ガンダムSEED FREEDOM の感想つらつら
これは、2024年1月公開の映画「ガンダムSEED FREEDOM 」の登場人物を中心にした雑感です。加筆あり。
ざっくりいって、ハッピーエンドの玉手箱です。
似ている映画は、プリキュアオールスターと思いました。
ツッコミどころ満載ですが、無印も運命もツッコミどころしかないアニメだったので、着地点は間違ってナイと思います。
ひとことでいうと、面白かった!!! です。
もう一度、シンを愛でにいきたいなあと思いました。
ネタバレしない情報とオススメポイントは
「戦闘シーンカッコいい!めちゃ動いて目が回るくらい」
「音楽最高! やっぱ西川さんだよねー。seesawだよねー!」
「ご当地ポスター良き! 特に秋田県www」でした。
以下は、ネタバレしますので、視聴前の方は自己責任でお願いします。
あと当方、アスラン&カガリ推しなので、このカップルが苦手な方も退避してください。
シンルナとイザシホも推してます。
腐の嗜みもありますが、自分は読み専なので言及なしです。
キャラ語り、disり、うざいです。すいません。
ものすごーくなんでも許せる人向けです。
コンパス
本気出したら世界征服できる戦闘テロ集団
キラ
本作ウジウジ担当。誰かがウジウジするからこそSEED。
運命でふっきったんじゃないん? と、突っ込んだら話が終わっちゃうから、しない。
どこかのアスランとシンちゃんが強すぎたからか、キラの持ち味の絶対的強者感が拝めなくて残念。
でも、本来のキラってこういう子だよなあ。温厚でのんびりな牡牛座。むしろ、ラクスが最強だった。
ラクス
夜会ドレスが、悪役令嬢系腹黒ピンクヒロインみたいだった。
「必要だから愛するのではありません! 愛しているから必要なのです!」は、本作を象徴する名セリフ。
昔から人間味が薄いなーと思ってたんだけど、今回納得した。この子、コーディネーターってより女神に近い存在だわ。
女神に近いカリスマと自己評価を上方修正した最強コーディネーターのカップルって、デスデニープランでは統制しきれない怖さがあると思うんだけど。防衛本能で引き裂こうとしたんかな。オルフェ。
シン
本作の絶対的可愛い担当。ルナマリアと箱推し決定!
しゃべって可愛い、拗ねて可愛い、ごはん盛って可愛い。殴られて可愛い。戦って可愛い。なんだこの可愛い生き物は。
スタンドも笑うしかないつええし。
運命では残念な狂犬だったのに、理想の黒柴に育ちました。虐待されて保護されたワンコが、大事にされて元気になったみたいな。
ああ、シンちゃん可愛い。ずっと眺めたい。愛でたい。
ルナマリア
シンちゃんは、わんこオブわんこなので、世話好き女子がピッタリだと思う。ライバルはキラ。キラを飼い主認定しちゃったから、ルナはつがい認定されてください。お願いします。
で、完全に主観だけど、この作品でビジュアルと性格が1番可愛い女子も、ルナと思う。
アグネス
「スカッとジャパン」に出てきそうな、女の敵系女子。
ルナとのキャットファイト、面白かった。
どう考えてもルナのが可愛い。メジャーアイドルグループのセンターと、ダウナー系地下アイドルくらい差がある。
良きなスパイスキャラでした。帰ったら刑罰と降格な?
ヒルダ姐さん
カッコいいしかない。しゅき。
マリュー
最強の艦長。炎上するアークエンジェルでムウに助け出された時、ドキッとした。い、色っぽい!!
大人や。大人な色気や。胸は揺れない方が良いです。
ムウ
アカツキとこの人の組み合わせ、めっちゃ安心する。
不可能を可能にするのも楽じゃないネ!
ナチュラルにしては強すぎ?
アークエンジェルは、大概ナチュラル離れしてるけど。
ノイマン
最強過ぎる操縦士。巨大な戦艦でドリフトする人。
戦争に勝ちたいなら、必ず味方陣営に引き入れるべき逸材。
ルルーシ……アーノルド
早口技術者。以下ノイマン2文目と同文。
ターミナル
便利屋さん
アスラン
映画館に足を運ぶきっかけになった人。前評判でおもしれー男になったと聞いて。
無印時代のウジウジ、運命時代の迷走を乗り越えて、ズゴックで笑いをとる名人芸に目覚めた模様。シャアは怒っていいよ。
殴り合いに容赦ないし、ガンダムヒーローとしてどうなんだって敵エースの倒し方するけど、やっぱ強い。カッコいい。
けど、……ガチ夢勢やガチ腐勢は、見ない方が良いかもしれないと思わないこともないです。はい。
メイリン
最強ハッカー。ノイマン、アーノルド同様に敵に回したらあかん子。
アスランへの恋慕は消滅したように見えた。心を読む敵を前に、惚れた女の肌色妄想する男は、やめて正解……。
オーブ首相国
ヤバいもんは地下に仕舞う。百発不百中がお家芸。
カガリ
だいぶこなれてきたけど、やっぱし腹芸苦手な国家主席。偉い人リモートで「キラはそんなことしない」はあかん。
「キラにそんな度胸はない」が正解。あれ???
ぶっちゃけ、序盤はもうおねショタでいいんじゃないかと思ってた。が、あんなアスランになったのは多分カガリが原因なので、責任持って最後まで面倒を見るべし。
トーヤ
可愛い。最初はおねショタでもいいかと思った。可愛い。
将来は、見た目穏やかな腹黒に育つと良いな。
ザフト
いろんな思惑や派閥があるようです。
イザーク
叫んで喚くキレキャラだったのに、対話で説得を試みる大人になって、感慨深い。
大真面目にはっちゃけたアスランとは逆に、まっとうな常識人に育った模様。たぶん、この作品で1番カッコいい男←私見
ディアッカ
どうしよう。まともになりすぎて同一人物に見えない。
シホ
運命時代からビジュアル好きでした。出てくれて嬉しい。
監督曰く、いざママの嫁選定にロックオンされた模様。
イザシホは、お見合い結婚推奨です。
直属の上司部下だから、信頼関係を1から築く必要なし。互いに多忙で恋人いない。ディアッカのウザ絡みに耐えられる嫁って希少か……? みたいなノリで婚約。
初夜になって初めて「ずっとお慕いしておりました。幾久しくよろしくお願いします」て三つ指つかれてイザーク陥落、が理想の妄想です。
イザーク母
1番可愛いのはルナだけど、1番美人なのは多分この方と思うの。
ファウンデーション王国
動きがオペラがお家芸。
アウラ
心が見た目のロリババァ。
デスデニープランうんぬんより何より、レクイエムを連射したかっただけだと思う。幼心の暴走。
オルフェ
華々しき当て馬。言ってることは、実はあんま間違ってなかったとも思う。
デスデニープランは最上辺と最底辺には優しい仕組み。
ただ、「生計はたてられるが、一流には及ばない」能力的マジョリティが視野にない。なんらかの障害で仕事ができなくなった時の受け皿も見えない理想論なので、統制しきれないと思うの。
アウラではなくカガリと組んで「まー、みんな違ってみんな良いんじゃね?」を理論化、実現化すれば、ガチで戦争を終結させるカリスマ指導者になれたかもしれない。
本当は愛されたかった幼子。愛されていたのにね。
イングリッド
素質に合った職務を全うした結果、バグを対処しきれなくなった例。アコードは戦闘能力や知力といったハード面は強いけど、メンタルが打たれ弱い。情緒の脆弱性も気になる。
悲劇の人。最後は幸せだったのかな。
シュラ
アスランの被害者。
アホな男子の健康(?)な妄想への耐性のなさも、アコードの脆弱性なのか。戦った相手が悪かっただけか。……後者な気がする。合掌。
ブラックナイトの皆さん
愛機が嬉しすぎて本気とスタンドを出したシンちゃんに無双され、ヒルダ姐さんに仇打ちされた。
コーディネーターを超えた強さ、とは???
その他
ハロ
ツッコミ担当。おにぎりかわいい。
ステラ
最強スタンドになりました。てへ♪
デュランダル議長
やっぱ、影響力強いなあ。
アウラとこの人の決定的な違いは、科学者だけでなく、政治家や宣伝屋の顔も持っていた点と思う。
デスデニープランを早急に推し進めさえしなけりゃ、30年くらいかけてジワジワ浸透させときゃ、野望達成できただろうにネって感じ。人身掌握とか政治的駆け引きとか、すごいし。清廉潔白な顔して、必要悪をガンガン利用するし。
アウラはデュランダル役をオルフェにやらせたけど、情緒未成熟なオルフェにはあまりに役不足だった。アウラには情緒の存在や役割を重視できないんだよね。だから、アコードの脆弱性に気がつかない。
デュランダルは他者の能力を遺伝子でしか識別しないし、他者を利用することに罪悪感ゼロなサイコパスなのに、人としてありきたりの喪失感や愛情も知っていた。結婚できなかったタニアさんと関係を持ったり、自分を撃ったレイを理解したり。
SEED世界は愛を知る人が強いので、そういう意味でも魅力的な敵役だったと思う。何より声がよろしい!←これな