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生きる為に  作者: モカ
生活基盤編
2/6

僕アルバイトォォー!


「改めてようこそ!共和国へ!私たちはあなたを歓迎するよー」


尋問官は改めて俺に歓迎の言葉を送ってくれる。ありがたいし、これからお世話になるのだから、こちらも改めて挨拶をしておこう。


「こちらも改めてこれからお世話になるルーファスだ、いろいろ迷惑かけると思うが、尋問官さんよろしくな」


「うんよろしくね!それと私のことは、これからカエデって呼んでね。多分1カ月か2カ月くらいはあなたと一緒になりそうだし」


そう俺は共和国へ来る途中で、金をほぼほぼ失っているのだ。なので支援を受けないという選択肢は俺にはない。


「カエデさん共和国にあるギルドに行きたいんだが、案内頼んでいいか?」


「それよりも住む場所じゃない?住む場所ないとギルドも登録できないし」


驚いた、住所がないとギルドの登録ができないとは、帝国だと住所がなくても登録ができるのだが、さすが共和国情報統制がしっかりされている。


「じゃあとりあえず住む場所だな、案内を頼む」


俺はその後住む場所をとりあえず決めた、住宅街にある普通の家を借りた。

ちなみにこれで俺の金は全部消えた。一文無しになってしまったので正直落ち込む。

落ち込む俺を見て何故かカエデがニヤニヤしている。その理由を聞いてみると。


「だってギルドに登録するのに前金3万必要だから、つまり一文無しのあんたはギルドに登録できないってこと。それがちょっとだけ面白くって!」


こいつ大事な事をいっつも言わないやん。悪魔だろこの女、ていうか帝国だとギルドに登録するのに前金いらなかったぞ。そこは面倒くさいな。と考えつつカエデに無茶な事を聞く。


「カエデ絶対返すから3万貸して!絶対返すから!」


「嫌よ、絶対返さないやつじゃないそれ、ていうか共和国に来た後の事考えてなさすぎでしょ。友人にそこら辺きかなかったの?」


そういえば友人からそこら辺の事は詳しく聞いてなかったな。なんか勢いで行けると正直思っていた。


「そうだよなさすがに無理だよな、じゃあ日雇いバイト紹介してくれ!一日で3万稼げそうなヤツ」


カエデは呆れた。日雇いで3万稼げそうな仕事はさすがにない、多分だがこの男行動力のあるバカだ、そうじゃなくてもバカだと。


「あるわけないでしょそんな仕事!そんな仕事あったら私がやりたいわ!せいぜい1万の仕事を4回こなすことね食費だとかに消えるんだから」


と至極当たり前の事を投げかけられる、そうだよな無いよな3万稼げそうな仕事、仕方ない日雇いバイトを4回こなそう、とりあえず。


そうして俺は日雇いバイトを紹介してもらい、早速1つ目の仕事をする事になった。ちなみにこの仕事を終えれば9000円もらえるので野望へ一歩近づく。それとカエデは仕事が終わるまでカフェなどで時間を潰すらしい。


そうして30分ほど歩いていると1つ目の仕事場である家に着いた。そして玄関を叩きながら声をだす。


「あのー求人見て来たんですけど誰かいますか?」


返事はない


バイトをする場所はこの家で会っているはずなのだが、人の気配がしないし、なんか全体的に暗いし、キノコ生えてるしで、バイトできそうな雰囲気では無い。


そんな家の玄関で立ち止まっていると。


「いらっしゃい話は聞いているよ、早く入りなよ。」


声がやっと返ってくる。声はイケメンな雰囲気だ、こんな家にいるのに声はイケメンだ、ずるいぞチクショー。


「じゃあ、お邪魔します。バイトは久しぶりなので迷惑かけるかも」


と言いながら家に入る。こうすることで、もしミスしても仕方ないなとたまに思ってくれるからだ、一応予防線ははっておく。これで金がもらえなくなる事はないだろう、ごめんよ声はイケメンな人よと心の中で謝っていると。


「あはは、全然大丈夫だよ、失敗したら魔術で腕がなくなるだけだから。」


と声もイケメン顔もイケメンな男が二階から降りてきた。そんな男に挨拶をする。


「イケ男よろしくな、魔術の実験の手伝いは得意だから、存分にコキ使ってくれ」


イケ男も俺に挨拶をする


「うんよろしく、魔術の相性がいいから早く終わるね、それとイケ男は辞めてくれ私の事はこれからヴァンと呼ぶように」


このヴァンことイケ男は、俺を鑑定魔術で見ながら、呟く。


勝手に覗くなよ変態、マナーがなってないぞ、まあ魔術師にマナーを求める方がおかしいのだが。


そうして俺の1つ目のバイト、魔術実験の手伝いがはじまる。

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