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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第3章 新世界のアタッカー
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第十五話 海へ行こう

「おっしゃー!遂に来たー!」


波のザザーンとなる音。涼しい潮風。俺の町にある海へとやって来た。


「夢呂日と陰影は、先に浜辺に行ってるはずだぜ」


俺たちは浜辺へと向かう。人が結構いるな。


「おーい陰影!」


向こうでテントを張っているのは陰影か。


「やっと来たか、手伝え」


相変わらずの毒舌。ん?


「夢呂日は?」


また何かあったのか?あいつならまさか、


「水着の人達を見て興奮した後トイレ行ったぞ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その頃、夢呂日は、


「来たぞ、海と言う名の楽園に!ここで俺の透視能力が…ぐひ、グヒヒヒヒヒ」


そんな事を言い、う○こを終えた夢呂日は、個室のトイレを出ようと鍵を開けようとした時。


「鍵が、開かない…」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「おーい、遅れたー」


夢呂日が来た。テントを丁度、張り終わってから、


「お前絶対タイミング見計らってただろ。殺すぞ」


相変わらずの毒舌。陰影さん怖いよー。


「夢呂日はそんな事しないよ。だって夢呂日はさっきまでトイレでエ○い妄想してただけだって」


「うん、そーだよ」


「「「えっ」」」


夢呂日が認めた⁉︎なんだ⁉︎何かあったのか?


「まだ、まぁ、それより早く遊びに行こうぜ!おい夢呂日。透視能力を使うんじゃねえぞ」


驚いた俺はあたふたしながら言った。


「わ、わかった」


なんだ?やけに聞き分けがいいな。


「すまん。俺ちょっと抜ける」


「はあっ⁉︎急になんだよ」


空気読めない奴一号出現。


「ごめん急用だ、出来るだけ早く帰ってくる」


言いながらワープを作り、岳信は消えてしまった。


「しゃあねぇ、3人で遊ぶか」


「「おー…」」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


やはり、夢呂日がおかしい、全く透視能力を使わない。一応注意はしたけれど、本当にしない訳が無い。そして俺は気付いた。


「おいお前」


「ん?どうした学?」


「お前誰だよ」


「えっ、俺は…夢呂日だよ?」


「いいや、違うね」


陰影も気づいてたらしい。


「貴様はあの短足おデブじゃ無い」


「お前の能力が変身なのかどうかは知らんが言ってやる」


俺たち2人は深呼吸をし、声を合わせて言った。


「「下手くそだな」」


少し沈黙があり、そして、


「は、ははは、ははははははははははははははははははははは!」


偽夢呂日は高笑いを始めた。そして、どんどん姿が変わってきた。


「よく見破ったな。参考に聞きたいのだが、」


「そんなの簡単だ」


俺は余裕そうに言った。


「お前がエ○く無いからだ」


物凄いカッコ悪いセリフだ…。でも、俺は続けて言う。


「あいつは、全力で自分がでエ○い事を否定する。そして俺たちがいくらやめろって言っても透視するのをやめない。それが夢呂日なんだよ。それを俺と陰影と岳信が一番知ってる。あいつが誰よりもエ○くて、どうしようもなくエ○いって事をだ!」


「おい、それ本人に聞かれたら殺されるぞ」


陰影にツッコまれた。


「おい、陰影。俺たち2人で倒せるよな」


「勿論。余裕だ」


俺たち2人の気持ちが高ぶってくる。


「ふっふっふっ、俺の変身能力に勝てるかな?」


「「いくぞ!」」


いざ、開戦。





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↑はコラボ本です。

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