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今から未来を変えて見せる‼

いやはや、これからどうするべきか。


竹千代、もとい家康は私の想像以上にカッコよかった。


将来はそこそこのイケメンになるだろう。


まぁそれはおいとこう。


「……このままいけば、私が嫁に行く、か」


史実通りなら、私は嫁ぎ、そして殺される。


………そんなの、たまったもんじゃない‼


「竹千代どの、ですかー」


のほほんとお気楽そうな椿姫が羨ましい。


そりゃそうだ、椿姫はお田鶴の方として自害こそするが決して旦那に殺される訳ではない。


「将来は瀬名か椿が嫁に行けば三河も今川のものよの」


冗談じゃないわよ義元さま‼


こんな早くに死にたくなんかない。


しかも息子まで殺すようなやつの嫁になんか‼


「椿姫が適役かと思います。

 先程も、椿姫の声に聞き惚れておりましたもの‼」


ごめんね、椿姫。


あなたに恨みはないけど、私はまだ死にたくないのよ‼


「でも、椿は好きな人がいるのですー」


「このわしに教えてはくれぬか?

 椿のために良縁にしてみようの」


「わーい‼」


「義元さま……‼」


ヤバイ。


このままいけば私が死んでしまう。


隣で喜ぶ椿姫が無性に殴りたくなった。

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