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地点F から 百旗の帰還 までの裏設定。人によっては邪足、読んでない人にはネタバレ。

作者: 赤花野 ピエ露

作者が言ってしまえばそれが答えになってしまうと思われるかもしれませんが、ピエ露の言葉なのであまりお気になさらずに。

第一部:地点F ~魔物の戦争と屍の冒険譚~  https://ncode.syosetu.com/n6227ed/

第二部:マトリョーシカ ~百旗の英雄物語~  https://ncode.syosetu.com/n0906ei/

第三部:グッドモーニングサタデー       https://ncode.syosetu.com/n9248el/

第四部:マトリョーシカ ~百旗の帰還~    https://ncode.syosetu.com/n0586eo/







 先ずはスイニーンこと5766が何故エルフや耳長族などではなく妖精種のエルフだと思われていたのかについて。

 彼女は純機械生命体スイガネであり肉体を一時的に持っていただけに過ぎません、本体は機械であり、エルフの情報を基に構築された肉体にも他者には感知出来ない機械が組み込まれています。

 その機械のエネルギーは魔力でありその魔力は自然エネルギーをもとにして彼女自身が生み出しています、それこそ植物の様に、ソーラーパネルの様に。

 魚人のサマチョチョは水の流れを見る様に、武人で獣人のアーロンなどは気の流れを見る様に魔力の流れを見ることが出来、スイニーンが自然から魔力を得ている事を感じ取っていた訳です。

 エルフを基にしてあった為、本人が種族をエルフと言っていた事も一因。

 因みに、変な帽子を被っていた事もここに理由が有り、魔力生成を髪の毛でおこなっていてその効率を上げる為のギミックが帽子に施されていたからです。




 共通言語システムは Clown=Lord が世界を、そこに住む人々の認識に介入する為に創ったシステムです。

 Clown=Lord は神獣である白彦をも偽ることが出来る程にピエロ然とした偽りの能力を種族特性として持っており、自分をも偽れてしまいす。

 時折一人称が滅茶苦茶であったり自分の存在が変質している事に気が付かなかったのも長すぎる時の流れに晒されて歪んでしまった Clown=Lord の強すぎる想いが故にです。

 Clown=Lord は魔王とは違い幸せを感じることが出来ますが、感じることができるのにもかかわらずその人生で幸せを感じた事はほぼ無く、人間であった頃、その短すぎた人生の終盤で唯一感じるに至った小さな幸せに縋りながらピエロに身を沈めピエロの王に座してしまいました。




 霧曇 蓮華こと魔王について

 闇と空間と死と喰の力を基とし構成されている魔王は唯一個体の特異点として神に生み出されました。

 Clown=Lord を調整する役目を神に与えられている魔王は世界を俯瞰して見れる場所に生まれ存在していましたが Clown=Lord の暴走行為を止めるべく大いなる神の世界に身を宿し移り、そして神の力を得た Clown=Lord に殺されてしまいました。


 神はレベルアップの概念を Clown=Lord に授けていたので Clown=Lord が己を殺せたらその力が魔王を上回る事は想定していた。

 そもそもそれが神のシナリオであり、魔王を生んだ理由。

 魔王の種族である屍霊形種は肉体と魂が別であり、本体は魂そのもの。

 様々な世界に降臨できるのもその為です。

 Clown=Lord との戦いを想定し肉体を大いなる神の世界に宿して移ったがそれこそが神の狙いで、Clown=Lord に空間の力を持っている魔王の肉体ならば望む真の過去へ魂を宿したまま渡れることを悟らせたかったから。

 そして、魔王と夏希の魂に繋がりを持たせる為に。

 それが魔王の役目。


 己で己を殺す、しかも過去の自分が存在を違えた未来の自分を殺すという歪んだ事態がバグとなって膨れ上がり神の存在を完全に上書きするに至った。


 怒りと悲しみで魔王が世界を滅ぼす事で神が復活する見込みをゼロにするのが神のかいたシナリオの結末。


 超能力も能力を持ち込む入り口として植えられたもの。


 黒鉄 翠が転移させられた先はウミの世界。


 勇者は縛りに耐性がある。




 神は一部と三部で書かれていた少女で、元は…

 三部では Clown=Lord によって、都合良く現実と歴史が改変されてしまっている。

 Clown=Lord も魔王も元の世界を知らない。

 四部作、部があるということは章もあるということです。

 第一章は神の誕生を第二章は魔王と Clown=Lord の物語をそして、第三章は…

あまり書きすぎると面白みを余計に欠いてしまうのでここまでとさせていただきます。

読んでいただいていた方の余韻と考察をより深く出来たら良いな、と思います。

(いい塩になれたでしょうか?)

まだお読みでない方で、興味を持たれた方はどうぞよろしくお願いいたします。

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