奇跡を起こせ!
最近バトルシーンが多いですね。
細かい動きはできるだけ書くようにはしていますが、空中戦は難しいです。
「フハハハハハ、これぞ魔王軍の技術の結晶、量産型起動兵器竜ドラゴロイドだ!」
ドラゴロイドは体から光を放ち、バトルフィールドを展開した!
「え?俗に言う負けイベントってやつ!?」
「負けたら死ぬやつだよ!」
「皆聞いてくれ、いかなる敵でも、必ず弱点があれば倒す方法もある!やつの弱点を探すんだ!」
4人は一斉に散らばって攻撃を仕掛けようとしてドラゴロイドに近づいた。
そのとたん、ドラゴロイドは一回転し、尻尾を振り回した!
その尻尾に全員あたってしまった!
「一撃で・・こんなに・・・ダメージが・・・」
ドラゴロイドはアストラルを睨みつけた!
そして、両手を前に出し、その手から波動弾を射出した!
アストラルの目に波動弾が向かってくるのが映った。
そのとき!一粒の雪の結晶が見えた!
「アイスウォール!」
氷の柱が幾つも出現し、壁を作った!
しかし、その壁にひびが入り崩れてしまった!
「少しはやるようだ!いい経験値になる!」
「そのセリフは!勢馬!?なぜ俺の邪魔ばかりする?」
「おまえが気に入らない・・・とでもいっとこうか」
「貴様!」
バルティウスは拳を握り締めた。
「ドラゴロイドよ!そのフィールドを火の海にしろ!」
ドラゴロイドの眼が光る。
そして、ドラゴロイドは手から波動弾をフィールド全体に片っ端から放った!
そこらじゅうに波動弾が落ちる。
カリムのすぐ後ろで爆発が起きた!
「アストラル!」
アストラル目を閉じたまま何も言わなかった。
そのとき、カリムはヘルティア王国でもらった腕輪と剣を思い出した!
「これか、これを腕輪に刺せば!」
カリムは紫色の剣を刺した!
漆黒の炎がカリムを包み込み、二本の剣は闇のオーラを纏った!
「あれだ!」
アスカとカルアも腕輪にそれぞれ白い剣と緑の剣を刺した!
アスカは光のローブを身に纏い、六角形の光が包み込んだ!
カルアは脚に羽のついたブーツを装着した!
そして、ドラゴロイドへ素早い連続攻撃を繰り出した!
顔、翼、腕、脚、尾を突く!
カルアが地面に降りたそのとき、ドラゴロイドの波動弾が迫りくる!
アスカが前に出た!
「無茶だ!」
光のバリアが波動弾を跳ね返した!
ドラゴロイドの脚の駆動部に波動弾が直撃した!
ドラゴロイドはバランスを崩した!
「今だ!」
「カリム!その剣の攻撃力にかける、なぜか僕にも強力な必殺技が使える気がする、でも内部のコアに当てない限り勝ち目はない!装甲を破ってくれ!」
カリムの背中に翼が出現した!
そのとき、ドラゴロイドから音が聞こえて来た。
「敵戦力分析、有効攻撃方法、ホーミングアロー。」
ドラゴロイドは手から無数の矢を飛ばした!
「この矢、追ってきやがる!」
前へと飛ぶカリムに矢が迫る!
カリムは当たる直前に右に素早く避けた!
しかし、矢は曲がってカリムの後ろから追ってくる!
カリムは上に上がって矢を引き付けてから高速飛行でドラゴロイドの胸のあたりを剣で斬る!
さらに何度も連続で斬る!
しかし、装甲は破れない!
そのとき、カリムは思いついた。
「矢が追ってくる性質を利用して直前で避ければ装甲を突き抜けるはずだ!」
カリムに矢が迫りくる!
「ここだ!」
カリムは左に素早く避けた!
装甲に無数の矢が当たり、ひびが入った!
「暗黒大回旋輪!」
カリムの剣に闇を宿し、回転し、装甲に攻撃する!
「装甲が割れたか!僕が決める!スパイラルトルネード!」
カルアは竜巻を引き起こした!
空気中の静電気を竜巻が取り込んで電気を帯びる!
カルアの槍が電気を吸収していった!
「からの、ギガスロー!」
カルアは槍を天に突き上げ、雷の力を増幅させた。
そしてカルアは槍を振り回し、さらに電圧を強くした!
カルアは右脚で地面に踏み切った。
脚がついたとき、地面のチリなどが吹き飛んで円状に広がった!
そしてカルアは蒼白く光る槍を投げる!
槍は超速で周りに3本の電気の筋を回転させながら飛んで行く!
ドラゴロイドのコアを槍が貫通した!
ドラゴロイドは大爆発し、破壊された!
「馬鹿な!ドラゴロイドが!貴様らよくも!」
勢馬が睨んだ!
「この俺に挑むのか?」
「フン!偉そうな口を叩くじゃねーか!」
「偉そうなのはそっちじゃねーか!まあ貴様なら少しは経験値になるか。7なるか。」
勢馬は蒼く輝く剣を鞘から抜いた!
「今の経験値は98%、こいつを倒して兄者を救う!」勢馬はそう思った。
アストラルは城へと入ろうとした。
「待て!」
しかし、勢馬が止めに入った。
ドラゴンナイトの奇襲!
「そういうことか!」
4人は戦闘態勢に入った。
「勢馬も行くぞ!」
「アストラルまで勢馬と呼ぶようになったか、もこりゃ傑作だ!勢馬とは本当の名前ではない!」
「何!?」
「本人はもう忘れただろう!古代に生きていた時の名など!」
「バルティウス!何が言いたい?貴様の目的はなんだ!」
「さあね、俺様は高みの見物とでも言わせてもらおうか。さあ、ナイトどもよ。」
アストラルにはやはり、まだわからない、古代に何があったのか、そして自分は何者なのか、アスカやカリム、カルアとの関係、そして何より、なぜ勇者が魔王になっているのかを。
今回は少し書くのに時間かかりました。
動きを実演してこんな動きできるだろうかとか、空中戦に持っていくにはどうしようとか。
そして、大陸から脱出した後の激動のストーリーにも注目です。




