表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第3章 新世界のアタッカー
21/77

第十七話 マグロを持って現れた男

夏休み書けない恐れあり。

岳信が怒る時、それは大抵ある。彼はちょっと短気なのだ。

そして彼が本気で怒る時。それは二つのパターンがある。俺も長年の付き合いであるが、未だに見た事が無い。彼が本気で怒るのは、自分の大好きな魚介類と昆虫の事だと聞いている。

そして今、俺がマグロがいると嘘をついて、物凄く怒っている岳信。しかし、怒りの矛先は俺では無く、賢治の方へと向いた。


「テメェのせいで、一匹しか釣れなかったじゃないか!」


一匹釣れてんじゃねえか。そう言って刃物に変身している賢治は岳信に空へと投げられた。


「ひぇぇぇぇぇええ!」


賢治の悲鳴がひびいた。それと同時にマグロをこちらに投げてきた。


「ちょっと預かっといてくれ」


「うおっと」


物凄い大きなマグロ。すごく大きい。


「覚えとけよ学。俺の魔道具の名前は、ゴッドインアース。大地の神だ。」


そして岳信は、ゴッドインアースを手に装着すると。落ちてきた賢治に、一発パンチをくらわした。


「ぐえっ!」


1000倍のパワーはとてもすごい。凄いスピードで飛んでいった。


「こんなもんかな」


「いや、そこまでやって死なない奴はいないと思うけど」


「まぁ、怒りがまだ収まってないんだけど、第二形態とか無いかな」


やばっ、フラグきた!


「俺がこれでくたばると思ったかぁぁ‼︎」


やっぱ来た!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


単刀直入に言うと、賢治はドラゴンへと、変身した。大きな翼が生え、鋭い爪。光る鱗。完全なドラゴンだった。


「なんで俺がこんな目に!」


と言いながら、口から炎を吐き出した。浜辺がどんどん酷いありさまになっていく。


「きゃー」「わー」「逃げろー」


海に遊びに来ていた人達が逃げている。やばい、海にも被害がでだした。


「皆さん‼︎逃げて下さい‼︎」


やばい、海に来てる人達を助けなきゃ。くそ、俺たちの正体がバレるんじゃないか?


「よくも…」


岳信が、怒ったような声で呟いた。


「よくも、俺の町をめちゃくちゃにしてくれたな!」


そして、岳信が輝き始めた…


次回、「お前ボコすぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ