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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第3章 新世界のアタッカー
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第十四.五話 出会い

テスト終わったああああ‼︎

結構昔の話をしよう。それは俺、山出谷 学が7歳の小学二年生の三学期。俺が行っていた小学校に転校生が来た。そいつはとても明るい奴で、もうすぐ終わろうとしていた俺のクラスで人気者になり、楽しい思い出を作っては、最後はみんな涙を流しながら進級して行った。その人気者になった転校生の名は…




清宮 岳信といった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「よろしく!山出谷くん!」


岳信が転校して来た日、俺はよくある話で隣同士になっていた。


「こっちこそよろしく!清宮くん!」


あの頃は俺も可愛かった。

それから俺たちは休み時間などでよく遊ぶ様になった。そんなある日、


「山出谷くん。今日僕の家に遊びに来ない?」


そんなことがあって、


「いいの?行く行く!」


そして学校で待ち合わせをして、待っていたら…


「おーい山出谷くーん!」


三輪車で迎えに来たのであった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「そんなこともあったなー」


今日は海へ行く日。岳信がワープで迎えに来るので、こんな事を思い出して待っていた。


「ヤッホー!学。遅くなった!」


はぁ、今では下の名前で呼び合うようになり、言葉遣いもだいぶ変わった。


「いやー、ウ○コしてたら、遅くなってさー」


「そんな話言わなくていいよ⁉︎」


全く、岳信って奴は、本当に、


「よっしゃ!行こうぜ学!」


バカで、いい親友だ。


「おう、二年で三輪車やった奴」


「俺の黒歴史を掘り起こすな!」

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