王国を救え!勇者(アストラル)
ついに10話きたあああああああ!
これだけ続くとは自分でも思っていませんでした。
ここまで来たら完結させるっきゃない!
光の神殿でアスカは究極魔法を授かった。
しかし、アストラル達は島に取り残されてしまった。
「おい、これからどうする?」
「まだ方法はあるみたいだ!あっちの方を見てみろよ!」
「あれは海賊!なんでこんなところに?」
海賊船が島に降りてきた。
「おまえはあの巨大なイカを退治したかみすけだろ!いきなり雰囲気とか変わるしおもしろいやつだな!」
「あれは・・・えーと話せば長くなるというか、そういえばなんでここに来たの?」
「この島は昔から財宝が眠っているという噂があったからな。」
「確かこの木の下に隠し階段が・・・あった!」
「なんでそこまで知ってるの?」
「ここは何人もの海賊達が死んでいった。みんなこの罠にはまってな!」
階段を下った先には巨大な蛇の像がふたつ、奥に石板をはめるくぼみ、横には文字が書いてある。
かみすけは一歩進んだ。
「待ちな!こいつは罠だ」
船長が動物の骨を投げたそのとき!黒い物が骨に刺さり、突き抜けた!
かみすけはその場に固まった。
「これじゃあ財宝なんか取れないよ。」
「一か八かだ!」
カリムは前へ走り出した!
「待て!危険だ!」
黒い矢がカリムを目掛けて発射される!
突然カリムが持っていた宝玉が光りだした!
その光に黒い矢が反応し、かみすけの方に矢が向いた。
かみすけの宝玉が光り、アストラルに替わった。
その瞬間黒い矢は地面に落ちた。
「この先進めるのは勇者に関係する人だけかもしれない!」
アストラルは奥へと進んでいった。
奥の古代文字をアストラルは読んだ。
「ここは邪竜ゾルガ封印の地、そして光の力によって邪竜を封印し続けるため光の神殿を作り、天地竜は神殿を守る。しかし、天地竜が人に力を与えることがあればそれは魔の手が世界の危機に陥れようとしているだろう。天地竜の力が完全に消滅したとき、邪竜が蘇り、世界は火の海と化す。天地竜を蘇らせるには古代エルティア王国の王が使いし8つのアイテムが必要となる。しかしその8つのアイテムは1つだけ邪念を秘めた物がある。勇者よ!邪念を払うには真の勇者となり、かつての記憶を取り戻すのだ!ここに安置された石板ウェジュは三竜神の力を開放する物。魔の手との闘いで多いに役立つことだろう!」
「天地竜が人に力を与える・・・アスカ!急に究極魔法を使えるようになったのはもしや!」
アストラルは3枚の石板ウェジュと取ろうとした。
そこでアストラルはとんでもないことに気が付く!
「石板ウェジュが無い!魔王軍幹部の3人が言っていた!『神に邪心を持たせ、人の街を襲うように命じた!』と」3人の幹部に3体の神、嫌な予感がする!
「船長、すぐにエルナ大陸へと連れて行ってくれ!財宝や石板ウェジュは何者かが先に取っていったんだ!」
「よし!分かった!」
そして、海賊と共にエルナ大陸へと向かった
「アスカ、天地竜に力を与えられたんだろう!」
「なんでそれを知ってるの?」
「さっきの遺跡で天地竜が人に力を与える時は世界が危機に直面していると書いてあった!」
「そんなのわかってる!だって世界の危機じゃなかったらなんで勇者が復活したの?」
「確かに!それに魔王の存在、やはりこれはただ事ではない!」
「おかしら!もうすぐエルティア王国に着きます!」
「何!?エルティア王国だと!」
「なんだ?様子がおかしいぞ!」
アストラル達は船から降りて民衆に話かけた。
しかし、暗い顔をし、無視して行ってしまった。
「なんだよこの国は!」
「今じゃあこんな光景あたりまえさ!」
「誰だ!」
「俺の名はキャプテン・バドルフ、船長とは長い付き合いだ。」
「そうなのか!この国では何が起こっているんだ?」
「俺達は海賊といっても国と連携し、魔物を倒すのさ!といっても最近は助けを求めてこないのさ!それで様子を見に来たら城下町の一部が壊れてるじゃないか!」
「でもどうすれば?」
その会話を盗み聞きしていた人が話しかけてきた。
フードをかぶり、自分の正体を隠している様子だ。
「父上は悪くない!今の父上は父上じゃない!」
「何!?詳しく聞かせてくれないか?」
「先日、魔王軍が襲い掛かってきて、僕は城から逃げることができた。でもそのとき、おぞましいたてがみを持つ獣が城の中に入っていき、父上を牢屋に入れたんだ!僕は父上を助けようと真実の宝石を探しに行ったけれど、見つけることはできなかった。」
そのとき、後ろでは船長が遺跡の蛇の眼になっていた宝石を取り、店に売ってしまった。
「あれは真実の宝石!頼む!その宝石を売ってくれ!金なら出す!」
「だめだよ、これは1週間後に開かれるバトル大会の優勝賞品なんだから!」
「そんな、あの大会は強豪揃いなのに。」
「俺参加する!その宝石を手に入れて、この国の王も救うんだ!1週間あれば大丈夫!」
「そいつは面白いぜ!俺も混ぜろよ!」
「バドルフ!」
「2対2の大会だろ!俺は優勝したことあるぜ!」
「ありがとうございます。」
そして、アストラルの修行が始まった!
先日アストラルと俺が入れ替わる夢を見ました。
アストラルに操られてひどいことされましたよ(笑)
例えばわざと攻撃を受けさせられたり・・・まあそんなことはいいとして読んでいただきありがとうございました。




