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可憐なお嬢様はお忙しいことで  作者: アントネスク
1/1

転生と確認



ダキア大公国。バルク半島の東部に位置する中国。そして私の祖国だ。正確にはこの世界へ転生した後の祖国だ。


そう、要するに異世界転生というものをしたのだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――


前世(転生前の私)は大学生だった。

世界史が大好きで、とある大学で世界史を学んでいた。


ある日、私の長らくの夢であった独りでの海外旅行へ行くことになった。行先は私の大好きな国であるルーマニアである。

ルーマニアの首都ブカレストに着いた時に悲劇は起きた。


ルーマニアは雷雨、雷が轟いていた。

そして、雷雨など気にせず観光を楽しむ私に不幸にもその雷が直撃したのだった。雷の轟音とともに私は一生を終えた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――


目が覚めると、見知らぬ天井。


「お嬢様、お目覚めですか?」


「あ、はじめ…まして?」


困惑していた。唐突に目の前が光ったと思ったら、見知らぬ場所で見知らぬ人に話しかけられたからだ。


「あぁ、アントネシアお嬢様。寝ぼけているのですね。お身体は痛みますか?」


「いえ、大丈夫…です。」


途切れた記憶、見知らぬ天井、見知らぬ人に、お嬢様という私への呼称。日本の書籍文化は発展している。だからなのか、なんとも都合のいいことに、この状況だけでなんとなく察しがついてしまった。


異世界転生…


そんな言葉が頭に浮かんだ。



異世界転生でまず最初にすべき事。それは情報集めだ。

私の事、そしてこの世界の事を調べた。


まず私はヴラド・ヨハネス・アントネシアというらしい。

そして、ここはダキア大公国という国らしい。

さらに私はこの国の大公の娘らしく、王位継承権を持っているらしく、半年後には私がこの国の大公となるらしい。

なんとこの国は驚くことに私のいた世界より男女平等意識が高いようだ。

時代はおおよそ前世でいう近代の初めといった所のようだ。

少し前に大きな戦争があったらしく、今のどこも平和らしい。

そして、何よりも、この国には魔法があるらしいのだ。


ダキアは大きな戦争の前は大国であったが、今は落ちぶれてしまったらしい。そのせいか、国民の愛国心はうなぎのぼりだとか。

そして私は次の大公。


非常に楽しそうな未来が見えた気がする。


私はこの世界に期待を寄せた。


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