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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第1章 異世界の大魔法使い
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第三話 それぞれの魔法

と言うわけで、俺たちも特別な魔法を使える為の作業を行った。


「で、具体的にどんな事をするんですか?」


「先ほどあなた方が名付けた魔素は水に溶けます。それを限界まで溶かして飲んでもらす。それで体が覚醒するはずです。どんな魔法が使えるかどうかは、人それぞれです。味は期待しないで下さいね。では、準備をしますね」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「4人分できましたよ。誰から行きますか?」


俺たちは顔を合わせた。


「俺から行くわ」


陰影だ。そして、そこから一気飲み‼︎


「うぅううう、」


苦しんでいる。大丈夫か?


「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」


お?いけたのか?


「どうですか具合は?」


「なんかイマイチ実感がないんですけど」


「えーっと、あなたの能力は・・・」


先生が陰影の頭で何かを探るようにして、


「おお、結構いいですね。では、試しにあそこのチョークを取ろうとして下さい。」


「はい・・・」


なんだ?何が起きるんだ?と、思っていたその瞬間、かの影語り急に黒板まで伸びてチョークを取って来た。


「「「「!!」」」」


「あなたはどうやら影を自由自在に操れるようですね」


「すげえ、カッコいい!次、俺行く‼︎」


と、夢呂日。


「かっ、かは」


夢呂日はどんな能力だ?あいつは何かそこそこすごい能力を手に入れそうだが。


「おおおおおおお」


終わったらしい。すると先生が調べた。


「あなたこれはまずいですよ」


ん?なんだ?予想外の展開か?


「谷川さん、何かを見ようと集中してみて下さい」


「先生、みんなの服が透けて見えるんですが」


「どうやらあなたは透視能力を手に入れたみたいですね。悪用してはいけませんよ」


ん?悪用?


「悪用する事があんのか?」


岳信に聞いてみた。


「あれはまずい、女子の服の中が見えるんだ。変態だ・・・」


ほんとだこれはまずい。なんか夢呂日がガッツポーズをしている。


「じゃ、次俺な」


岳信がいった


「おおお」


そして、先生は、


「これは素晴らしい‼︎岳信さん今のところあなたが一番すごい能力の持ち主ですよ」


えっ、どんな能力だ?


「あなたは別の空閑を作る事が出来るみたいですね。どこかへワープさせたり、手に持たないで持ち運びしたり、収納したりできますよ」


いいなそれ、俺もそれ欲しいわ。まぁ、いい。


「じゃ、次俺な。おれがもっといい能力を手に入れてやるよ」


頼む‼︎いいやつ、いいやつ、いいやつ、来い来い来い来い来い来い。飲んだ。


「うぉぉぉぉォォォォォオオ‼︎」


そして、先生が手っ取り早く調べてくれた。


「は?あなた完全に企んだのですか?ビームを放つ事ができますよ!」


よっしゃ‼︎これはいいぞ‼︎これで敵をばんばんやっつけていける!


「でもこれ、普段使うのは禁止ですし、あんまり使い道無いかもしれませんね」


意味ねえ‼︎くそくそくそせっかくなのに。

やらかした。


「まぁまぁ、いつか使う時が来ますよ」


いつかって。いつだよ。


「それでは、席について下さい先輩の紹介をしますね。それでは部長からどんどんいきましょう。2、3年生の人前へ、」


そして、自己紹介が始まった。


「部長の矢田です。能力は幻覚を見せる事ができます。よろしくお願いします」


「副部長の沙羅だ。能力は巨大化したり小さくなったりできる。よろしくな。」


「2年の張です能力は浮いたり、浮かせたりできます。えーっと、よろしくお願いします」


「おう、ワイは2年の岡本言うんや、能力はな、物質創造ができるんや、よろしくな」


「2年の藤川です。えっと能力が透明化の能力です。よろしくお願いします」」


「これで全員です。話とかはまた来週のして下さい。そろそろ私、会議に行かないといけないので。くれぐれも魔法を変な事に使ったりしないでくださいね」


そして、慌てて先生は出ていった。はたして、俺はこんな能力でいいのだろうか?けれどこの3年間楽しくなりそうだ。


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