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裏切り

高山が、パー子を肉便器として友人と回してるという噂が流れた。「高山先輩!違いますよね?パー子を大切に」「黙れ!部外者!川上はもう俺の女だ。肉便器に使おうが俺の勝手だ!」僕は頭の中が真っ白になった。「てめー!」「おっと、暴力は止めようぜ、お前が俺に勝てるのか?」聞いた事があった中学生の時に高山はボクシングをしていた事を。


パー子を助けなければ!「誰?」パー子に僕は聞かれた。パー子は、記憶喪失になっていた。パー子は夜な夜な高山の家まで行っているらしい。「パー子行くな!」今さらだけど必死にパー子を止めたがパー子は高山の家に行ってしまった。


朝の登校で「元気ないけど、どうしたの?」と吉田に聞かれた。正直に話した。吉田はそうと呟いただけだった。今カノに話してもシラケるだけだ。高山に僕がパー子を押し付けた責任だ。放課後、髙山に僕は部室で殴りかかった。カウンターパンチを食らって脳震盪を起こした。その間にボコボコにされた。


部室で倒れている僕を見つけたのは吉田だった。「川上さんが選んだ道なんだから。」と諭された。吉田はいつもクールだ。僕は、駅前にあるボクシングジムにボコボコの状態で入会した。「何?あんちゃんケンカに負けて強くなりたいの?」受付のおじさんに聞かれた。「はい。」「良いね〜。」とおじさんは感心した様子だった。


パー子を助けるんだ!


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