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生きる為に  作者: モカ
生活基盤編
5/6

魔術実験の手伝い

  「実験を始めましょう!」


そう言いヴァンは早速今回の実験道具を出す。見た目からして魔導具の素だろう。


魔導具は、魔術師の魔力や魔術を閉じ込め、魔術に興味がない人が使うような物や、魔術使い始めの子供が使う物だ。


「ヴァン、この魔導具どっちの用途で使うつもりだ?」


「今回は子供の為の魔導具ですかね。私これでも近所の孤児院で魔術を教えてるんですよ。今回は7つの基礎魔術を込めるのが仕事となります。」


その実験なら腕が吹き飛ぶ事はないだろ!とルーファスはツッコミを入れそうになったが、一応堪える。


まあそれにしても本当にすぐ終わりそうだな、魔術込めるだけで9000円は正直破格だ。俺って運がいい!


「じゃあ、パパっと終わらせようぜ。」


「そうですね。では、ルーファスさんは魔導具に時と死、そして火と水を入れてください。」


「了解!」


そうして早速魔導具の素の扉を開け魔術を入れ始める。大体1個あたり5分で終わるだろう。

そんな風に思ってた時期が私にもありました。


「あれ?」


おかしい、5分以上魔術を入れているのに一向に終わらない。魔導具は必要な分が入れば、自動的に扉が閉まるはずだ。なのに閉まらないという事は、まだまだ必要なのだろう。


「ヴァン、一向に終わらないんだが、どうなってるんだ?」


こういう時は主に聞けば大体解決する。解決するはずだ。


「そうですね。終わらないですね。パチモンだからでしょうか?」


「何でパチモン買ってんねん!魔術師の常識にあるだろ!パチモンだけは止めとけって!」


そう魔導具のパチモンが一応存在している。ただし、デメリットが余りにも多く魔術師なら買うことはまずない。


そのデメリットとは

1 急に爆発する事がある

2 完成した物の魔術が暴発する事がある

3 作るのに時間が異様にかかる

これ以外にもまだまだ沢山デメリットはあるのだが、まあ語らなくてもこの3つで、パチモンのヤバさが分かるだろう。


ていうか俺パチモンに魔術ずっと込めてたの?腕吹き飛ぶ事ないってはあれは嘘。余裕で吹き飛ぶ事あるわ、何だったら頭吹き飛んでたかも。やっぱ運悪いわ。



「ヴァン、この魔導具の素何円で買った?」


「えーと確か、300円ですかね。」



「それは流石にパチモンだわ、それで本物だったら怖いもん。」


本物は大体1個1万ぐらいする、だから騙される魔術師も少ないのだ。安さはパチモンの証拠だから。

ちなみにどの国でもパチモンを高額で売ることは禁じられている。それに売った魔術師に殺される事が多い。そんな理由でパチモンを高額で売る商人は少ない。


「ヴァン、この実験やめない?」


「やめません、さあ張り切っていきましょう。」


その後、俺は文句を言いながら結局大体20分で終わるものに4時間かけて終わらせたのだった。


「流石にパチモン4つに込めるのは疲れるな」


「ええ、同感です。まあ私は3つしか込めてないのですが。」


流石にヴァンも魔力が切れたのだろう。今は床に寝そべっている。

俺も疲れたので早い所金を貰い帰ろう。


「ヴァン、終わったのだから金をくれ。」


「私のポッケに金が入ってるので、取って帰ってもらって大丈夫ですよ。それとルーファスさんお疲れ様でした。」


「じゃ、ありがたく頂戴するぜ。それとお疲れさん。」


そう言い俺はヴァンのポッケから金を取って帰宅するのだった。


ちなみに次の日ある所で爆発が起きたらしい。

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