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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。

乙女ゲームの面接受けたら薔薇なゲームの主人公に採用されました

作者: 森野ばなな
掲載日:2013/11/17

熱にうかされながら書いたのでかなり大変な事になっています。

2次元が舞台です。


へっ?志望動機ですか?


やっぱりあれですよあれ!顔です!美形達です!



いやいや、ヒロインになりたいとかじゃなくてですね、ただ眺めたいというか、傍観したいといいますか……


だって色々妄そ…想像する方が楽しいじゃないですか!!


自分の好きな様にあんなことやこんなこと……ぐふっ



あっ、失礼しました!!


それにやっぱり実際に関わってしまうと飽きちゃいますからね


何にって、顔に


失礼ですけど、やっぱりああいうのは眺めて空想と現実の境目で楽しむのが一番なんです


特に私、飽きっぽいんで!


あ、聞いてくださいよー


こないだもね、彼氏が出来たんですよ!!


でもその彼氏が……あ、聞いてない?


ですよねー、すみません勝手に話しちゃって


もういいですか?はい!ありがとうございました!


失礼しました!!








懐かしいなぁ……


旧校舎一階。美術室の掃除ロッカー内にて私は感傷に浸っていた。




私は1ヶ月前、「ドキドキ☆ハイスクールラブパニック」という乙女ゲームのキャラ面接を受けた。


モブの。


あの時の私はまーくんと別れたばかりで暇をもて余していたからたまたま広告で見たその乙女ゲームの求人に応募してみた。


ゲームとか作ったりするのかなーなんて思って説明聞いたらまじの出演者の募集だったわけで。



まあ、当然面接受けちゃうよね。だって面白そうじゃん。

それに乙女ゲーム=イケメン。


付き合うなら不細工派だけど眺めるなら美形派の私には美味しすぎる話だ。



そして受けた面接。



あの時の私は甘かった。ホットケーキに生クリームぶっかけて更に練乳とメープルを追加したほど甘かった。



あ、想像したらお腹が……





そして届いた合格通知。


嬉しすぎて泣いた私。


第一回目の撮影に向かったら、何故かBLゲー(R18)の現場でしたとさ。



人って驚きすぎると一瞬何も聞こえなくなるのね。

びっくりしたよ。


しかも私の役は主人子でした。



いやいやいや、おかしいよね?ね?


BLゲーだよ?男と男の肉弾戦だよ?


確かに自分で言うのもなんだけど中性的な綺麗な顔立ちでつい最近も綺麗なおねーさんから「ぼく、お姉さんとイイコトしない?」みたいな事言われて危うく頷きそうになったよ?


なったけどちゃんと彼氏はいたし、生物学上も性自認も女だよ?


あ、もしかしてほんとは男だったの?


余りにも女の子になりたくてこの二つの宝満な果実は幻覚として見えちゃっていたというおち?


じゃあママの母子手帳に書いてあった性別も嘘?





そんなわけあるかーーーっ!!



しかもなんですかこのゲームの設定


凌辱、鬼畜、ヤンデレ等々のどぎついものばかりしか感じないのですが…


濡れ場はどうするんですか!監督!


え、フォ○ショップ?あ、そうですか


じゃあ声は……ああ、声のお仕事の方が…


じゃあ安心ですね!!


それによく考えたら共演者の方々はやっぱりあっち系だろうし、R18なところはフォ○ショップなら悩むこと無くない?


むしろ反対に間近で禁断の薔薇の花園見れちゃうわけだよね?


妄想だけの世界だったあんなことやこんなことが現実に起きたり起きなかったり起きたりしてるんだよね?

やばいっすね。これはまさに天国じゃないですか!






腹痛のためにトイレで籠城していた監督の代役として面接をしていたBLゲーの監督に気に入られた私はその後ゲーム内だけでなくリアルでも貞操を狙われるようになったとさ。

そして、掃除ロッカーとお友達な私はリアルでこのゲームの内容が実行されることをまだ知らない。




え、皆さんあっち系じゃなかったんですか?


お願いですから薔薇な世界で妄想させてください!!




主人公はB専です。

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