【プロットタイプ】甘味過食症
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
私のケーキ最高記録は四個です。
ぶっちゃけ、三個目からきちぃ。
女という生き物は、ホルモンバランスに大きく左右される生き物であると思っている。だが今、嵐が終わって、段々と精神と体調が安定するはずが、中々良くはならなかった。
そのせいか、休日になるとやたらケーキを食べていた。自発的に食べる事もあれば、両親からの差し入れ、友人と遊んだ時、果ては夢に至るまで、ずっと、ずっと。
偏食が凄まじい。これは私の心身が録に安定してない事を表していた。
ゴロンと床に腹這いになって、スマホを弄っていると、案の定瑠衣が近寄って私を座布団にする。瑠衣が腰掛ける場所は何時も決まっていて、腰と臀の間。丁度、腹に負担の掛からないギリギリのラインに臀を置く。
私が休日に食べ続けたケーキの脂質は、今頃お前を支えるクッションにでもなっているのだろう。そう考えると中々感慨深いものである。
「ねぇ、今週、お友達と遊ぶんだけど、ケー……」
「流石に食い過ぎ」
体を捻って瑠衣の方を見ようしても、表情は疎か、何をしているのかも分からない。ただどうせ何時もの様に此方に一瞥さえ与えず、ただ黙々と小説を書いているのだろう。
「そういう約束だから食べるよ」
これは私の意思はあまり関係がない。周りが決めて、それに便乗しただけ。そう言うと、『勝手にしろ』とでも言うように、背に散らばった髪を掻き乱す。
「最後に限界まで食べたのは四個だったかな。でも味とか分からなかったな。三個目から舌が麻痺して来んの。だから食べ放題で十個とか十五個とか食べられる人、羨ましい」
食べて、食べて、食べて、食べて、それでも落ち着くかと言われれば、そんな事はなく。舌を麻痺した時の様に、ただ心身も麻痺しただけだった。
麻痺しなきゃ良いのに。舌も、心身も。
「はぁ……。瑠衣たんってさ、甘いもの食べ続けても、あんまりしんどいって顔しないよね。ちょっと羨ましい」
「普通に飽きるわ。何故平気だと思った」
それもそうか。私が無理に付き合わせているだけで、自分で進んで食べてるところ見た事ないし。実は嫌なのかも知れない。
「食い過ぎは精神に異常来すぞ」
ただそれだけ言って、また私の髪を掻き乱した。
ほら、ケーキの食べ放題、あるじゃないですか。
あれで本当に元を取れるか分からなかったので、四個で試したんですよ。
三個目から甘味が感じなくなります。
それ以来、甘いものの食べ放題はやってません。
舌が麻痺します。
そして食べ過ぎは急激な血糖値の上昇によって、精神が不安定になります。
食べても、食べても安定する事はありません。
瑠衣は遠まわし、遠まわしに気遣いを見せるます。
だから『しんどいって思って食い続けても、待ってるのは精神異常だぞ』って心配してるのだと思います。
付け加えるならば『俺だって、しんどいのだから』かと。
※夢の話です。
夢にまで見ました。
○○家のモンブランとレアチーズケーキ、シュークリーム。
プレミアムショートケーキは持ってきたのに、両親に食べられました。
泣いて怒りました。レストランで人目も憚らず怒りました。
※夢の話です。