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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第1章 異世界の大魔法使い
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第二話 魔素とマホニウム

「初めまして。私が科学部顧問の安田です。」


俺たちは目を疑った。いかにもおかしい先生だと思ったのだ。


「先生、足とか悪いんですか?」


岳信が聞いた。こんな特徴的な先生を俺たちは見たことがなかった。


「いえいえそんなことはありませんよ。なぜなら、私は」


少し間を空けてそう言ったその


「大魔法使いですので」


大丈夫なのか?この先生、と疑ったのだがそれはすぐに分かる話だった。なんと、急に黒板に文字ができたのだ。


「「「「⁉︎」」」」


「さっき、少しばかり時を止めて見ました。」


全員びっくりした。しかし、周りの先輩達は何もかもも知っていたようだ。


「先生はいつからここにいるのですか?」


聞いてみた。


「あなた達と同じタイミングでここに来ましたよ。では、少し前の話をしましょう」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この安田先生は、入学式前あたりからこの学校に来たらしい。そして、科学部の顧問を担当することは自分の意思だった。先生はここに来る前、魔法界と言う世界から来た。理由は、植田という、先生を倒す為だそうだ。その先生は去年まで科学部の顧問を務めていた現在の副顧問である。しかしその正体は魔法界の闇の魔法使いで世界を滅ぼしかねない力の持ち主だった為、彼を倒す為に安田先生が来たらしい。


「それで、植田はこの世界で魔法をつかいこなせてるみたいなんですよ。この世界でしか使えない魔法があるみたいです。」


そこで、この世界に適応しているらしい俺たちがその魔法を使えるようになって、植田を倒して欲しいとのことだった。


「でも魔法ってどうやって使うんですか?」


むろひが聞いた。確かに今まで俺たちが魔法を使って来た経験はゼロだ。


「ええ、知っていますともだから向こうの世界から持って来ました」


そして先生が取り出したのは、何かの気体と個体だった。


「これはどこの世界でも魔法を放ったり魔法道具を作るのに必要なんですよ」


すると岳信が、


「先生‼︎どんなこれを使ってどんな魔法が使えるんですか?」


「魔法の力は無限大だよ。頭で意識したことは大抵できますね。しかし、あなた達人間はたくさんの魔法を使えません。けれど人間は特別な魔法一つだけできるのです」


それはすごいな。


「名前つけよか」


陰影が言った。まぁ、そうだこの物質と言うのは、少々面倒くさい。


「だったらさ」


俺は言う。


「酸素とか水素とか言うやん?だから魔素で、なんちゃらニウムとか言うやん?だからマホニウムしようぜ!」


ここで出てきてないキャラ紹介しときます。


沙羅(さらな)先輩 3年

(ちゃん)先輩2年

岡本(おかもと)先輩2年

藤川(ふじかわ)先輩2年


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