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～神、お前だけは許さない(小並感)～
完全に前回の続きですので短めです。
息をひそめて、じっとする。
ばれたら即死だね、これ。
ん？狼さんの鳴き声。
奇襲せずに襲う宣言する狼さん。かっこいい。
1匹、ＶＳ大人。
流石に子供じゃ死者が出るのかな？
戦いが始まったけど、狼さんもうすでに劣勢。
あれへぇ？
狼弱いの？
大人が強いの？
わかんない‥。
手助けしてあげようかな。
さっき取った魔法スキルを使って大人の背中めがけて魔法を撃とう‥‥としてみる。
火の玉、メ〇みたいなのを簡単にイメージ。
あとはスキルが勝ってにやってくれる。
‥‥‥なんてことはなかった。
えー‥‥。
イメージして撃てないって、詰みじゃんかぁ‥‥。
なんてことしてたら狼さん負けてた。
分殺もいいところだし、大人は無傷。
アリは子供に分殺されるし、明らかに格上の狼さんですら大人に分殺。
あはーん、これ本気で頑張らないと散歩とか言ってられないぞ。
ちゃんとレベルあげて、それと一緒に地力上げて。
この世界の力関係を把握して、魔法に慣れて。
やらないといけないことが多いなぁ、全く。
人間さんは帰っていった。
あれ、もう夕方じゃん。
夜行性の魔物とか怖いな。
隠れて寝よう。
地面をＬ字に掘る。
Ｌの縦の部分を埋める。
完璧。
あ”－。
転生ってことで結構浮かれてたけどさぁ。
最弱(仮)転生は酷い。
こーれは、苦労するぞぉ！
おやすみ！
神様てめぇ呪ってやるからな！
