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科学部の大魔法使いⅠ-強い絆でー  作者: ゴマ団子/Masari
第3章 新世界のアタッカー
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第十四話 命名

「はぁ、今日も疲れたー」


最近は超忙しい。班長め、俺をこき使いやがって。


「こんにちわー」


俺はいつも通り、理科室を開ける。ところが、それはいつもの理科室では無かった。


「えっ⁉︎」


森。森が広がっていたのだ。熱帯の森だろうか。


「何があったんだ⁉︎」


みんなは?大丈夫か?まさか新手の使者か?そこらにある大きな岩。そして木々…


「あれ?」


よく見たら木々の間が隙間すらない。岩の配置も見た事がある。そして、こんな魔法を使う人も科学部にいる。


「よくわかったね」


と、森がいつもの理科室へと変わる。


「やっぱり、沙羅先輩でしたか」


「面白そうだからって岳信さんが、まぁ僕も乗り気だったんですけど」


「お前か!岳信‼︎」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ちょっと今日はやりたい事があるんでやっていいですか?」


安田先生が異常に元気だ。


「実はこの世界の魔法の考え方について詳しく知るために、TATUYAでそういうアニメを借りたんです」


TATUYAって、大魔法使いの行く場所じゃ無いと思うんだが、


「そして私は魔法に名前をつけることを知りました。だから皆さんにも、自分だけの魔法に名前を付けて欲しいのです」


確かに名前をつけるの必要だよな。楽しそうだし。だけど、慎重に考えなくては、これから一生使うのだから、


「私なんて、時を止める魔法にあの有名な『ザ・ワール…」


「先生!それはダメです!」


夢呂日がつっこんだ。さすがにそれはまずい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


秘技、という事で。

という事で、クラブが終わり、いつものワープする所へ、移動していた。(いつも、目立たない様にそうしているのだ)


「岳信、お前なんて名前にした?」


「俺のか。聞きたいか?」


「うん、聞きたい」


「そうか、そいつは言えねーなー」


むかっ、ハラたつ。まぁ、そのうち分かるからいいか


「いい事を教えてやる。陰影の名前はものすげーおもろいから」


なんだよ、気になるじゃあねえか。


「じゃあ、お前は?」


岳信が、にやにやしながら聞いて来た。


「ん?俺か?」


そいつは言えねーなー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夜。今流行りのアレで、


岳信 海行こうぜ!

陰影 なぜに

岳信 まぁいいじゃん行こうぜ!

(むろひ) 水着の女性ふふふ

学 やめろ夢呂日

岳信 レッドも連れてっていい?

学 レッドって誰だよ

岳信 俺のカブトムシの名前だよ

学 そうか

(むろひ) 楽しみ(意味深)

陰影 黙れ


というわけで海だ。楽しみだなぁ。


「バサバサ」


その時、見慣れない鳥が飛んで行った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ええっ⁉︎吉川やられたの?」


「ええ、おまけに一番モテなさそうな夢呂日と付き合いました」


「マジで⁉︎」


「はい、ですが私なら大丈夫です。彼らは海へ行くらしいのでそこを攻めようかと」


「そうか、それはいつだ?」


「えっ、」


「だからそれはいつなのだ?」


「今から調べて来ます‼︎」


「大丈夫か?前川(まえがわ) 賢治(けんじ)






実力、チャレンジ、期末だと…

(という事でだいぶ、遅れます。)


次回、海へ行こう

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