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第3話 異世界生活の始まり

まだまだタイトルの学園生活まで時間が掛かります。

気長にお待ちください。

その夜、九尾神社に住むことになった俺は千聖さんと一緒に台所に立っていた。

「ほぅ、なかなか手際が良いな」

「一人旅なので自炊をしていましたから。それと、金を稼ぐために料理店でバイトとかもしていましたから」

「じゃあ今度得意料理や珍しい料理を作ってくれるか?」

「俺ので良ければ喜んで」

包丁で野菜を切り、どういう原理か分からないけど千聖さんの出した青い炎、狐火でフライパンを温めて調理をしていく。

「あーあ、うちの千歳もこれぐらい料理ができたら良いんだけどね〜」

「ひ、人には向き不向きがあるの!」

意地悪な笑みを浮かべる千聖さんに料理が苦手なのか皿の用意をしている千歳が恥ずかしそうに叫んでいた。

「良かったら今度教えてあげようか?」

「止めとけ、天音。千歳が料理をすると炭と灰になるから」

「え?そうなんですか?」

「もう!余計な事を言わないでよ〜!」

涙目になりながら叫ぶ千歳を可愛いなと思いながらフライパンを振るう。



三人で夕食を食べて、露天風呂のような豪勢な風呂に入った後、俺は夜空を見上げた。

「綺麗な星空……」

目に映ったのは数多の星々と大きな丸い月が煌めく美しい星空だった。

世界各地の星空の名所には訪れたが、それにも劣らない見事な星空だった。

「異世界でも夜と星はあるんだな……お月さんもまん丸だし」

「お母さんが言ってたんだけど、あの月にはね、月の都があるんだって」

「千歳……?」

千歳は巫女装束から寝巻きの浴衣に着替えていた。

風呂から上がったばかりだからか頬がほんのり赤く、色白な肌が見えてとっても色っぽかった。

「月の都……?あの月に国があるのか?」

「うん。月の女神・月読命様が治めている世界で、たくさんの兎さんや月華人と呼ばれている特殊な力を持つ人外がいるんだって」

「月華人か……案外、かぐや姫がいたりしてな」

「ああ、あの竹取物語のね。確かいるみたいだよ」

「……え?」

千歳から衝撃的な発言を聞き、思わず耳を疑ったが今度は大きな欠伸の声が耳に届く。

「ふわぁ……じゃあもう寝るね。明日も学校あるから……」

「あ、ああ。お休み……」

少なくともこの先はずっとこの世界にいることになる。

時間はあるんだから少しずつこの世界のことを知ろうと思い、俺は千聖さんに用意された部屋へと戻った。



翌朝、千聖さんと一緒に朝食を作っていると……。

「うわぁああっ!?」

「え?何?」

「あー、気にするな。どうせいつもの……」

ドタバタと慌てて千歳が台所に来ると俺は目を見開いた。

千歳は何と、日本の女子高生の制服であるセーラー服を着ていたので一瞬自分の目を疑った。

「ごめん、お母さん!今日部活の朝練があるから朝ご飯はいいや!」

「全くお前は慌てん坊だな。おにぎりを作ってあるから食べて行きな」

「うん!ありがと、行ってきまーす!!」

千歳はおにぎりを二つ持って行き、妖魔学園へ走っていった。

「やれやれ。すまないな、天音。うちの千歳はいつもああなんだ」

「そうですか。ところで、制服はセーラー服なんですね」

「妖魔学園の制服は自由なんだ。校章さえ付ければな」

「なるほど、妖怪の姿が多種多様が理由ですか?」

妖怪は俺が知る限り動物に近い姿から道具のもある。

制服が自由で校章を付ければいいのも頷ける。

「分かっているじゃないか。そう言う訳だ。さあ、私達も朝食にしよう」

「はい!」




千歳は少し不器用でおっちょこちょいな性格にしてます。

その方が可愛いと思ったので。

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