蛇の足とは知りながら(ネタバレ編)
「誰でも突然かかる病」解説というよりも裏話。
かなり軽い内容となっております。
蛇の足とは知りながら⑤
「誰でも突然かかる病」解説編その4『あとがき』
いえ、あとがきは解説じゃないって言うのはわかっているのですが。
むしろネタバレ編?・・・では、仕切りなおしまして。
「誰でも突然かかる病」ネタバレ編その1『総括』
何度も恐縮ですが、この話、もともと明治維新後のIF系物語でした。
どうして無国籍になったのか。
それは作者が、時代考証をするのが面倒だったから!!(キリッ!)
適当星人はどこまでも適当です。
それはさておき、おかげで文化とか日常とかの描写がほぼ皆無という、無茶な小説になってしまったのですが、まあスルースキルをお持ちの読者様には余裕で対応していただけたのではないかと・・・。完全読者頼りの投げやり小説。
一応ルールのようなものはありまして。
ファンタジー好きなら大抵の人が心得ている(なろうでは案外少数派?)、和製英語・カタカナ語・流行語の表記はしない。
基本ですね。トリップ物やら転生物ならともかく、ねえ。雰囲気ぶち壊しになりますから。特に時代がかった物語ですと。コメディーならまだしも。
しかし残念ながら、外来語を和訳した新しい言葉については、ちょっと知識不足で省くことはできませんでした。たぶん使っていると思います。
ちなみに、造語はありだと思います。(←やはり適当)
丁寧語・尊敬語・謙遜語については、一応気をつけているのですが、日常では使用しておりませんので、ひょっとしたら間違えているところがあるかもしれません。
この話、登場人物がみんな丁寧語で話すので、やたらと硬いというか。
ああ、この漢字の変換も、かなり気をつけているのですが、思い込みで間違えている可能性は否定できません。
登場人物は話す相手によって口調が変わっていたりしますので、違和感を覚えた方もいたかもしれません。が、普通そうですよね?身内とお客さんでは言葉を使い分けるものです。
何故か言い訳めいた内容になってしまい、申し訳ありません。
あとがきちゃうやんって思ったあなた(いるのか?)に、取って置きの暴露を。
最終話で、なかなか終わりの雰囲気にもっていけなかったのですが、おかげで全く書くつもりのなかったタイトルが、会話中に出現しました。
作者もびっくり。
かと言って、タイトルの後、教訓的なことを言ってエンドというのもどうよ?と思い、その後もうだうだ会話が続いてゆきましたとさ。
とっとと終われ、と思いながら書いていた、作品に対する愛情の希薄な作者(笑)。
蛇の足とは知りながら⑥
「誰でも突然かかる病」解説編その5『登場人物紹介』
別名ネタバレ編その2『ネーミングセンスがない』です。
ひとまず今回で「誰でも」の解説はラスト。
万一読者様から質問がございましたらその時は更新いたします。
さて、登場人物紹介ですが。
くどい事とは思いつつ、このお話は「明治もの」が元。つまり登場人物はみんな日本人だったんですねー。
作者、ネーミングセンスのなさは笑えるレベルと自負しております。
が、がんばってカタカナ名前を考えました。
ちなみに、題名を考えるのも苦手です。
と、言うわけで、今回は書くのは全くの自己満足という、元の名前を暴露!
では行ってみよう。
《1番、主人公、ヘーデン君》
平田君でした。・・・まんま、何のひねりもありません。こんなところまで不憫な主人公。ちなみに、この「主人公」というのは、恋愛をテーマとして物語を見た場合に中心となる人物であることからそう呼んでいます。
一応方言キャラではありますが、興奮した時に少し出るくらい、という設定。その心は、作者の地元でもない方言を調べるのが面倒・・・。
職業は警察官ですね。仕事しているところが最終話の数行しかありませんが。ココス島・ターシャン出身。→九州・薩摩出身。薩摩言葉なんてわかりません・・・。しかしながら、完璧に薩摩言葉を操れたところで、いちいち標準語を併記するのは面倒なのでしなかったことでしょう。ということにしといてください。
《2番、ヒロイン、リシアさん》
お富士さんでした。・・・元の名前の原型をとどめていない度第一位か?
連想ゲーム、お富士→フジ→フージリアとか?→フリージアに似てる→リシア
そういえば似た名前の(同じだったかも?)キャラクターを他の作品で見かけた覚えがありますね。フリージアから名前をとったって言う。アレ、これってパクリになるんでしょうか。
真面目少女。看護士さんをしています。エミーシャ島、カダッテ出身→北海道(蝦夷)、函館出身。・・・すみません、北海道の方言ってどんなんでしょうか・・・。という理由により、たぶん標準語。
《3番、裏主人公、ヨリアス》
豊次郎さんです(ヨしか原形をとどめていない)。モデルの人物は(わかるとは思いますが)非公開で。
ウーサス地方出身→武州、つまり武蔵国。でも言葉遣いは政都弁(江戸弁)設定でした。しかし、(以下略)。ところで彼の言葉は商人風のつもりなのであんなんですが、これを一心太助(魚屋)風にすると、人格崩壊起こします。(「てやんでい、宵越しの金はもたねぇもんでぇ!」)後、「かぇ」表記のところを「け」で読むと田舎度が上がって楽しい。がんばって方言風にしたのですが(油断すると標準語っぽくなる)、どこの方言かは調べていない。
実は彼、本人も気付いていないけれど妖怪ですっていう、へんてこ設定があります。これが生かせるならファンタジーになったんですが。ちなみに「覚り」です。そして彼が主役の、戦乱直後辺りのネタもあるんですが、暗い。しかも「誰でも」よりさらに作者の自己満足臭が漂っているので、公開するかは未定。それに勢いだけで書いていたので、落ちがないんですよねー。あ、これも公開する場合は無国籍加工をします。興味のある方があればご一報を。
《4番、野次馬その1、アーベイ氏》
ルアーク・アーベイ氏、元は実在の人物なんですが。たぶんあまり有名ではないと信じて公開、阿部 隆明 さんです。
完全に人格は創作ですので、あしからず。
エミーシャ島の政庁があるラッパルで、お役人をしています。→札幌で道庁勤務?適当星人の実力発揮、函館と札幌の距離は、調べていません!つまり、二日三日歩いたところで函館から札幌には・・・?地図も見ていない。
そういえば、家族でカダッテに訪れた時、いくらなんでも10日以上の休暇を取れたとは思えませんので、きっと仕事のついでに家族も連れてきたのでしょう。もちろん自費ですよね、アーベイ氏?
《5番、野次馬その2、サーシャさん》
小夜香さんでした。結構響きが近い?
書いているうちに、そういえばこの子は学校はないのかと疑問に。日中は何をしているのかなー?そこまで考えていなかった。反省点ですね。
ツッコミ担当。外見も性格も父親似。彼女が出てきてやっと少しコメディーラインが入れられた?
妖怪娘(自覚なし)なので、独白部分がちょっと電波っぽかったでしょうか。感情の色が見えるって、使えるような使えないような能力ですね。
《6番、奥様、シンシアさん》
おシンさんでした。けっこうまんまですね。(架空の人物です)
アーベイ氏の奥さん、二児の子持ち。書いていて気楽な御人でした。が、うっかり矛盾を含んだ発言をさせそうになるので、フォローが必要。
ついでに、セリフのなかった子供たち、ルーシスとルーシャ→隆正と志津でした。もちろんこちらも架空の人物です。名前をカタカナにするにあたり、響きを近いものにしました。
《7番、母様、イェナさん》
お永さんでした。かなりひねり出すのに苦労した覚えが。元の名前がシンプルすぎて、長い名前にならないというか。
むっちゃ丁寧に話す人。娘二人の言葉遣いの御手本はこの人ですね。
しかし、まともにしゃべったのは最終話だけですが、言葉は遜っていても、行動(盗み聞き)はアウトでしょう。つまり、この人も結構中身は・・・という、似たもの夫婦の予感。後、誘導尋問とか得意そうですよね。
この人も看護士をしています。娘は結構大きな病院勤務ですが、彼女は個人医院に勤めています。
《8番、お寺の見習い、セージさん》
清治さんでした。もちろん架空の人物、というか、実在はアーベイ氏とヨリアスさんの元の人物だけです(ヨリアスさんは、死亡後名前を変えたので、「元」の人物)。えー、名前は適当なのですが、そのまんまの読みですね。
おしゃべり好きのお寺の見習いさん。たぶん十代半ばから二十代半ば、かな?とはいっても、言って良いことと悪いことの区別くらいはつく人物です。
《9番、先輩、ムジカ氏》
水口氏。かなり適当に名付けました。平田→田んぼ→水田→水→水口、とかそのくらい適当。大体もとの名前の母音と子音をばらばらにして、何となく名前っぽい響きになったら採用しています。
もちろん彼も警察の人ですね。最終話にチラッと出てくるだけの、以前存在だけにおわせた柔術を指導してくれている先輩です。出身地は不明。熱い男。
《番外、子守のマァサ、下男のラクス》
マァサ→お玉、ラクス→寅吉。一応上記9名はセリフのあった人ですね。この二人はなかったので、番外。
以上、本編中の登場人物紹介でした。名前だけの人たちは、実在の人物なので、非公開といたします。いや、ファンとかいたらまずいし。とはいえ、ファンなら何となく分かる仕様になっているのではないかと。(興味ないか)
いえ、わたしは歴オタではありませんよ?そんな歴オタに失礼な。
たまに嵌まる事があるだけです。はい。(浅いから、すぐに内容を忘れるんですよね・・・)
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