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生きる為に  作者: モカ
生活基盤編
3/6

魔術の基礎知識


「早速本題に入りたい所だけど、確か共和国と帝国では魔術とかの基礎知識が違った気がするから、一応魔術の基礎知識を説明しておくよ」


こりゃあ驚いた、ヴァンには俺が帝国人だとは話していないのに、歩き方か?剣士ならわかるらしいけど、ヴァンは魔術師だぞ、どうやってバレた。


「驚いてる所悪いけど私の鑑定魔術は少々特殊でね、いわゆる魔法さ」


「まじ?」


「うんマジ」


魔術が努力をすれば使える物だとすれば、魔法はその人が生まれた時に最初から備わっているものだ。

だからどれだけ努力しようが魔法は覚えられないし、相当運のいいヤツにしか付かない。

ヴァンの場合鑑定魔術ではなく、鑑定魔法なのだろう。どれだけ見えるかは分からないが、色々見えているはずだ。

ちなみに俺も魔法を持っているが今はいいだろう。


「じゃあまずは、魔術の基礎知識から」


とヴァンは魔術の基礎知識を語りはじめる。


「まず、魔術の基礎属性は4つに分かれます。

1つ目火。2つ目水。3つ目風。4つ目土。この4つが基礎の属性。

今度は魔術属性上位が3つあります。

1つ目死。2つ目時。3つ目光。

以上この7つが魔術の基礎知識になります。」


ヴァンは共和国式魔術基礎を教えてくれた。帝国式魔術基礎とはちょっとだけ違うがそれ以外は大体一緒だ。


ちなみに違う所は、帝国式だと上位3つが基礎魔術の方に入れられている。確かに基礎魔術4つとは、難易度&努力が必要だから、共和国式の方が分かりやすい。


「ありがとうヴァン。帝国式だと上位3つが基礎の方に入ってたから勉強になったよ。共和国式の方が分かりやすいかもな。」


「ええ、私も共和国式の方が分かりやすい気がします。それよりも帝国では上位が基礎の方に分類されるのですね、大変面白いです。私も勉強になります。」


一応実験なのだから、ここらへんの知識を統一しておくのは重要だ。


「さて次は、魔法ですね。魔術が努力で覚えられる物なら、魔法は神が人に与える特別な力ですね。魔法は基本的に魔術の上位互換と言えます。威力的には魔術の5倍なので魔法の火と魔術の火がぶつかれば確実に魔法が勝ちます。まあ、例外はありますが。」


そう魔術は魔法には勝てない。

これは多分だが全部の国の常識だと思う。

まあ、ヴァンが言ったように例外はある。帝国の魔女などが例外になる。どの国にも最強の魔法使いか魔術使いがいる。

それよりもヴァンの言動が気になったので1つ聞いてみる。


「違う話をするが、ヴァン、あんた宗教国出身だろ。」


「ええよく分かりましたね。まあ、魔法を神から与えられたと教えを受けるのは宗教国だけなので、わかりやすいでしょうが。」


「だと思った。」


そう他の国では魔法は神から与えられたとは思っていない、他の人より才能がある程度しか思っていない。多分だが、名前からして和の国出身のカエデに聞いても同じ事を言うだろう。


「まあ、魔術と魔法の基礎知識はこれくらいですね。これ以外にも番外編がありますが、今回は必要ないので語りません。それより早く実験しましょう。あなたとの実験が楽しみで楽しみでもう我慢できません!」


そりゃあそうだろう、説明終わった辺りから、ヴァンはソワソワしていたのだから。


「さあ、実験を始めましょう」





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