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詩歌集

君にはなれない

作者: 君を尊敬する者


僕はどう頑張っても、君にはなれない。


僕はどうやったって僕だから。


君の真似をしたとして、


それは結局、君の真似事でしかないから。


君になれるわけじゃないから。


僕は君を尊敬している。


こころから、尊敬している。


誰に何を言われても、


自身のこころを貫く君の姿勢に憧れる。


それは君の素敵なところ。


でも、君はきっとそういう素敵なところをも、


『欠点』と思うのだろうか。


自身を貫くのはそう容易くないだろう。


だからこそ皆、自身とは向き合おうとしないんだ。


疲れるから。


怖いから。


自身の汚いところを見たくないから。


それなのに、君はすごいよ。


だから、僕は君のことをこころから尊敬している。


君になろうとする。


けど…僕は君のようなこころの強さを持っていない。


君は自身のことを『弱い』と言うけど…


僕は、そうは思わない。


自身と向き合おうとする。


自身の見たくないものを見ようとする。


それは、誰にでもできそうでできないことなんだ。


君は、それを日々やってる。


すごいよ…君は。


君は本当に、すごいよ。


だから僕は、君の背中を見る。


僕はこころから、君のことを尊敬しています。






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― 新着の感想 ―
[一言] 背中というのは面白いものですね。 時に相手と正面から相対するよりも見えてくるものがあります。 その人の見据える先、目指すところがわかるから、 なおさらにその背が大きく見えて、 その背中を追…
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