表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

火。

作者: 赤城優也
掲載日:2026/05/01

メラメラと燃える赤い火。


この世に存在するのに、形さえ決まっていないそれは、

いったい何のためのあるのだろう。


熱を発する赤い火。


時と人を傷つけ、時に人を温める、

悪魔にも、天使にもなるそれは、いったいどんな役割を持つのだろう。


大きさを変え、勢いを変え、時には色さえ変えながら、人に様々な爪痕を残すそれは、

神が大地に与えた罰なのか、恵みなのか、はたまたは両方か。


否、神は与えはしたが、それを定義などはしていない


それを決めるのは我々次第なのだから


火はいつも見ている、メラメラと、

ほくそ笑みながら


さぁ、私を使えるかい、使いこなせるかい?

その身を熱に焦がす覚悟があるのかい?


その資格があるのなら恵みを与えましょう。


その資格が無ければ罰を与えましょう。


火は見ている、我々を


もしかすれば、それは神の目そのものなのかもしれないな


メラメラと燃える赤い火。


それは我々の心にも宿っている

それすらも神が与えた目なのか、それともこちらは我々自身が生み出した別の火なのか、それは分からない


だが同じく、火は問いかけてくる


私を使いこなせるかい?その身を熱で焦がす覚悟はあるのかい?


時に人を傷つけ、時に人を癒す、それは火


激しく燃えるか、静かに消えるか、はたまた周りを巻き込み燃えるのか


それを決めるのは我々次第、


今日も火は問いかけてくる、メラメラと燃えながら

さぁ、どんな風に燃えようか?


僕はせめて願う、どうか僕の火は、この内に燻る熱は、

どうか人を明るく照らすものであってくれ、どうか人を癒すものであってくれ


どうか、どうか......


僕は生きる、この火を抑えながら、この火に問いかけられながら、今日を生きる

いつかこの身から、燻る熱が消えるその日まで、

はたまたこの熱がこの身を焦がしきるその日まで







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ