表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/402

学園都市の花火大会 (光一×みなも カップリング編)

初の光一とみなものカップリング話。

はてさて、上手く出来たかな?

「流石に、人はそう多くはないか」

「仕方ないよ。今日はリハーしゃルみたいなものだから」

 場所は湾岸区画。

 裕樹達が波止場に到着したその頃、光一はみなもを誘って屋台の並ぶ、学園都市の湾岸区画に来ていた。

 花火職人方面の学生と試作品の両方のテストを兼ねた物なので、基本的には試作品の真新しさが売りの、小規模な花火大会

 なので、光一は今日ばかりは屋台を休み、みなもを誘って花火大会を見に――

「――うっ」

「やっぱり、痛むの?」

「……まさかあの事件に東城勢力が絡んで来るとは」

 来ていたのだが、光一の顔の右半分が包帯で覆われており、包帯越しでも頬が腫れあがっているのが、みなもにもわかった。

 更に言えば、黒のTシャツにダメージ加工のジーパンと言う格好のその下も、人呼んで断罪の狂人と言われるS級手配犯、椎名九十九とやり合った事で、結構酷い事になっている。

「けどまあ、骨には異常はないから大丈夫」

「それ全然大丈夫とは言えないからね。やっぱり花火は部屋で見ようよ、看病してあげるから」

「大丈夫だって。九十九とやり合ってこれ位で済んだんなら、寧ろ上出来だし」

「上出来っていう所が納得出来るから言ってるの。その話聞いた時心臓破裂しそうになったんだから、格好つけてないで安静に……」


 ドーーン!


「おっ、始まった始まった」

「……あっ、光一君」

「ほら、もっと楽しめよ。折角来たんだから」

 彼らしからぬハイテンションに、無理をしているのは見え見えだった。

 ――が、それ以上の事は言う気にならず。

「――綺麗だったね」

「ちょっとしょぼいけどな――あっ、なんか連発来……!?」

 顔が痛んだのか、光一が包帯の個所を抑えてよろめく

 それをみなもが支えようと寄り添い……

「あっ……」

「……はしゃぎ過ぎ。ちょっと大人しくしてて、また痛むよ?」

「……わかった」

 そのまま、みなもに寄り添われる形で諭され、光一は黙って花火を見る事に。

 死角になっていて見えなかったが、寄り添われた個所から感じるみなもの鼓動に、何となく表情が想像でき――。

「一緒にこれてよかった」

「――なら、次誘う時にはケガしないでね?」

「……努力する」

「約束、でしょ?」

「……わかった」


レフェルさん提案のカップリングですが……

これはツボに入りそう。


さて、レフェルさんキャラで裕樹と絡ませるとしたら、誰になるかな?

と、ふと思ってみたり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ