表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍砲艦隊2 【…裕太がまたやらかした!】  作者: どうない あつし
4/21

超高速空母

7

宣戦布告の少し前、日本海海上において訓練が行われていた。


参加艦隊は龍砲艦隊だけである。


現在、第一と第二艦隊に加え第三艦隊と第四艦隊が就役している。


まず新たな第三、第四艦隊の特徴を見てみると

母艦が大きく変わっている。

艦艇名は青龍・黒龍と名付けられた。


青龍と黒龍は母龍や兄龍より小型で12000トンしかない。

その形も独特である。


真ん中に細長い船体が長さ250m幅20mあり、その両サイドの水面上に平たい甲板が船首から船尾まで羽のように続いている。

これは飛行甲板も兼ねた龍砲用のプラットホームである。

船首から見るとちょうどT字を反対にしたようなかたちなのだ。


この両サイドのプラットホームを使い龍砲の補給や修理などをし、さらに航空機の離発着も可能にしているのだ。


細長い艦内には燃料や弾薬などの備蓄の他艦載機も20機ほど搭載していて、航空母艦としても運用が可能だ。


最大の特徴はその速度である。

最高速は軽く60ノット(時速111km)を超える。

その秘密はやはり艦底で、青龍の底は平たくなっており両サイドのプラットホームの下と本体の下には真下に向かってアームが水中に伸びておりその先には水平に板が付いている。

そうスピードが増すと船体が浮上する水中翼船なのである。


さらに世界初のポンプジェットを採用しスクリューは無い。

ポンプジェットはもともと世界各国で開発中であったがアメリカの協力もあり始めて青龍に採用されたのだ。



この青龍・黒龍の目的はいち早く戦場に駆け付けたり、

龍砲や艦載機の行動範囲を広げるための水上給油艦の役目も果たすのだ。


その第三、第四艦隊は母艦の他、高速駆逐艦6隻と龍砲6隻、龍砲改4隻で構成されている。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ