表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
碧き守り神  作者: 巫
1/7

1日目 田舎への移動

ある日

俺は実家に帰ることになった。

正しくいえば実家ではないのだが、いわゆる『おじいちゃんとおばあちゃんのお家』と言うやつだ。

しかしそれによって発生する問題がある。

そう、実家は田舎なのでWiFiが飛んでいないのだ。

なので仕方なくポケットWiFiを購入したのだった。

もちろん自腹で。

俺「スマホにパソコン、充電器1式、カメラ、水筒、財布、着替え1式を4セット、枕、掛け布団、犬のぬいぐるみ、、、」

この時点でもわかる通り俺は枕が変わると寝れない通り越して掛け布団も変わると寝られない。

そんなこんなで準備終わり、テレビの時計を見ると今は19:34分、この近くで起きた殺人事件の犯人捜索のニュースが流れている。

俺「明日、俺はこの東京から離れるんだ、、、」

俺「でも田舎か、、、学校もないし楽しみだな、、」

そう、俺は学校に行かなくて済む。何故かって?田舎だから高校がないからだ。小学校と中学校しかないのだ。

俺「そろそろ寝るか、、、」

ポチッ

俺はテレビを消して早めに眠りについた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~次の日~

俺「今何時だ、、、?」

手に取ったスマホ画面に映るのは8:12分の文字

俺「急がないと遅れる、、、!」

予定では9:15分に車で家を出る予定だった。

~1時間後~

俺「ふう、、、間に合った、、、」

俺は父親の運転する車に乗って家を出た。

俺「何時頃に着きそう?」

父「うーん、、、渋滞が結構発生してるからな、、、午後4時くらいかな、、、?」

俺「そうか、、じゃあそれまで寝てるね」

父「おう、」

~7時間後~

父「そろそろ着くぞ」

俺「もう着くの、、?」

父「お前もう7時間たってるからな?」

俺「え?」

俺「まじかよ、、、どんだけ寝てるんだ俺、、」

父「こっちが聞きたいわ、それでこれ食べるか?」

俺「ん?なにこれおにぎり?」

父「お前寝たきりだったから昼飯食べてないだろ?」

俺「人を老人見たいに言うな、、、でもそうか、食べてなかったな、、」

モグモグ

俺「これ、鮭おにぎりか」

父「なんだ?気に入らなかったか?」

俺「美味しいけど、俺は『大きい高級キャビアおにぎり』の方が良かったな」

父「山に置いていくぞお前」

俺「どっちにしろ、実家には置いていくでしょ?」

父「仕事の為に少し家開けるからな。こっちの方が少し不便だろうけど心配はないしな」

俺「それで本音は?」

父「お前を家に置いておくと家が無くなりそうだからな」

俺「もう帰ってくんなよお前」

そんなこんなで実家に着いた。

俺「今日からお世話になります」

祖母「いいのよ、二人だけじゃ寂しかったしねぇ」

祖父「そうだな、息子も結婚して今は孫と遊ぶのが1番楽しいしな!」

祖母「でもやっぱり息子より孫の方が可愛いねぇ」

祖父「息子は結婚できるか心配だったけど、お前は大丈夫だな!」

祖母「息子は本当に苦労したけど、その分この子が可愛くみえるわぁ」

父「あのー、息子本人の前で息子のことボロクソに言うのやめません?」

俺「あれ?お父さんまだいたの?もう帰っていいよ?」

父「昨日まで田舎嫌がってたお前どこ行ったんだよ!」

そして俺は夕飯のおでんを食べて温かいお風呂に入って眠りについた、、、


お読み下さりありがとうございます。

「逃走メモ」の息抜きの為制作した小説です。

突然失踪したらすみません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ