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海の幸

モハメッド達に連れられ防波堤を渡り壁のギリギリ近くまで到着した。

シャチいわくこの場は穴場で他の奴等は誰もこないらしい。


モハメッド「とりあえず、ここで各々頑張ってみようか?食べられるかは後で確認するよ!」


マンゾウとコウシロウは勢いよく飛んでいった。


俺も少し皆と離れた場所へと移動する。


ユウキ(よし、ここまで来れば大丈夫か・・・まずは・・・、遅くなったけど今日の分のガチャをと。)

ユウキ「ガチャ!!」

ユウキの前に光輝くガチャが現れる。いくら皆から離れてるとはいえこの神々しい程光ってる物が皆に見えていないか心配になる。


ユウキは素早くガチャを回す。


【SR 整理整頓・・・不要な物は捨てあらゆる物を整える】


ユウキ(これは、家事スキルか????あまり、役にはたちそうもないな・・・。)


ユウキは異空間収納から車のミラーを取り出し自分に鑑定をかける。


・ユウキ 男性 


Lv.1

HP:10

力 : 3+9

速さ: 5+6

知力:97+1


固有スキル 

・『ガチャガチャ』・・・1日1回無料でガチャが引ける。課金あり。



スキル 

・UR 異空間収納・・・異空間へ物質を出し入れできる。生物は不可

・SSR 前世の記憶・・・前世の記憶を呼び戻す

・SR  鑑定Ⅰ・・・対象の情報を表示する

・SR  整理整頓・・・不要な物は捨てあらゆる物を整える

・C  力+9・・・・ほんの少し強くなる

・C  速さ+6・・・・ほんの少し速くなる 

・C  知力+1・・・・ほんの少し賢くなる


ユウキ(おっ!ステータスが整理されている・・・・ということは・・・・。)


【異空間収納】

・鍋(空)

・フライパン(野草とキノコの炒め物入り)

・塩

・工具箱(工具一式入り)

・道具袋(鎌(小)、スコップ(小))

・椅子(木製)

・石(小)×9

・石(中)×6

・石(大)×6

・ナズナ ×2 

・セリ  ×2  

・ヨモギ 

・ゼンマイ×3

・タラの芽×3

・クリタケ

・アミタケ×2

・チチタケ×3

・ムカゴ ×6

・薪   ×4

・火打石

・袋(枯葉入り)


ユウキ(おぉ、だいぶ見やすくなったな・・・・・・。)


ユウキは一通り確認を終えると海辺へと視線を移す。

ユウキ(こちらに海水が来ているということはここの壁には穴が開いているのか・・・)

ユウキが立っている防波堤から壁まで10Mは海が広がっている。防波堤の前にはテトラポットが乱雑に置かれているが中にはボロボロに崩れていたり欠けている物が目立った。

その風景にユウキは前世からの年月の長さを感じるると共に滅びかけている文明の未来に憂いを抱くのであった。


マンゾウとコウシロウはテトラポットを渡り歩き色々拾っているようだ。

モハメッドとシャチは小さな網を使い地引網のように漁をしていた。

アインはバケツに紐を結び海に投げ入れては引き上げているが、あれではろくに収穫はないだろう。


ユウキ(さて、俺はどうするか・・・・・このまま、俺もテトラ付近を攻めてみてもいいが。それより手っ取り早いのは・・・・)

ユウキはおもむろに服を脱ぎ始めた。



ドボン!

肌を刺すような冷たさがユウキを襲う。

ユウキは飛び込んだ事を早くも後悔し始めていた。

思ったより海水は透明度が高いようだが今の夕方の時間帯は陽の光が乏しく視界がはっきりとしない。

ユウキ(せめて、ゴーグルでもあればな・・・・・)

その時とっさにユウキは思いつく。


ユウキ(鑑定!)




イワシ・・・食用可  ~~~      イワシ・・・食用可    ~~~~~~~~

       イワシ・・・食用可

                     イワシ・・・食用可   ~~~~  フグ・・・食用一部不可

               ~~~~~~~       ~~~~~

           ~~~~~~                     ~~~~

~~~~~              ~~~~~~


アサリ・・・食用可      コンブ・・・海藻。食用可 コンブ・・・海藻。食用可  ~~~~

 ~~   コンブ・・・海藻。食用可 コンブ・・・海藻。食用可  ハマグリ・・・食用可

 ヒラメ・・・食用可    サンゴ・・・食用不可       



ユウキ(よし、これならはっきりとわかるぞ。)

ユウキは表示に向かい海の幸を採取する。採取した物は異空間収納へ入れた。ただ、貝類は生き物の為収納することはできなかった。その為、それらはテトラポットの淵に集めることにした。

鑑定で見ると結構この海でも魚介類は豊富だ。 海藻なんかも生い茂るように生えている。

流石に素手では魚は捕まえられなかったので明日は道具を用意しよう。

そんなことを考えながらユウキは海の幸を次々と採取していった。




30分後・・・・

ユウキの周りを皆が唖然とした表情で取り囲んでいた。



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