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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第4章 漆黒の影のアサシン
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第二十三話 文化部祭り 前編

短くなって本当にごめんなさい。

「やっと始まったぜー!」


今日、文化部祭りが始まった。ここで一番はしゃいでるのは夢呂日だ。


「なんでお前そんなはしゃいでんだよ、なんかあったのか?」


「よく聞いてくれたな学。この俺たちの学校の美術部はな、アニメ好きが多いらしいのだ」


ふぁ?


「おまけに絵も上手く、毎年セクシィ〜な絵が展示されているらしい」


「へ、へぇー」


そんな事をそんな真顔で言われても、


「あなた達にその余裕がありますかね」


後ろからの声、安田先生だ。


「あなた達は、展示の準備、そして、受付もしなければならないのです」


「「「「受付‼︎」」」」


何それめんどくさ。


「さあ、今から、文化部祭りを盛り上げていきましょう‼︎」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


俺たちはなんの会話もなく黙々と作業を行っていた。台を運んだり、記録した物を貼ったりなど色々大変だ。


「おー、これが時雨のか」


あ、あそこにさぼりの夢呂日がいるぞ。


「お前なー、黙々って言ってるそばからそういうのやめろや」


と言いつつ、俺は夢呂日が見ていた絵を見る、


「え…」


思わず黙りこんでしまった、目の前にあるものが本当に絵なのか困ってしまったのだ。二次元が三次元になっているというか。


「すげー」


あ、そうそうこれだけ言っておこう。

横で夢呂日が喜んでいるのでどういう絵かは想像に任せる。学校のイベントだからね?そこまで凄くは無いよ?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


かなり飛ばさせてもらうが、今、受付を行っている。中では色々な発表ガされているだろう。


「先生ー。俺たちいつまでここにいたらいいんですか?」


つまらないだろうな、わかるぞ岳信。


「先生、俺トイレ行ってきます」


陰影が逃げた。もし、遅かったら殴りに行こう。

すると入り口から制服を着た女の子と怖い感じの男達3人が入ってきた。


「「「こんにちわー」」」


男達は嫌そうな顔をして中に入っていき、女の子はうつむいたままだった。

無視かよ、て言うか、これ、助けなきゃいけないとかいうそういうシチュエーションか?


よっしゃああやってやるぜ!


俺は椅子から立ち上がった。


次回、文化部祭り 後編

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