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婚礼

婚礼、というのは案外簡単なものだった。


それは今川で行われた、というものだからかも知れないが気を使う人もいないし。


………かと言って。


全く緊張しない、というわけでもないのである。









「………瀬名姫………いや、瀬名…」


「はい、元康さま」


「瀬名…」


はい、このやり取りがかれこれ続いています。


婚礼を終えたあとの初夜………ということでそれなりに緊張していたんだけども。


私より緊張している元康さまを見てると緊張しなくなってくる。


「元康さま。

………これから、よしなにお願いしまする」


「岡崎という瀬名には大変な場所だと思うが、よろしくお願い申し上げる」


「はい」


私はしっかりするとこはしっかりする元康さまのこういうとこが好きだったりする。


お互いに見惚れているうちに、気づいたら朝だった。












………要するに、私もベタぼれなのである。

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