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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第4章 漆黒の影のアサシン
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第二十六話 第四の使者

時雨は美術部員であり、美術部のエースみたいなそんな感じの奴だ。(適当)

二十分とかそれぐらい前になんかいい雰囲気であったが、今はそんな事を気にしている場合ではない。(適当)

陰影より奴の方がかなり面倒なのだから。


(適当……ではない)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


俺と陰影が闘っている時、少し離れた所でこの闘いはあった。


「うぉりゃ!」


岳信はワープホールを殴った。

すると時雨のすぐ横に腕が出てくる。

しかし、それでは駄目だ当たらない。

すると時雨の横にいる魔法使いが炎やら氷やら色々撃ってきた。


「どりゃあ!」


岳信は力づくでぶっ飛ばした。


「なぁなぁ、お前さん」


「ん?なんだよ」


「大阪弁、わかりにくいな」と岳信は思った。


「抵抗せんとそのままぽっくり逝ってくれへん?これ面倒くさいんやわ」


その言葉ににゃっと笑い、岳信はこう言う。


「もちろん俺は抵抗するさ。KOBUSIでね」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「清宮さん!山出谷さん!」


岳信は振り返った。


「清宮さんはワープの応用を、山出谷さんはこれを使って下さい!」


先生が俺に、ウイニングガンを投げるのを見て準備をした。

そして岳信はこう思う。


ーーやってやるで。


似合わない大阪弁で。


ーーでも、さっきKOBUSIでって言っちゃった。まぁ、いっか★


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「まぁそろそろええかな?」


岳信が見たその先では、なんかもう充電満タンの携帯みたいな感じで時雨がいた。

炎、氷、雷、風、光、闇、その他があちこちにある。


「ああ、今ならそれ全部いけるぜ」


「じゃあ、遠慮なく!」


時雨が一気に放ってきた。

しかし、岳信は余裕のそぶりで殴る姿勢を見せない。

そして、


「うわぁっ⁉︎」


ドラゴンと魔女に魔法が直撃した。

ドラゴンが落ちてくる。

それと同時に、時雨も落ちてしまった。


「なんでや?さっきの魔法やったら余裕で耐えられるはずやのに」


と、よろめきながら立ち上がる。


「後ろからだから見えなかったのかな?さっきの魔法。お前が放ったのに百倍の力を加えさせてもらったぞ」


「な⁉︎」


全てを岳信の新世界すしざんまいにいれ、パワーを百倍にする。そしてそれを時雨達の後ろから放ったのだ。


「ではそちらこそ、抵抗せず殴られてね」


岳信は歩いて時雨に近づく。


「やれ!」


しかし、時雨も抵抗した。

だが、倒れていたドラゴンからブレスが吐かれる。


ーーやばい、油断した。


その瞬間、一つのナイフがドラゴンの顔を赤く染めた。

ナイフの主は…言うまでもない。


「さて、遊びは終わりだ」


陰影は、輝き始めた。

次回、ビンタ

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