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#18『無痛で愛は叫べない/1』

「悪魔だよ。お前は、悪魔だ」

 これは紛れもない独り言だ。誰にも伝える必要のない言葉の羅列だ。ただし、その言葉には、隠しきれない熱が籠っていた。どうしてこんなにも感情的になってしまうのか。――今となってしまえば、僕は僕を分からなくなってしまっていた。

「鐘来あざみ……、お前は僕を狂わせ続けた」

今の僕はきっと、強固な建前なんて持ち合わせていないんだろう。頭蓋の中身が煮沸されていると錯覚するくらいに、頭に血がのぼっている。この激情を建前だって言い張ることはもはやナンセンスだった。

 だけど、何故だろう。悪い気はしない。

 ――ふと、思い出すのは、転校前のトラウマ。告白しただけでクラスの晒し者になったお話である。

クラスでも比較的に地味な人間だった僕は、不運にもそのクラスでもキラキラしていた女の子を好きになってしまった。きっと、女子慣れをしていなかったがために、挨拶一つされただけで惹かれてしまったのだろう。

良く言えば単純。悪く言えばカモ――どうやら、罠に飛び込んでしまった僕は、とんでもない仕打ちを受けてしまった、というわけだ。

それ以来、本音を出すのを躊躇っている。恋愛感情はもちろん、それ以外でも。

フラッシュバックが怖いから、僕はいつでも建前の盾へと逃げ隠れる。きっと、そのまま、殻に閉じこもっていれば、傷つくことなんてなかっただろう。

 だけど。

 愚かしくも、僕は再び殻を破ろうとしている。

 たった一人の少女の本心を覗くために。

 思わず、吹き出してしまいそうになる。心のどこかでは、きっと欲していた感情だ。

 隠したくても、隠しきれなかった感情だ。

 何度でも問うてもいい。――僕が、再びこの感情を抱いていいのか、と。

何度でも問うてもいい。――僕が、再びこの感情を表していいのか、と。

自問自答のような自問他答。きっと、どこかの誰かに答えを求めている。

いや。

(『どこかの誰か』なんて確証のない誰かに答えを求めているわけじゃないだろ?)

『誰か』の座は、もうたった一人の少女に託されている。

「いつぶりだろう……?」

 無意識に、脚は動きを止めなかったらしい。電車に揺られ、いくつかの駅を超えた先にある最寄駅から数分歩けば、そこには僕の行き着くべき場所があった。

 つまるところ、僕が答えを求めるべき人間は。

 ――――鐘来あざみしかいない。

 惑いは、ない。

 僕は、インターホンを鳴らした。帰ってくる声はなかった。

 ただ、扉越しに、さめざめと泣く声があった。

 日が暮れていた。夕日の橙を呑み込んだ空の藍色を見上げる。

 果たして、僕が伝えるべき言葉は何なのだろう?

 扉に背中を預ける。

あざみの鼓動が伝わってきている。きっと、気のせいだろうけど。

壁越しに僕は、彼女と繋がっている気分になった。たとえ、それが僕の単なる思い込みだったとしても――彼女が僕に無関心だったとしても構わない。

 独りよがりでも、もう、この感情に嘘を吐きたくなかったから。


※  ※  ※  ※  ※


「……そこに、いるのは……オキナ君?」

「ようやく気付いたんだ。かれこれ、一時間は扉の前に居たんだけどさ」

 感情を吐き出すことに疲れたのだろう、あざみはとうとう泣き止んだ。

静かになった玄関先。僕は相変わらず玄関に背中を預けていて、きっと、彼女も同じようにしているのだろう。

しゃがれ声だ。一時間も泣きっぱなしなら、そうなるのも無理はない。むしろ、どうしてそんなに泣き続けられるんだって思う。本音を吐き出さない僕からしてみれば、――いや、本音を吐き出していたころの僕でさえ、こんなに泣き喚いたことはなかった。男の子だから? 『男は泣かないのが美徳』――って、暗黙の了解を僕は世間から知らず知らずのうちに受け取っていたのかもしれない。いなかったとしても、僕はあざみほどに感受性は豊かじゃない。つまり、ただただ泣き喚くことはできなかった。

 ちょっとだけ。

 ほんのちょっとだけ、そんな彼女が羨ましいと思った。

「…………はは。かなり、恥ずかしいね。これ。まさか、君にこんなしょうもない姿を見せるなんて思ってもいなかったから」

 どうして、泣くことがしょうもないのか? と問おうとしたが、あざみは僕が間に入ることを許さなかった。

「だけど、もうあなたとはお終いだよ。オキナ君。――いいや、」

「――水瀬おきな君。そう言い換えて、距離感を開けようとするんだよね? 知ってる」

「知ってるなら、話が早いね」

「話が早いけど、きっと君の――――お前の、結論と僕の結論は平行線だろうよ」

「はは……あなたはそっちが、本当の口調なんだね」

 隠す気はない。隠せる気もしなかった。

 お前だけには、全部曝け出してみせようじゃないか。

「鐘来あざみ」僕は、彼女の名を。

「水瀬おきな」彼女は、僕の名を。

 ――唱えたのは同時。

 お前は、僕にとっての好敵手であってください、なんて。

 今更、そんな本心を伝えられるとは思っていない。

 建前だらけで過ごしてきた僕らのたった数ヶ月に果たして意味なんてあったのか?

 そんなことは、今になっては分からない。

 きっと、ずっとずっと先。ふと、「そんな日々もあった」って思い返したときに実感できるのだろう。できないかもしれないけれど。

「僕は、お前が好きだ」

「私は、あなたが嫌いだよ」

 嘘か、本当か。

その嘘は、隠し通して後悔しない嘘か。

その本当は、貫き通して恥じない本当か。

 本音で荒んだ僕は、再び、本音を曝け出す。

 きっと、僕はカモだから、何の物怖じもせずに、また誰かに本音を伝えてしまうのだろう。

 ええい、ままよ! の精神で。

 僕と彼女の平行線を、交わらせるためのちっぽけな戦争が始まろうとしていた。

 隔てる国境線は、厚さ数センチの玄関だけだ。

 十割本心、言葉の銃口を突き付けよう。

 十割虚言、言葉の城壁で固く守ろう。


 発破をかけたのは、鐘来あざみだった。

「そもそも、私たちは恋人関係ではありません。恋人関係を語った契約をしただけ」

 そうでしょう? ――彼女からの宣戦布告は、確かに理に適っている。僕が用意したカードだった。

ただ、残念かな。

僕は、あくまで本音を貫き通すスタイルで、あざみを言いくるめようとしているが。

お前と付き合い始めた頃の僕は、理論武装のひねくれ者だったんだぜ?

「残念ながら、『恋人関係契約』こそ、僕の建前だったんだぜ?」

「……そんなの後だしジャンケンじゃない」

「ひねくれているから、後出しだって、いくらでも同時出しにできる。何なら先出でもいいさ」

「――わけ、わからない」

「分からなくて結構。つまりはそういうこと――って収めちまえばいい。僕とお前は『最初から純粋な恋人関係だった』、いいね?」

 理論武装は誇大化する。今度は僕の番だ。

「さて……かくいう君も僕と恋人関係を持つにあたって、なんか分厚いマニュアルを作っていたよな?」

「契約者のようなものだよ。もう捨てちゃったよ」

「捨てた……っていうと、データを消去した、ということか?」

「元が電子ファイルだから、そういうことになるね」

 ――詰めが甘いぞ。扉越しに思わず吹き出してしまいそうになった。

「お前が持っていないなら、俺が持っていればいい」

「そういう問題? というか、貴方にマニュアルのファイルを渡した覚えはないんだけど」

「とりあえず、そんなマニュアル――いいや、黒歴史ノートって改めた方がいいかもな。その黒歴史ノートが残っていれば、少しはお前が恋愛に本気だったことを証明できるだろ? そして、僕はそのノートを持っている」

「持っている? まさか、データを盗むなんて芸当をしたの?」

「いいや、もっと簡単な方法だ」

 携帯を開いた。画面にはびっしりと埋め尽くされたメモ欄。

「第一項――」

 彼女は、これまでに大きな過ちを犯していて、その過ちをうっかり見落としている。

 二項、三項……十項まではもはや暗記している。あと数十項も、内容は頭に入っている。ちなみにこの日のためにわざわざ覚えてきたわけではない。というか、なん十項もわざわざ覚えていられるか。

「え、なんで……、どうして貴方がそのデータを持っているの?」

「だから、データは持っていないんだって」

「だったら」

「――写本って知ってるか?」

 ドアの向こうに静謐。耳元、微かにしまったの声があった。単なる思い違いかもしれないけれど。

「まさか、私の言葉を暗記したって……」

「そんなの無理だと思うだろ。だけど、お前はここで重大なミスをしているんだ」

「ミス? いったい私がどんなミスをしたって……、!?」

息を呑む音。これは思い違いではない。確かに、耳は捉えていた。

「お気づきのようだが、お前は黒歴史ノートを何度も僕に聞かせていたよな?」

 付き合うことにした次の日から、デートの日から……今の今まで。彼女は僕と恋人をしているとき、黒歴史ノートの内容をいちいち僕に教えてくるのだった。

 理想的なカップルでいるために。

「…………」

 声は、それっきり。うう、と唸る声が、断続的に耳に入る。

空――見上げれば、もう藍色は濃厚な紺に領地を侵されている。雲一つない空ではきっと幾千幾億の星々が踊っているんだろうけれど、生憎地上の人工物による光が踊りに群がっているため、はっきりと確認することはできない。

 僕らは人工の光からも見放されたアパートの扉越しで僕らだけの物語を演じている。

 演じている。――つまりは、僕の言葉は全て、『台本通り』なのだろう。そう、台本通り。ただし、肝心の台本は、秒刻みで、僕の手によって生み出されている。

 さあ、今宵の台本は、幸福な終わりを望むか、不幸な終わりを望むか。

 君なら、どうする。――鐘来あざみ。

 口元が、細く、歪む。

心と心を握りつぶすような二人だけの戦争。

スパートをかける。


※  ※  ※  ※  ※


「……負けました、とは言わないよ」

 扉越しに声。唸る声が止んで暫くしてからのことだった。外の空気は、冬に近付いているせいか、澄んでいる。そして、太陽から見放された暗闇で、僕は冷えた空気の餌食になりかけていた。

「構わない。僕もまだ、負けていない」

「意地っ張りだね……、本当の君は」

 本当の君――、そう言われたのは初めてだ。では、今までの自分は果たして、偽りの自分だったかと言うと、五分五分と答えるしかないと思う。本来ならば、十割の虚構であってほしいものの、彼女の前ではどうも、本音が見え隠れしてしまう。

 しまいに、十割の建前が職務放棄する有様だ。いわゆる、ノーガード戦法。

 結果オーライもいいところだ。

「お前も大概だよ。どうして、僕となんか付き合おうとしたんだ」

「……だから、契約だって」

「契約? そんなものわざわざする必要がないだろう?」

「あなたから告白しておいてよく言うよね」

 まったくだ、なんて。苦笑を漏らす。

 ――長いような、短い日々を回顧しながら。

「――――君が知りたかった。僕と同じように見えた君を知りたかった」

 扉越しにキャッチボールをしたい、と思った。

言葉と言葉を投げて、捕って、投げ返して。

金属の扉の冷たさを背中に感じる。だけど、心なしか扉の向こうにある小さな背中から温かさが背に伝わってくる気がした。

アパートに差し込む月明かりのほの白さに肌が焼き尽くされてしまいそうだ。外気の冷たさとは裏腹に、どうしてだ? ――顔だけは、燃え盛る薪のようだった。腹の上の部分がむずがゆい。唇がふるふる、震えている。初めての感覚、か?

妙に照れくさい。生涯で初めて告白したときよりも、照れくさいのは何故だろう?「好きです。付き合ってください」っていう定型の告白文よりも、告白にも値しないただの自白に、どうしてこんなに羞恥心を抱かなければならないのだろう。

「……ふふ、君も案外単純なんだね」

「単純……?」

「うん。単純だよ。だって、ただ私を知りたくて、わたしと付き合ってくれていたんだもん」

 扉の向こうで、あざみは吹き出していた。如何にも僕の反応を面白がるように。だけど、馬鹿にするようにではなく、微笑ましく。「えへへ」――という慎ましい笑い声は、まるで彼女自身も照れているように思えてしまう。そんな馬鹿な。あくまで契約だろ? そこにわざわざ私的な感情を持ち込む意味はないだろ?

「ねえ、おきな」あざみの声に施行を遮られる。「君は、ちょっとだけ勘違いをしているよ」

「勘違い? 何を間違えたって言うんだい?」

「――まさか、本当に分かんないんだね。私、少しだけ失望しちゃったよ」

 溜息。その溜息の理由は僕にはわからない。所詮、建前で固めた感情だろうに。僕には彼女の失望の理由が分からない。虚構の仮面が告げる虚実に、理由はない。ただ、自分の殻にこもっていたいがための自己防衛に過ぎないのだから――。

「私だって」

思考が遮られる。私だって――? 何の共感だ? 僕に対する共感をしたところで仮面を被った人間の共感なんて鵜呑みにできない。

「僕のことが知りたい、なんて返しを期待しているわけじゃないよ。そんなのご都合主義だから」

「ご都合主義? それは、あなたにとってでしょ? 私には関係ない」

「関係あるさ。どうせ君は、僕の前でも理論武装と建前で平気に嘘をついて」

「嘘なんかじゃない!!」

 力のこもった反発の言葉に、僕の仮面が吹き飛ばされてしまいそうになる。もう、ほとんど剥がれかかっていたようなものだけど。

「私だって、おきな君と一緒だからね!?」

「何が」

「動機! 付き合うことにした!!」

きっと彼女の言葉は、全て「――それも、建前なんだろ?」の一言で拒絶できてしまう。それは、きっと彼女が今まで建前の人間として生きてきた代償なんだろう。

 ならば、僕の何気ない告白だって「建前なんだよね?」と一言で一掃できるはずだ。

 だけど、彼女は拒絶をしなかった。ありのままの本音を、ありのままの本音で受け取ってくれた。

 ならばきっと、僕が彼女の言葉を「建前だ」なんて盲目に押し通すのは、とてもずるいことなのだろう。

「――今の言葉は、信じるよ」

「…………本当に? 信じるように見せかけて、土壇場で裏切るのは止めてよね」

 傷つくから。付け足されたたった一言が、僕の心に重くのしかかる。

 信じるのは難しい。信じられるのは息苦しい。きっと僕が思っているより容易い言葉じゃないんだ。もっと、身体的にも精神的にも強くて、自身に満ち溢れた人間が、「信じて」「信じられる」をするんだ。

 はてさて、そんな自信に満ち溢れた人間って誰だ?

 知らんがな。それはきっと、僕の知らないどこかの誰かだ。現時点で僕と彼女の物語を構成する要素には含まれていない何者でもない何かだ。そんな不確定要素は、眼中に置かない。僕は、僕だ。あざみがあざみであるように。

「信じる。――軽々しく言って、そして墓場まで持っていく約束をするよ」

「墓場までは、さすがに重いんじゃないかな……」

 扉の向こうで苦笑。ははは、少し引かれてしまった。心が痛い。

「でも。できることなら、『墓場まで』がいいな」

「扉を開けてくれないか、あざみ」

 逡巡はなかったらしい。背中が後ろに沈み込んで。

 そして、



 幻のように扉の奥から伝わってきた温かさが、幻ではなくなった。

 僕は、今、僕らになったのかもしれない。

 玄関の重い扉は、開かれ。

僕の身体を呑み込んで。

 背中が受け止められる。柔らかさと温かさ。きゅっ、と抱き留められる。

「――負けました。って言うべきなのか、は分からないけど。これが、一応の私の決意。ケジメの付け方……、腹の括り方」

「じゃあ、――勝ったよ、とでも僕は言うことにしようか。結局、最後の最後は建前なんてそっちのけになっちゃったな」

「だけど、そっちのけの方がいいのかもね。こういうときは」

「こういうとき?」

「すなわち、想いっていうのは、真っ直ぐ伝えるのが吉っていうこと」

 あれ? 元々、僕は彼女のことを好きだったんだっけ? そんなわけではない。だって、最初はただ彼女の建前を剥がすために『恋人関係』を作ったに過ぎないからだ。

 まるで、紡いできた日々に紡がれてしまったかのような、心の変幻だ。

 照明もなく、薄暗い部屋と、半開きになった、玄関扉。外から、淡い星粒が、舞い込んできたと思ったら、大粒の牡丹雪だった。今朝の天気予報が、夜から雪だったのを思い出す。

季節は、いつしか紅葉の映える季節から、生き物の眠る灰色の季節になっていた。

 そんな移り変わりが、愛おしい。

「……実はね、私も、きっと君がそうであったように――最初から君を好きだったわけじゃないんだ」

「その割には、本気で恋愛しようとしていたよね?」

「たとえ、遊びだったとしても、本気で臨まない理由にはならないでしょう? 遊びっていうのは、本気でやってこそ楽しめるんだよ」

「でも、この様子だとどうやら、遊びで留めることはできなかったようだね」

「だから……、負けなの」

「だとしたら、僕も負けだ。どっちも負けだから、おあいこだ」

「おあいこ、うん……おあいこだ。それで、いいね。それが、いいね」

 それが、いい。あざみは、薄暗い闇と、牡丹雪が乱反射する夜の明かりに照らされた灰色の世界で、たったそれだけの一言を反芻して、ふふっ、と笑みをこぼした。

「さて、僕らの小さな戦争は、おあいこで終幕、でいいかな?」

「喜んで」

 僕の身体が、ゆっくりと持ち上げられる。地面に足をついて、僕は立ち上がった。半開きだった扉が、閉まる音を背中で感じた。あざみの方へと振り返った直後だった。

「じゃあ」「では」

 二つの声は重なった。薄暗かった世界は、一段と闇を帯びている。僅かな光を頼りに、彼女の身体を抱き留めると、彼女もまた、僕の身体を抱きしめる。

「また、二人でいることを始めてもいいかな?」

「言われるまでもないよ、馬鹿」

 闇。僕は唇を奪われた。――二人をまた、やり直すために。


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