火。
メラメラと燃える赤い火。
この世に存在するのに、形さえ決まっていないそれは、
いったい何のためのあるのだろう。
熱を発する赤い火。
時と人を傷つけ、時に人を温める、
悪魔にも、天使にもなるそれは、いったいどんな役割を持つのだろう。
大きさを変え、勢いを変え、時には色さえ変えながら、人に様々な爪痕を残すそれは、
神が大地に与えた罰なのか、恵みなのか、はたまたは両方か。
否、神は与えはしたが、それを定義などはしていない
それを決めるのは我々次第なのだから
火はいつも見ている、メラメラと、
ほくそ笑みながら
さぁ、私を使えるかい、使いこなせるかい?
その身を熱に焦がす覚悟があるのかい?
その資格があるのなら恵みを与えましょう。
その資格が無ければ罰を与えましょう。
火は見ている、我々を
もしかすれば、それは神の目そのものなのかもしれないな
メラメラと燃える赤い火。
それは我々の心にも宿っている
それすらも神が与えた目なのか、それともこちらは我々自身が生み出した別の火なのか、それは分からない
だが同じく、火は問いかけてくる
私を使いこなせるかい?その身を熱で焦がす覚悟はあるのかい?
時に人を傷つけ、時に人を癒す、それは火
激しく燃えるか、静かに消えるか、はたまた周りを巻き込み燃えるのか
それを決めるのは我々次第、
今日も火は問いかけてくる、メラメラと燃えながら
さぁ、どんな風に燃えようか?
僕はせめて願う、どうか僕の火は、この内に燻る熱は、
どうか人を明るく照らすものであってくれ、どうか人を癒すものであってくれ
どうか、どうか......
僕は生きる、この火を抑えながら、この火に問いかけられながら、今日を生きる
いつかこの身から、燻る熱が消えるその日まで、
はたまたこの熱がこの身を焦がしきるその日まで




