(せっかくなんで恋愛でもない話を考えたい)05/11 20:26ver
お久しぶりです。
投稿していた作品に進展があったのであげてみます。
Q.進捗どうですか。
A.執筆中作品が262になりました☆ やったね! やってない。
びっくりしたことに、前回テキトーにいった通り、ふわぁと設定が膨らんでしまいました!
重複している部分もあるのですが、こんなふうに軌道修正するということで。
冒険物とか、成長ものとか。
世界を救いそうな話とか。
主人公は、ルナは普通の女の子。〈普通の女の子〉
ちょっとだけ魔法が使える。魔法が使えるのは、この世界では少しだけ珍しい。育ててもらっていたお婆さんが魔女と呼ばれる人でその人に教わっていた。
魔女は、薬を作って売って生活していた。人々は魔女、魔女と疎みながらも、薬は必要だから買う。魔女も、ドケチ。だけど、きちんと売る。
ルナは薬草を作る方が得意だった。
主人公は、そこから半ば家出してきた。〈ある目的のために〉
そこで、剣士と出会う。
剣士は捕まっていた。子どもを助けるための正義の行動だった。が、権力者に盾突いたということで捕まる。
処刑前に、主人公がそれを知り、子どもに、「誰かお兄ちゃんを助けて」と言われて助ける。
お腹空いて途方にくれてた主人公に、子どもがご飯をくれる。
「ほんとうはお兄ちゃんにあげたかったんだけど。」
「お兄ちゃん?」
「お兄ちゃんは捕まっちゃってもうすぐしょけいされちゃうんだ……誰か助けてくれないかな。お兄ちゃんは悪くないのに。」
〈エピソード〉
「そっかあ。ご飯もらっちゃったしなあ」
剣士に面会する。〈か、事前に何かで知らせる。〉
処刑で落ちてくる刃を氷漬けの魔法で止める。
突然動かなくなった、処刑の道具に権力者たちは驚き、「おい、どうなっているんだ、調べろ」と騒然となる。拘束していた兵士が道具の調査に手間取っている間に、剣士の拘束が解ける。
「ま、魔法だ、どこかに、魔法使いがいる!」
ってなった頃には、
剣士がたちあがり、町の人が、彼に武器を放る。
ぱっととり、刀を抜いて、
剣士は、風の早さで切り捨てる。
「あと1つは?!」と慌てた様子。
錆び付いた大きな剣。
それを見つけて安心する。
権力者は、もちろん怒り、二人は、犯罪者として追われることになる。
「なぜ助けた?」と聞かれ、「子どもに頼まれたから」と平然とルナが答える。
その後、この騒動をきっかけに、不正が明らかになり、権力者は権力をなくす。その地は別な者が治める。
そこそこ逃げて、いったん二人は別れる。この先どうするんだ、という話になり、〈目標のために旅してる〉というルナに「そうか、頑張れ」と
別れた直後に、道端の商人に、あっさり騙されそうになるルナを心配して、「貸しを返す! 剣士が安全な所までついていく!」
と、剣士が、力を貸すことになる。
とはいえ、二人とも、生活能力が全くない。手配書配られてて、宿泊のようなこともできない。
ルナは、昔、お婆さんに、お前は料理だけはするな! と言われた程の腕前。もちろん悪い方に。
「上達してるかも! 試しにやってみる!」
とやってみると、変わらず、壊滅的な腕前。まっ黒こげ。
剣士が、俺に貸せ、と言って料理をする。
剣士も同じ腕前。同じくらいまっ黒こげ。
魔法で水は出せるのでなんとかなる。
剣士と力合わせて、獣取る。狩猟の時、小さい奴は見過ごす。焼くくらいは両方にも出来た。
ルナは独特の祈りを捧げて食事をはじめる。
☆☆☆
魔法使いを目指している割にへっぽこ。
ここまでどうやって旅してきたんだ、と心配になるレベルだった。
ある戦いで、数が多くて、前衛を抜けられてしまう。
剣士が、「避けろ!」と叫ぶ。
しかし、あっさりと、体術で倒す。
戦闘が終わってから、「魔法使いじゃなかったのか!」という剣士にルナは、
「魔法使いは、まだ修業中なのです。」と平然と言い張る。
「得意な方使えよ!」
と当たり前のことを言うと、
「使わないと成長しないのです」
とまた正論を言う。確かになーと思いかけるが、センスあるんだから前衛すればいいのになーと思う一方で、前衛二人のパーティーもちょっとアレだな、と心の中で笑う。
考えている時に、一瞬、彼は脳裏に何かがよきる、が、そんなはずはないか、と首を振る。
彼には目的があった、妹の復讐という。
当時、既に両親がいなかった。
兄妹力を合わせて暮らしてきた。剣士もまだ大人ではなく、食べるものを得ることでいっぱいいっぱいだった。
頼れる大人は、父親の弟の家族のみ。彼に後ろ盾になってもらって、騎士の道を歩みはじめる。
その時は、まだ見習いだったが、既に頭角を現していた。
その団の見習いの中では一番強かった。
その地では猛獣がよく現れ、退治していた。中でも厄介なのが、ドラゴン。
しかし、ある日、幼い妹は無惨にも殺されてしまった。ドラゴンに。
叔父達が、無念そうに顔を伏せてそう、言った。
奇しくも、ドラゴンキラーになった時のことだった。
その時に贈られたのが、竜殺しの剣。
その日からドラゴンは彼の中で敵になった。
☆☆☆
旅を続けるうちに、主人公の正体が明らかになる。
主人公は竜だった。竜の中で普通の子だった。
それでも、めちゃ固い〈防御力高い〉し、飛んでいるみたいに屋根を飛び移れる。
しかし、剣士の目的は竜を殺すこと。妹が竜に殺されたと聞く。その復讐のためだった。
竜殺しと呼ばれる剣を抜き構える。
彼女はひょいひょい避けて、
「ちょっと聞いて! 竜は子どもを殺せない。」
と告げる。
「敵意を持って襲ってきたとしても、竜には、子どもは殺せないし、傷もつけられないんだよー」
と。確かに今まで、子ウサギとか、子にあたる動物すら殺していなかった。
それを聞いて、彼は調べることにした。
その結果、捕まるが、確かに、竜が殺したわけではなかった。
信用していた親類で、その血で作られたのが、この竜殺しの剣だった。
悔しい思いをする。が、もはや逃げることも出来ず、死ぬ運命だった。
諦めそうになるが、いや! まだだ! と足掻く。
その眺める綺麗な満月に、一つの黒点。
それが段々と大きくなり、施設に強い衝撃があたる。
一匹の竜だった。
普通の刃や矢などものともせずに、歩む。
そして、錆び付いた、竜殺しの剣。
怯むことなく、避けてたたき落とす。
「これは、剣士のものだよね」
と拾い上げて、彼の方に放る。
「行こう!」
と声をかけて、また仲間になった。
普通の子、<竜の世界では>普通の子、という発想は、元々それ単体でストーリーを作ろうとしていたのでした。
あれ、これ、前のやつにのっけられんじゃね! ってふと思いついて、少し進展しました。
薬師設定は今後消えるかもしれません。ルナさんがちょっと過剰搭載すぎるので……
これ書こうとすると相当長くなりそうで精神力必要そうなので、まあまったりと……
目標は、完成して公開! 間違っても未完成で後悔ではないんですよ?