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The Warld Lines  作者: 拙者は乙マサ
1/1

壱−壱 

久しぶりにログインしたら、下書きのところにあったやつです。文章力も無い、想像力もない拙いものですが、どうか最後まで読んで頂ければ幸いです。あと、続きは恐らく無い気がするので、そこも重ねてご理解の程、よろしくお願いします。

2036.6/15.10:52


遂に此処まできた。実験は36回中36回、全て成功した。SPに見つかる前に早く飛びたいが、それにはいくらか準備が必要だ。座標の特定もしなければ。


飛行は3日後に決まった。いよいよだと思うと少し緊張するが、私には大事な使命がある。代表者として、どんな失敗も許されない。

私の身に何が起こるかわからない。なのでこれから成し遂げる偉業の過程を含め、この手帳に記していこうと思う。


世界を、自由を、奴らの勝手にはさせない。

我々は戦い続ける、時間の流れに逆らってでも。

             J.T.の手記1,P3~4より


2006.6/5.12:40


キーンコーンカーンコーン

ドッ、っと教室の中が騒がしくなった。睡魔も襲いくる中、空腹との戦いともやっとおさらばできる。なんで学校は昼休みの開始時間がこんなにも遅いのだろう。お昼のチャイムはもう40分も前に鳴り響いていたのに……。

そんなことよりも、早くこの胃袋に食べ物を詰め込まないと、俺の胃袋はもう限界に達してしまうところだ。なんてったって、俺は花の高校2年生、育ち盛り・食べ盛りなんだもん!

そんなことを考えながら、弁当を手に持った俺は屋上へと向かった。


屋上に入るための扉には、相も変わらず鍵がか掛かっていた。俺はポケットの中から鍵の形をした針金を取り出し、慣れた手つきで解錠した。高校1年の時に、とある先輩から授かったピッキング技術を使って。

こんなことを続けてもう一年ちょいが経つというのに、未だに先生には見つかってない。というのも、ここの校舎は旧棟の校舎で、来年に取り壊しが決定した場所。ボロっちいし新校舎の方が設備は良いしで、多くの教師・生徒は特別な理由がない限り、ここに足を踏み入れることがないない。一回もここに入ることなく卒業していった先輩たちも多いと思う。幽霊が出た、何て噂を聞いたときは、探検しに来る奴がくるんじゃないかとソワソワしてた時もあった。まぁ、幽霊なんて見たことないけどね。



弁当(ちなみに、彼女はいないので自分の手作りだよ)を食べ終わったが、まだ時間が10分以上残っていた。そこで俺は、弁当を横に置き、そのまま床の上に大の字形に寝転んだ。

ゆっくりと、ゆ~っくりと風に流されてゆく雲。そのすぐ左には、出来立ての飛行機雲がゆらゆらとゆれている。今日も空は生きている。そう思うと、自分もなんだかやる気が出てきてくる。

さて、午後の授業に向かおうか。

そう思い、とりあえず立とう、と体勢を前に倒したとき、なんだか変な感じがした。吐き気のような……クラっとするような……それでいて、なんだか懐かしい……?

ほんの一瞬のようだったけど、とても長く永く感じられた。

一体なにが。

好奇心旺盛な高校二年生には、とても気になることなのであった。


もしかしたら、これが物語の始まりだった。

のかもしれない。


しかし、少年がそれに気づく術はなかった。

今思うと、知りたくもなかったけどね。


2036.6/15.1(ここからは書き殴られていて読めない)


やつらだ。奴らが来た。もう仲間が何人か殺られた。くそ、こんなところで死んでたまるか。

仕方がない。座標の計算は機械に任せて、こっちは最低限の物を集めることにする。

犠牲になった仲間の分も、全て変えてみせる。

私が、私……が……。(水滴の様なものが染み込んでいる)

また、あとで…。

ここまで読んでくださりありがとう御座います。

つまんなかった、吐き気がした等々あるかと思いますが、最後までご閲覧いただき、誠にありがとうございます。

続きが気になる方(いたら涙目)がいらっしゃりましたら、お声をおかけくださればと思います。

本当にありがとうございました。

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