設定集 NOT人物編(読者用)
この設定集は順次追加されたので正しくないところもあります。
月晶体
lunar(月の) + amorphous(非晶質) から命名。
命名由来は夜間の月が出ている日によく出現するから。もちろん昼間にも出現する(ごくたまに)。実際に月と関係があるかは不明。通常は液状でどんな小さな隙間でも潜り込める。液状では打撃が有効打にならず、熱や化学兵器も効きづらい。構造化すると鋼鉄も優に凌ぐ強度を得るためやはり打撃が有効打になりづらいが、熱が弱点になり、圧力には強いが斥力には弱い。通常兵器には総じて強い。液体には構造が保ちづらく、弱い。異能必須十項目、『自爆』『転送』『電場』『雷撃』『偽装』『潜行』『射撃』『砲撃』『――』『――』。その他、『寄生』『同化』『血族(吸血鬼)』。
――――「国際月面開発機関のアーカイブにある三万二千四十七種の異能のうち、二十四種がここにあります。立地の都合上そこまで多くの月晶体を収容できてはいませんが、間違いなく日本一の研究機関です」
「二十四種……それって多いんですか?」
「『災害殲滅隊及び関連項目について』で必修となっている異能が十種もないことを考えると、十分だと思います。最多はアメリカのとある地下研究施設の三十七種ですから、大差はないでしょう?」――――
知月晶体
extra(範囲外の) + amorphous(非晶質) から命名。
知性体を取り込んで知性を獲得。急激に進化する。異能を獲得することがあり、統制月晶体に還元されるとすべての月晶体が異能を得る。発生メカニズムは不明だが、個体すべてがBランク以上の脅威度に認定されている。
統制月晶体
meta(上位の)+ amorphous(非晶質) から命名。
地下、宇宙、あるいは別次元に潜む月晶体の親玉。本体に戦闘能力はないが、ほぼ無尽蔵に月晶体を生成する。現在の人類の技術では討伐不可能と目されている。いつ生まれたのかなぜ地球を襲うのか、何一つ定かではない。
時空の天災()
月晶体が確認されて数年後、災害殲滅隊設立直後に確認された天災。歴史上唯一のSランク。時空の天災は個体名であり災害名でもある。過去改変、現実改変、未来改変の力を使い一切の攻撃を受けない。魔装保持者への改変効果は薄いため突破可能。正確な記録は残っておらず、見た目は宇宙船、クラーケンやドラゴンなどさまざまな噂があるが真実は不明。発生場所が南極大陸地中のため発生時期も不明。討伐に当たった各国は大きな損害を被り、災害殲滅隊は隊員の約半数を失った。
当時の有力な魔装使いはほとんどがこの戦いで消息を絶ち、なぜ討伐できたのかは不明である。
潜土砲手
脅威度Bランクの月晶体。『潜行』と『砲撃』をもつ月晶体の総称。魔装使いを視覚外から葬る最大の脅威。
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災害殲滅隊
非公式の対月晶体機関。略称は災害隊。書類上は自衛隊の直属機関である。黒島安吾を総司令官として7の大隊、各大隊下に数十の小隊がある。所属する人間は大半が一般人であったため自衛隊の規律は適用されない。第一隊から第七隊のほかに補給部隊と研究部隊がある。
第一隊(1200)
霞(霞和斗)小隊【縮破の銃】、小鳥遊小隊、夜霧小隊、
第二隊(1041)
鏡野小隊、笹池小隊
晶化ナイフ
正式名称は結晶化式対月晶体ナイフ。液相の月晶体に刺すことで強制的に結晶化させる。月晶体は結晶化する際に激しく変形するのですぐに抜かないと折られる。太平洋の向こうから輸入されている、なのでそこそこ値が張る。
晶化銃
晶化ナイフと同じ材質の弾丸を広範囲に低速で発射する。高速の弾丸は結晶化させる前に貫通するため、弾速が調整されている。この武器自体も近距離なら殺傷能力を持つ。弾丸が輸入品で晶化ナイフ同様に値が張るので、通常は高ランク以外には使用しない。
耐晶コート
衝撃、温度変化、化学薬品などさまざまな攻撃から装着者を守る。第二研究隊で開発された災害隊の正式装備。外出用にも白衣の代わりにもなるが通気性は全くない。「自爆」対策に耐爆特化仕様の耐爆コート、通称灰色コートがよく用いられる。他には厚みを増し衝撃により強くした耐衝撃コート、通称白色コートもある。大隊長や小隊長はコートの損壊が少ないため意匠を凝らしているものもある。
浸透染色剤
魔装に反応する特殊な染料。一度付けると脱色剤なしでは色が消えない。
月の石
文字通りの石ではなく、魔装の制御下におきながらエネルギーを圧縮したエネルギーの塊。接触した月晶体を晶化させ、魔装使いにも有効な武器になる。徐々にエネルギーを放出するので、配合すると素材間の結合を弱め素材の強度は下がるが、逆に放出を利用して火薬類に配合できる。晶化ナイフや晶化銃の弾丸の原料の一つで、非常に高価。
月光火薬
月の石の微粉末を配合した火薬。暗闇で薄く光る。破壊能力が高く、この類の火薬は国際条約で輸出入が禁止されている。第二の核兵器。
対月ミサイルAM7
月光火薬を調合した弾頭を月晶体探知誘導システムで全自動で発射できる新型ミサイル。
ヨオスクニ
災害隊の統合司令システム。本部に中央サーバがあり、また各地にバックアップ用のサーバを持つ分散型のセキュリティ形態を取っている。各隊員が情報端末にヨオスクニのアプリケーションを持ち、それを通じて情報や任務の伝達を行う。
脅威度
月晶体などを強さごとにランク付けしたもの。基準は国際月面開発機関が設定している。
Sランク
現状、時空の天災のみ。世界間で協力してなお討伐には多大な犠牲を伴う。
Aランク
年間二桁未満の発生報告がある。発生すると周囲一帯は破壊し尽される。犠牲なしでの討伐は困難。すべて知月晶体である。知月晶体を放置した場合に昇格するため自然発生するランクではない。知月晶体には兆候波なしに出現するものがいるため未然に防ぐのは困難。
Bランク
知月晶体と一部の月晶体が位置付けられる。基準は人類への脅威となるかのため強さはまちまち。ただし弱いものでもベテランの魔装使いを殺す力があり、強い月晶体は都市を壊滅させることがあり、それが知月晶体だとAランクに昇格する。一般に一か月以上前には兆候波が観測される。「Bランクは魔装使いだと考えろ」
Cランク
一般兵器でも十分対抗可能。しかし対処が遅れると甚大な被害を起こす。兆候波は平均で三日前に観測される。
Dランク
最も発生数の多いランク。人的被害を起こすが物的被害はあまり出さない。兆候波は平均で一日前に観測される。魔装使いがDランクとの戦闘で命を落とすことはほとんどない。
Eランク
兆候波も出現波もほとんどないため正確な発生数は不明。存在は確認されているが何を行っているかは不明。人的被害はほとんど出さないと考えられている。
兆候波 月晶体予測出現地点で発生する空間振動。
出現波 月晶体出現時に発生する空間振動。
国際月面開発機関(International Lunar Development Organization)(ILDO、アイルド)
表向きは月面開発の国際協力を推進するための機関。実際は月晶体に対する国際協力を行う機関、そのため参加国は限られている。
月面開発推進特別会議(特会)
国際月面開発機関の参加国が不定期に開催する会議。開催権は一部の国が持つ。参加基準や参加義務はないが、トップ戦力の参加が暗黙の了解となっている。
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災害殲滅隊直属魔装開発研究隊(さいがいせんめつたいちょくぞくまそうかいはつけんきゅうたい)
元災害殲滅隊直属第一研究隊。時空の天災で派遣された第一研究隊の研究員が全員死亡して現隊は全員新規隊員である。略称は魔装研。
災害殲滅隊直属対月晶体装備開発研究隊(さいがいせんめつたいちょくぞくたいルナモルファスそうびかいはつけんきゅうたい)
元災害殲滅隊直属第二研究隊。第二研究隊の研究員は様々な事情からほとんど残っていない。略称は月装研。
国立月晶体研究所
一応災害殲滅隊とは独立した機関。だが略称は月晶研。人里離れた場所にある。
第四十支部
鏡野靄、押山司陰、真賀丘則人、その他数名の隊員が在籍。現在は鏡野、押山、真賀丘以外の隊員は派遣中。隣接する地域の支部が強力なので人員不足が後回しにされている。
災害殲滅隊本部
日本のどこかの地下にある。最終シェルターの役割も兼ねるので最重要機密。
月日高校
城島が担任の災害殲滅隊のための特殊クラスがある。
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元素機関
魔装使いを多く抱える国際テロ組織。リーダーは……。
魔装革新連団(魔連)
元素機関の関係組織。魔装に関する問題を非合法的に解決する暗部の組織。
統制月晶体(日食)
月晶体の大きな意志と乖離した存在
日晶体
一、ヒュドラ(Hydra)
二、
十、エノン(Enon)
本部に潜む日晶体。カミナシに騙され、人間の時の体にも角が生えている。
魔装独立理論
魔装は精神を基に生じ、精神から独立する。
魔装エネルギー理論
魔装のエネルギーは別次元の系を含めると一定に保たれる。
魔装レベル理論
魔装は多く使用することでより強力な力を扱えるようになる。
プライマルセル
ヒュドラの現実改変、過去改変、未来改変を能力としてまとめたもの。そのままではやがて暴走するため、しかるべき措置を講じられた。過去改変はアメリカの研究機関に、未来改変は災害殲滅隊に、現実改変は元素機関が引き取った。
百回同盟
人生を繰り返している者たちの集まり。今はもうないらしい。




