第三十一話 学の人生楽チンルート確定
…味噌豚骨について詳しくだと?
今、校長室で校長と二人っきりなのだが、俺たちは、現在の科学部の状況について無理矢理か刺されたのだが…
どうしてこうなった⁈
まぁ、とりあえず…
「ええと、僕の行きつけのラーメン屋さんは『豚骨』専門店で、味噌豚骨や醤油豚骨などといった様々な豚骨ラーメンがあるんですよ」
「なんだ、と…」
え、何?
何、衝撃の事実を知らされたみたいになってんの?
「私はね、ラーメンが大好きなんだよ」
…そりゃ分かりますよ?
「それこそ、校長の仕事をサボって、今まで全国のラーメン屋巡りをしてきた程にね」
…馬鹿なのか?この校長は。
「君はまだ、私の知らない世界を教えてもらった心から感謝するよ」
「は、はぁ」
なんで感謝されてるんだろう、俺。
「そうだな、褒美として推薦をあげよう」
またまた、今のわからないことを言っ…
は⁈
「推薦⁈」
推薦って、あの受験しなくても高校に行ける最強の魔法書ではないのか⁈
ラーメン教えただけでこれって…超ラッキーじゃん。
「そうだ、推薦だ君の学力にあった高校に推薦してあげよう」
「ありがとうございます!」
「ただし、下がったら低い高校になるからね」
よっしゃああ!
少し勉強頑張るだけで高校行けるぜぇぇぇ‼︎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後、校長室を出てきた俺に攻めか受けどっちだったのか聞いてきた三人をぶちのめした。




