道は真っ直ぐだ。
「私こっちなんだ。ごめんね」
俺はスッと前を指す
「そっかー…ルゥと同じかぁ」
「ん、私と同じ」
シイナは少し残念そうだ
「じゃあ2人ともバイバイ。また明日!」
門を超えシイナは右へ歩いて行った。
「「…」」
ルゥと2人きりになってしまった。
少し気まずい空気が流れる
「ルゥはなにが好きなの?」
静寂を破るため、俺から話しかけることにした
「私は魔法開発」
「魔法開発か…複合魔法とか?」
「なにそれ」
「んーと…例えば水と風を合わせて水の斬撃を作るとか」
水の斬撃…なんか前もあったような…?
「あとは氷で剣を生成するとか…」
「おお、良いなそれ」
手応えあり…っぽいな。話を掘り下げていこう。
「例えば今何を開発してるの?」
「今は熱魔法で火を出して火球を作ってる。でも大きくしようとすると消えてっちゃう」
熱が霧散してるな。熱が抑え込めれば魔力を無駄にしないで済むし…
「うーん…火球の周りに風の渦を作って熱を抑え込むとか?」
「!?」
その手があったか!みたいな顔をしている。
「ちょっとやってみる」
今にも始めそうな雰囲気を出している
「いや、今やっちゃダメよ?ここ街中だし」
「…」
…
いやそんな見てもダメ。めっちゃ睨んでるけどダメ。
「ムゥ…」
頬をぷくぅと膨らませ、駄々をこねても叶わなかった子供のようにムスッとしている。
…ちょっと可愛いな
「学校でやる?今日暇だし」
「!?」
その手があったか!みたいな顔してる
「あ、でもご飯食べてない」
お腹が空いたのだろうか。お腹を手でさすって難しい顔をしている。
試したい欲望と食べたい欲望のどちらをとるのか悩んでいるようだ。
「ならうちで先ご飯食べてく?」
「!?」
その手があったか!みたいな顔してる
いや圧倒的にデジャブ。喋りなさいな。
「食べる!家どこ?」
「あそこ」
数メートル先の家を指差す。
今気付いたが、仕方なく友達になって仕方なく一緒に帰ってるって感じだったけど…だいぶ仲が深まったんじゃ無いかな?
オタクとはそいつの好きなジャンルについて話すと仲良くなれる理論で言ったらこいつは…魔法オタクだな。
「丁度良い近さ」
どうやら、ルゥの家は学校まで俺の家の2倍の距離があるらしい。
前書きであぁ言ってますが、投稿日をご覧の通りバチくそ手止まってます




