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通り過ぎる季節

少し寒かった春が過ぎて夏が飛び込んで来た。俺は、サッカー部を辞めてボクシングと勉強に専念した。ボクシングを始めて会長に右フックだけを鍛えるようにと言われた。普通カウンターかストレートかアッパーだろ?と木村に言われた。


夏は、昼間暑すぎて走れないので夕方から夜に走り込みをする事になった。パー子はコンビニで舞はファミレスでバイトを始めた。成瀬は、俺専属のマネージャーを始めた。もちろん、掃除、会計もしている。「最下位?うちそこそこ進学校じゃん!最下位の成績?無いわ〜。」と成瀬にグチグチ言われながら走っている。成瀬は、自転車で並走しているが邪魔くさい!


成瀬は、学校でイジメられなくなった。俺が一緒にいるからだと思われる。「成瀬、最近、綺麗になったな。」「ゲロゲロ!良くそんな嘘つけるね。」と手応えが無い。


そんなある日の事、成瀬が学校もジムも休んだ。「成瀬ちゃん、夏風邪か?」と会長に聞かれたが「さあ?」と答えた。走り込みがてら成瀬の家まで俺は様子を見に行った。古いアパートだった。インターホンを押したが出て来ない。人がいる気配はする。それから一週間成瀬は休んでいた。学校に出て来たが明らかに俺を避けている。


ジムでも掃除と会計だけして帰ってしまった。成瀬に何があったのか聞きたかった。


そんな時に、俺の母が倒れた。舞の代わりに育児をしていたからだと思われた。俺の子だ世話するかと思っていたが舞がファミレスを辞めて育児をし始めた。そしてパー子もコンビニを辞めて舞をサポートした。


「だって、わたしと修の子供だもん。」と舞は言う。俺は、妙にムシャクシャして成瀬のアパートに向かった。成瀬は、見知らぬサラリーマン風の男とアパートに入って行った。「パパ活か?」と一時間して出て来たサラリーマンに俺は聞いた。サラリーマンは逃げて行った。


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