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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第5章 いろんなとこ大冒険
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第三十九話 学の一日


朝、七時四十五分に俺は目を覚ます。

周りの大半の人から見ると遅い様に見えるが俺はこれで十分だ。

簡単に身支度などを済ませ、おにぎりやパンなどを食べながら岳信の家へ向かう。

こうすると、昼までの腹もちが良くなるからだ。

一つ手に持ち、残りの二、三個をティッシュなどにくるんでポケットに入れておく。

そ、そこまで不衛生でもない、と、思う…ぞ?

それを岳信の家に着くまでに食べ終える。

昔、クリームの入ったシュークリームをポケットに入れたまま岳信に会うとポケットを叩かれ、ポケットの中がクリームまみれになってしまった。


「おはよっ!」


岳信の(マンション)の前でいつも岳信は立っている。


「おはよ。朝から元気だな」


朝の挨拶を終えると、岳信はワープホールを作る。

俺が早く起きないで良い理由はこれ。

ワープホールを通ると学校の近くの人目のつかない場所にでる。

そのまま岳信と登校する。

靴箱で上靴に履き替えて教室へと向かう。

教室に着くと、クラスの友達が挨拶をしてくる。

肌が黒すぎる奴や、ちょっとロン毛な奴、鶏のつくねみたいな奴もいる。

まぁ、個性豊かなクラスメイトである。

授業はかなり真面目に受ける方だ。

時々、岳信達と絵しりとりなどをする時もあるが。


「あー、腹減った!」


昼休みはお弁当を食べる。

大体岳信について行ってるが、場所は岳信の気分次第で、教室や渡り廊下、ベンチや階段で食べたりもする。

食べ終えたら、図書室へ行く。

図書室に着くと陰影と夢呂日や他の友達もいて、俺や夢呂日はラノベを読んだりするが、他の奴らは面白い写真とかが載っているのを見てゲラゲラ笑う。

その後、午後の授業。

午後の授業が終わると掃除。

俺の班の班長の指示に従って掃除をする。

掃除が終われば終礼。

終礼が終われば部活だ。


「行こうぜ」


終礼が終わると隣の席の岳信が言ってくる。

俺たち二人が教室を出ると、陰影と夢呂日が外で待っている。

俺たちは四人、理科室へ向かう。


「皆さん、こんにちは」


理科室へ着くといつものように安田先生がいる。

先輩三人と挨拶をする。

科学部といえどする事はあまりなく、理科室の金魚に餌をやったり、食虫植物を動かしたりしてダラダラする。

小橋先生はまた、魔道具を作っている。

五時になると科学部の活動は終わる。

帰りは四人で帰る。

流石に帰りは陰影と夢呂日に悪いので歩いて帰る。

帰ると、うざい妹や母と父と晩御飯を食べ、風呂に入り、少し勉強をして、ゆっくりし、俺は寝た。

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