表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

大都会のド真ん中だろうが農民グMyWay!

作者: 漫画研究生ロクショウ

文化放送「下野紘、巽悠衣子の小説家になろうラジオ」の

第二回「小説家になろうラジオ大賞」に参加するために

再投稿させてもらいました。


6月5日第88回の放送の「タイトルは面白そう」で

採用されました。

キーワードは「農民」

詳細はYouTubeのアーカイブで!

 農場の跡取りの高校生《野村タミオ》は学校に通いながら、身体を悪くした父親に代わって、ひいお爺ちゃんの代から続く農場を切り盛りしていた。

 ところが土地開発計画のあおりを受けて、農場を手放すこととなった。

 その後も生活は苦しく、クラスメイトの遊びの誘いも全て断わり、学費を支払うために毎日バイトの日々。

 そのバイトでさえも農業ばかりやってきたためにそれ以外のスキルが全くなく長続きしない毎日。

 そんなある日、とある財閥からのメールが届く。送り主は農業経営会社最大手《デメテル社》。タミオは全く新しい農業ビジネスへの協力を持ちかけられたのだ。

(……これはチャンスだ!)

 タミオは一路の希望を胸に、デメテル社の経営する農場を訪ねることにする。

 しかし、メールに記された場所は東京のオフィス街だった。

「農場……何かの間違いだよな」

 メールに農場と本社ビルを間違えて記載したのかと思いつつ、たどり着いたのは高層ビルだった。

「タミオちゃん!」

「おっちゃん達、何でここに⁉」

 そこにはタミオと同じ農場で働いていた従業員も招かれていた。


 使用人に導かれるままにエレベーターでビルの屋上に上がる。

「お集りの皆様、ごきげんよう」

 英国淑女のようなドレスに身を包んだ少女が屋白いエレガントなカフェスペースでティータイムを楽しんでいた。

 少女の名は《北条サカエ》。デメテル社の社長令嬢であり、ちまたで話題の女子高生実業家である。

「これから皆様にはここで、農業を営んでいただきます」

「はあ?ここって……ここ⁉」

 サカエの発案でタミオは高層ビルの屋上で農場を開くことになった。

 ――――革新的過ぎる農民ライフが今始まる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ