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異世界配信惑星ファンタジーライブマスター衆神環視惑星  作者: 中級中破微小提督
囚神監視惑星 過去編 ライドライダー
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第一ステージ ライドライダーテストプレイヤー

 俺の名は雷音大河らいおんたいが日本人だ。

 このゲーム。ライドライダーのテストプレイヤーをやっている。

 

 ライドライダー。

 それはいま開発中のフルダイブ型のVRゲームだ。

 巨大な半円にバイク型のシートが付いた筐体に乗り、VRゴーグルを装着。

 そして人型装甲一輪車「ライドライダー」を駆り戦闘に参加する。


 ライドライダーの本体はそのタイヤだ。ここが動力兼駆動力。ここにシートを貼り付け人間がへばりつく形だ。その上に人型の上半身を載せて完成。背中に搭載された武器を手に持って戦う。

 このゲームの特徴は単なる同型機の対人戦ではなく、間口となるアプリでその陣営が決定する。ライドライダーはその一つだ。

 今の所対戦相手は人型戦車の実装予定「巨人機構ジャイアント」だ。


 現状の仕様はこの二陣営のみ。

 3m級の高速移動ライドライダーに対して5m級の装甲マシマシ肩キャノンのジャイアント。

 高速移動で敵を翻弄する一輪装甲車 対 二足歩行の鈍足トーチカという趣だ。

 一番の違いはライドライダーは一人乗りなのに対してジャイアントは複数人乗れるという事だ。


 このゲームにはSA=スピードアーマーという概念がある。

 それというのもこのゲームの銃火器は避けられるものではなく、『射撃は撃てば必ず当たる』。それを軽減するのがSAだ。スピードが上がりSAレベルが上がればそれに応じて防御効果が発生する。


 例えばキャノンを食らった時はこうだ。


 00km/h SALv0 クリティカル99% 直撃01% 掠り00% 外れ00%

 25km/h SALv1 クリティカル01% 直撃99% 掠り00% 外れ00%

 50km/h SALv2 クリティカル00% 直撃01% 掠り99% 外れ00%

 75km/h SALv3 クリティカル00% 直撃00% 掠り50% 外れ50%

 99km/h SALv4 クリティカル00% 直撃00% 掠り01% 外れ99%


 こんな感じだ。簡単に言えば、


 SALv0は停止時でほぼクリティカル。

 SALv1は動き始めで直撃。

 SALV2は速度が出ているんで掠るだけ。

 SALv3は更にスピードが出ている状態で外れ判定が出てくる。

 SALv4は更に高速状態で射撃はほぼ外れる。


 これは極端な例だがキャノンはこちらが止まっていると脅威だが、走っていればそれほど脅威がないという事だ。

 取り合えず射撃は避けられないからスピードアーマーを高く維持することがライドライダーの基本となる。

 このゲームの移動速度=スピードじゃない。

 移動速度自体はスピードアーマーで多少は上がるが、爽快な高速戦闘ではないな。低速でもその感覚を味わえる間口を広くしたゲームだ。


 基本武装はこのダブルマシンガン。二丁持ちのマシンガンだ。

 この武器は射程こそ短いが360度全てを攻撃できる。言ってしまえば敵の周りを回っているだけでダメージを与えられる武器だ。敵がジャイアントなら一度取り付いてしまえば死角から一歩的に銃弾を叩き込める。

 まさにライドライダーの象徴的武器だ。

 

 お次はアサルトライフルだ。

 射角は75度。強力で射程もあるが敵の方を向いていないと使えない。

 一見最強武器に思えるが、相手のジャイアントは移動トーチカだ。これで撃ちあえばこちらが蜂の巣になる罠武器だ。

 完全に上級者向けだな。相手に狙われない位置取りが必須になる。

 標準武装ではあるが、これを撃つくらいならSAレベルをあげて取り付く方が安全だな。逆の意味での初心者キラーだな。


 スナイパーライフル。最早グレイヴヤード(墓場)。

 これは強力だが足を止める、つまりSAレベルを下げた状態でないと当たらない。そして撃つと自身のSAレベルが下がる。ほぼ確実にキャノンで反撃されて墓場行きだ。

 その特性上ゼロ距離射撃でも使えない。


 ショットガン。対ライドライダーの用の武器だ。

 簡単に言えばSAレベルが高い相手にも有効な武器だ。掠りダメージの威力が高くSAレベルが高い敵でも削っていける。

 SALv2を超えないジャイアントにはほぼゴミ。敵が使ってきたら要注意な武器だ。


 ここからはいよいよお待ちかねの近接武器のコーナーだ。


 近接はまた特殊な仕様だ。近接を仕掛けると一対一の特別な状態になる。そこで両者のIP=イニシアチブポイントを比べ、高い方が先行になる。

 IPは基本的に遅い方が高いからジャイアントにライドライダーが近接を仕掛ければ確実に先手をジャイアントに取られる。

 ではどうするか。SAレベルを高くして近接を仕掛ける。それで先手を取られても掠りと外れの確率を上げて安全に攻撃できる。

 これは近接編重で一方的にならないための仕様だな。それを踏まえて一度近接をすると武器ごとにCT=クールタイムが存在する。


 バスタードソード。名前に反してその実態は短いグレートソードだ。刀身が分厚く鉄板焼きにしても時間がかかるだろう。

 この武器の特徴は何といってもSAレベルがそのまま攻撃力に乗る事だろう。早ければ早い程威力が上がるライドライダーの象徴的武器だ。

 唯一の欠点は近接攻撃後にSAレベルが下がる事だ。強力だが敵が多い状態では使えない。だがタイマンのトドメ用にはもってこいだ。


 ハンマー。対ライドライダー武器。両手持ち。

 この武器はIP補正が高く、掠りダメージでも相手のSAレベルを下げるので実質敵の攻撃力を下げて確実に削れる。持っているだけで近接拒否になる武器だ。

 ただジャイアントにはゴミ。


 大刀。ロマン武器。両手持ち。

 SALV0の停止状態で真の力を発揮する武器。この状態だと強制的にクリティカルを発生させる。

 この状態で止めを指せれば良し、させなければ敵のクリティカルをもろに受ける諸刃の剣だ。


 そしてこれらはトリック。特殊機動を使う事でSALvを固定化できる。

 例えるなら機体が停止状態でもSALvを高く保てるトリック。

 その代わり終了後はどれだけ移動してもSALv0状態が続く。

 そう言った感じだ。

 太刀であればこのトリックを利用して強制的SALv0状態を利用して攻撃という手段もある。勿論リスクは比ではないが。


 俺はこのテストプレイで開発の仲間入りを目指している。

 これは単なるゲームではなく俺の人生がかかっている。手を抜くわけにはいかない。

 

 ハンドルネームはシコル・ギウス。

 俺の伝説を打ち建ててやるぜ!

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