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プロローグ4

プロローグっていつまで続くのか?


作者にも分かりません…



~俺サイド~



「ふあぁ~流石に眠いな」


おはようさん、異界生活二日目の俺だ


今、俺たちは知らない森の中にいる


なぜこんな所にいるのかと聞かれたら

俺も知らない…


気がついたらこの森にいて盗賊らしい奴らに攫われそうになっていたニーナという猫耳少女を助けた後に俺の相棒である人間に形態変化フォームチェンジ出来るというスーパーソードのアイリスと異界の森で奇跡の再会を果たした


俺が何故この世界に来て何をしなければいけないのかと分からない事はたくさんあるのだが、まあそれは追々調べるとして…


「マスターは相変わらずマイペースよね、いや、ただの面倒くさがりかしらね。」

と何故か俺の思考回路をまるっと読んだらしいスーパーソードことアイリスがいきなり横槍を入れてきた


「へいへいアイリス勝手に俺の思考を読むでない!」


と俺が至極真っ当な反論をすると


「ウチはマスターの思考なんて読んでないわよ、勝手に独り言みたいにペラペラ考えてること喋ってたじゃない」


がはっ!またやってしまったのか…昔から考えてることが口に出てしまう悪癖だけは治らない


「確かにマスターはその癖で失敗した事もあったわね、戦場にいたときもっ」


言ってるそばからまたやっちまった!


俺は慌てて


「もう、やめてあげてよお!」

話を遮った!人権保護の為に!


「とにかく!なるべく気をつけます!」俺は敬礼しながら言った

アイリスはそんな俺をみてクスクスと少女らしい笑みを浮かべながら


「ふふっ分かったわ、ウチもなるべく聞かないようにして上げるから」



「あざーっす!優しいのですね!女神アイリス様!」

俺は深々頭を下げた


「もう!こんな時だけ調子良いんだから!」


アイリスは僅かに頬を赤らめて漆黒の髪をかきあげる


髪をかきあげるのはアイリスのお怒りサインだ


アイリスは笑ったり怒ったりとても感情が豊かだ

表情もコロコロ変わる


俺はそんな感情の変化を羨ましいと思う


俺もいつか上手く笑えるだろうか?


そんな俺の気持ちを敏感に感じ取ったらしいアイリスが話しかけてきた


「確かにマスターはテンションが高くても決して笑わなくて偶に不気味に見えるし、子供には好かれないけど、ウチはそんなマスターに感情の大切さを教えてもらったのよ?」


アイリスは急に腰に手を当て真面目な表情で俺の顔を覗き込んできた



俺は突然のアイリスの変化に戸惑う


俺が笑えない事や子供に好かれないなど地味に気にしてる事を言ってくるが今は耐える…


しかし、確かに初めてアイリスを起動した時は全くと言って良いほど感情が無かったな


まるでただの指示を待つ人形のようだった


「つまり、ウチがコロコロ感情変えられるんだから、マスターもコロコロ表情や感情を変えられるようになるって言ってるのよ!」


真面目な表情から一転して頬を赤らめて髪をかきあげるアイリス


「つまり、慰めてくれてるのか?」

俺が訊くと


「そ、そうよ!マスターが落ち込むとウチも暗い気分になるから仕方なく言って上げたの!」


後ろを向いてしまうアイリス


照れ隠しだろうか?

まあいいや

とにかく礼を言うべきだろう


「そっか、ありがとうなアイリス」


俺は今出来る自分なりの最高の笑顔でアイリスの背中に語りかける


首だけ振り返り俺の顔を見るアイリス


すると、彼女は目を見開き顔を真っ赤にさせながら


「ま、まぁ及第点ってところにしてあげるわ!」


耳まで真っ赤になり再び向こうを向くアイリス


うーん…あんなに顔が赤くして怒るとは…

まだまだ笑顔は要練習だ


なんとなく空気が重く感じたので、俺は話題を変えることにした


「そう言えば逃げた盗賊についてアイリスはどう思う?」

盗賊は四人いたのだ

今木に吊しているのは三人

馬車の運転手がいつの間にかいなかったのだ

俺はその時ニーナの猫耳の事しか頭になく逃げたことを全く気にしなかったのだ


盗賊と口にするとアイリスはこちらに振り返り露骨に嫌そうな顔をした


「知らないわよ!あんな奴ら!刀のウチをあんな雑な扱いして!」

なんか地雷ふんだっぽいぞ…


「手入れは全くしないし、あろう事かウチをナマクラ扱いしたのよ!本当にむかついちゃうわ!」


まあ、日本刀なんてこの世界に無いし

剣と刀では扱い方が全く違う


「でも、オッズだっけ?あいつは自分を魔剣使いだって言ってたじゃないか」


「あれは、勝手にあいつが言ってただけよ!色が黒いから魔剣だって言ってたわ!本当にバカね!」


「確かに黒いと魔剣っぽいなw昔は真っ白だったし」


その何気ない一言で俺は二発めの地雷を踏むことなる



「何よ!ただ黒いからってマスターもウチを魔剣なんて呼ぶの!」アイリスは目に掛かる程度の前髪をかきあげながら聞いてくる

その顔はどこか寂しげだ


俺はそんなアイリスの顔を見たくなくて


刀だと言う前にアイリスは女の子なのだ


確かに魔剣と言われたら思うところがあるだろう


そう思うと意識せずとも口から言葉が溢れた


「アイリス」


「何よ!」


キッ!と睨んでくるアイリスの宝石のような赤い瞳は僅かに潤んでいる



「さっきは魔剣っぽいとか軽率な発言をしてゴメンなだけど俺はアイリスはアイリスだと思う、確かに色は多少変わったがそれだけだろ?俺はずっと昔からアイリスを知っているだから、魔剣なんて言われても気にするなよ、もしほんとうに嫌ならその時は俺がアイリスを」


「マスターがウチを?」


彼女は瞳を潤ませながら小首を傾げる


俺は森の端から端まで響きわたるように大きな声で言う


「そのときは俺がお前を聖剣にしてやる!」


アイリスさんポカーン


あれ?違った?良いと思うけどな


魔剣がダメなら黒い聖剣…うん、バッチリだ!


ポカーンとしていたアイリスはそのまま俯いて震えだしてしまった


「ちょ!ダメだったか?黒い聖剣って?超かっこいいだろ?」


泣かせちまったか?

俺が最悪の事態考えて唾を飲み込むと

震えていたアイリスは突然


「アハハハハッ!ハハッ!」

腹を抱えて爆笑しました…


「なんだよ!何が面白いんだよ!」


「いやぁ、ゴメンねマスター。マスターが久々に真剣なトーンで話すから何を言うかと思えば、魔剣がダメなら聖剣ねぇハハハッ」


彼女は爆笑した為か目尻にたまった涙を拭いながら続けた


「分かったわ!それでマスターが聖剣にしてくれるんでしょ?」


「あ、ああ」


俺はまだ戸惑いながらも返答する


「じゃあ今からウチはマスターの聖剣アイリスって事で!」


そう良いながら右手を差し出してくるアイリスの頬は赤い


なんか良く分からないが聖剣とい事で良いらしい


まあ…コイツが泣いてまうより百倍ましだな


「ああ、よろしくな聖剣アイリス」


ガッチリと彼女の小さな手と握手する


「フフッ」


頬を赤らめて微笑む彼女を見て

俺は空を見上げながら内心誓う

この異界の地の果てまで、このちょっと泣き虫で表情がコロコロかわる自慢の相棒であり最高の漆黒の聖剣の事を知らしめてやると言う事を!



話がなかなか進まないw


どうしましょ

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