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朝餉の卓の定例~始まりの篇~
1
父の寝ぼけ顔。寝癖があり、だらしがない。
母のせわしない顔。今日の一番仕事を終え、一息。
私は寝不足。少し夜遅くまで起きていた。
母から小言を貰う。
僅かな沈黙。安心する。
そして、息を揃える。
「いただきます」
2
今日はゆったり。
愛する人が微笑む。
照れる。
微笑み返す。
少し寝ぼけた顔に安心を覚える。
自分の寝ぼけ顔に小言が一つ。
心地よい空気が流れる。
今日の予定を言う。言われる。
取り留めない。
そして。
「いただきます」