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ニャンコとワンコ  作者: とてとて
第1幕 幽冥ノ詩
3/60

=ΦωΦ= 争いは時として事件を呼ぶかもしれない Uo・ェ・oU

「いい加減にしなさいよ!」


 曇天の空の下、甲高い女の怒声が響き渡る。道行く人々が何事かと振り返る中、ヒステリックな声を上げた女と対峙していたハインは鼻の穴を膨らませて憤然と女に指を突きつけた。

「いい加減にするのはてめぇのほうだ! 麗しの姐さんのご尊顔を拝ませてやったというのになんだその態度は! 恥を知れ恥を!」

 本日も絶好調なハインである。

 批判を受けるべきが応じず逆に糾弾の姿勢を見せたことで、不意を突かれたように女が鼻白んだ。

「ふん、ニャンコの足元どころか爪の先にも及ばないかわいげしかないメスが、生意気にもニャンコ奴隷の俺に指図するとは愚かにもほどがある」

「指図って――」

「姐さんの許可もなく口を開くな無礼者!」

 ぴしゃりと言い放つハインに、さしもの生意気女もおとなしく従った。

 初めから素直に言うことを聞いていればいいのだ。そうすればハインもこんな言い方をせずに済んだものを。


「でもお兄さん、悪いのはどう見てもお兄さんだと思うっすよ」


 横から言葉の冷水を浴びせかけられた。

 沈黙ののち、横に目をやる。毎度おなじみ垂れ耳フードを被ったマーシャと、そのマーシャに背中をさすられて介抱されている中年男性の姿が視界に飛び込んできた。

 端的に説明すると、その中年は被害者だ。迸るニャンコ愛を抑えきれずにいきなり走り出したハインに轢かれた通りすがりの男。

 ちょっと接触しただけなのに軟弱な。これはあれではないだろうか、今流行りの当たり屋。

 などと現実逃避するハインに代わって、マーシャが中年にごめんなさいをしていた。

「オンナのコに謝らせておいてアナタはしないの?」

 とびっきりのスマイルを浮かべて楽しげに中年――鼻の下が伸びているぞおっさん――と会話をしているマーシャから視線を外す。視線が向けられるのを待っていたのか、どこか勝ち誇ったような表情――被害妄想だ――で先ほどの女が言った。

 理不尽に怒鳴り返されたことを根にでも持っているのか。


 女はどうやらこの街の人間ではなさそうだった。着込んだ革の胴鎧から、旅の者であることがうかがえる。短く切りそろえられた赤茶の髪は、女の性格を表しているようですらあった。

 ぐっと言葉を詰まらせるハインではあったが、そこで引き下がらないのがハインのハインたる所以だ。

「俺の滾るニャンコ愛が浴びれておっさんも幸せだったろうさ。むしろ感謝してもらいたいな」

 むちゃくちゃな理論だが、ハインは本気である。

 呆れたように女の瞼が半分ずり下げられた。

「そのニャンコとやらはアナタに呆れてるようだけど?」

「はん! 何をバカな――って姐さんんんっ!?」

 足元にいたはずの姐さんが、なぜか女の足元に移動していた。かわいらしく前足を舐めてお座りしている姿のなんと麗しいことか。

 だがしかし、なぜに自分の足元ではなくそんなどこの馬の骨とも知れない女の足元なのか。

 気が付いたら崖先から飛び降りる気持ちでハインは姐さんの目の前に土下座をしていた。


「すいませんっした!」


 大通りに響き渡るほどの大音量で姐さんに謝る。姐さんに嫌われてしまったらもはや生きる希望がなくなってしまう。

「いや、ネコじゃなくてあの人に謝りなさいよ」

 頭上で無粋な言葉を発するメスがいるが、今のハインの耳には届かない。こちらは必死なのだ。生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれた者がかわいげの欠片もない行きずりのメスごときに構っていられるだろうか? いられるはずがない。

 こうなったら地中に埋もれる覚悟で頭を下げるしか手はない。

 石畳に擦り付けていた頭を一度上げ、姐さんのその麗しいご尊顔を拝んでから勢いよく頭を下げる。

 目の奥で火花がスパークした。鼻の奥がツーンとする。

「ちょ! 何やってのさアナタ!」

 周囲の雑音がうるさくなった気がしたが知ったことではない。もう一度頭を上げ、

「っ――!」

 ハインはその動きを止めた。

 姐さんが、麗しの姐さんが、麗しの姐さんの美しいおみ足が、ぴとりとハインの額に触れたからだ。額、ちょうど石畳の地面にしたたかに打ち付けた場所だ。

 涙が込み上げてくるのを、ハインは我慢することができなかった。

「お、お許しいただけるのですか?」

 小さく清流のような澄んだ声が姐さんの口から発せられる。それはまさに天上の調べと言っても過言ではなかった。

「ありがとうございますっ!」

 自然と下げた頭を、姐さんの柔らかな肉球がぷにぷにと触った。極上の喜びである。

 失態を犯した下僕をただ許すだけではなく、こんなご褒美まで与えてくださるなんて。


 感動に打ち震えるハイン。それを遠巻きに眺めている人々。

 奇異なものを見るようなその視線がふと煩わしく感じて、周囲に視線を這わせる。ハインの表情はこの時点で無になっていた。

「――――……なに見てんだごらぁ!」

 素早く立ち上がって威嚇の声を上げる。

 悲鳴を上げて、集まっていた人々は逃げて行った。


「お兄さんは相変わらずっすねー」

 慣れた様子でマーシャがしみじみとこぼす。

「これがアナタたちの日常なの?」

 それに返すのは先ほどハインに突っかかってきた女だ。どうやら野次馬たちと一緒に逃げずに残っていたようだ。

「ちっ、まだいやがったのかよ」

「随分な物言いだね。まぁいいけどさ」

 やれやれと肩をすくめる女が膝を曲げる。なんだと思ってその行動を見守っていると、あろうことか姐さんがその女のそばに優雅な足取りで近づいていくではないか。

 ハインは愕然と固まった。

 差し出された指に姐さんがすり寄る。薄汚れた現世と隔絶された流麗な肢体を、武骨としか思えない女の指が撫でた。陽光を受けて艶やかな光沢を見せる黒い毛並みが波打つ。ごろごろと姐さんの喉からあられもない悩ましい嬌声が漏れた。

 くりんと黒目が眼球の裏へと逃げる。

 ハインはその場に受け身も取らず崩れ落ちた。

「ちょ! どうしたんだよ!?」

「あー……お兄さんの悪い癖っすねー」

 遠くで声が聞こえてくる。

 知ったことではない。


 ハインは声を上げてむせび泣いた。これでもかというくらい。

 姐さんが自分以外の人間に懐くなんてあるはずがない。あっていいはずがない。

 生涯姐さんの下僕として生きると誓ったハインを差し置いて、あんな甘い声を出すなんてありえない。


 年甲斐もなくむせび泣くハインの頭を誰かが――恐らくマーシャなのだろうが――乱暴にわしゃわしゃと撫でくりまわすのを感じながら、ハインは姐さんがこちらへ戻ってきてくれるまで泣き続けると決めた。

「お兄さんは姐さんが他の人に懐くのを見ると壊れるんすよ」

「姐さん?」

「そのニャンコっす」

「……ああ」

 自身が発する泣き声の間を縫ってふたりの会話が聞こえてくる。ハインの奇行に慣れきっているマーシャは落ち着いたものだった。

 女、もとい、姐さんをたぶらかす淫乱雌豚野郎の声が不快にも鼓膜を揺らす。あの雌豚は後で必ず地獄に落としてやる。姐さんの見ていないところで。今に見ていろ。

 黒い感情の命ずるままにハインはほくそ笑んだ。

「お兄さんが悪い顔してるっす」

 空気を読まないマーシャの声は耳に届かなかった。耳元で清らかな楽が奏でられたのだ、雑音など耳に入るはずがない。

 がばりと顔を上げる。

「あふ」

 華麗に姐さんのニャンコパンチがハインの横面にヒットした。ニャンコパンチ、いや、幸せパンチ。

「ありがとうございます!!」

 深く頭を下げる。不甲斐ない下僕にこんなご褒美をくださる姐さんの懐の深さに、ただただハインは滂沱の涙を流す他なかった。


「ところでお姉さんは誰っすか?」

「アタシかい? アタシはマリ。この街の自警団の一員だよ」

「自警団っすかー……自宅を警備するお仕事っすよね?」

「違うよ」

 バカ犬のバカな発言にバカバカしくも付き合っているバカ雌豚をいちべつしてから体を起こす。石畳の上に転がっていたせいで汚れた服は、軽く払うだけで済ませておいた。姐さんの美しさを際立たせるためならば汚れることも厭わないハインである。主よりも小奇麗にしている従僕など存在してはいけない。

 それはともかくとして。

 雌豚はどうやら旅の者ではなかったらしい。革の胴鎧は自警団だからこそ着用していたのか。

 と、そこまで情報を整理してからふと疑問が浮上した。

「自警団ってなんだよ。街には普通、正規の騎士団だか警備隊だかが詰めてるはずだろ?」

「もちろんいるにはいるんだけどね」

 きらんとマーシャの瞳が輝いた。

「事件すか?」

「なんでちょっと楽しそうなんだよ」

 半眼になった雌豚がマーシャを軽く小突く。マーシャは少しも怯むことなく、えへへ、と無邪気に笑うだけだった。


「ま、アナタたちには関係ない話だ。変な騒ぎを起こさずに過ごしてもらえればアタシは満足なんだけどね」

 こちらを見ながら言ってくる雌豚にガンを飛ばしておく。ケンカはもっぱら売り専だが、ケンカを売られたら相手が誰であろうと買う主義だ。

 雌豚は嘆息して肩をすくめた。

 気に入らない。姐さんにちょっと気に入られたからって調子に乗っているに違いない。

「自警団さんは何をしてる人なんすか?」

「それはアタシ個人を指す名前じゃないよ。アタシはマリ」

「お姉さん」

 渋い顔になった雌豚を指さしてげらげらと笑う。実に愉快な表情だった。

「バカ犬は人の名前覚えんのが苦手なんだよ。ざまぁ」

 決して短くはないはずの付き合いのハインの名前すら憶えていないバカ犬だ。今聞いたばかりの雌豚の名前など憶えるはずがない。

 年上の男はお兄さん、年上の女はお姉さん、それがマーシャの分類だ。おじさん、おばさんが存在しなくて、おじいさんおばあさんと続く。同年代や年下をどう呼んでいたかは忘れたが。

 苦虫を噛み潰したような顔でマーシャを見下ろす雌豚の眼差しには憐憫が乗っていた。

 だが憐れんだところでバカ犬の頭は良くならない。残念なことに。


 ふたりからの視線がどうにも居心地が悪かったのか、マーシャの唇が不満そうに尖った。

「なんすか?」

「お前はバカだなぁっつー話だ」

「マーシャバカじゃないっすよ! バカじゃないっすよ!」

 ぎゃいぎゃい騒ぐマーシャの頭を押さえ、耳をほじる。ますますうるさく喚き出すマーシャの泣き声など聞いてやる気はない。

「アナタたちはどういう関係?」

「あん?」

「う?」

 じゃれるふたりに問いが投げられる。ふたりして問いの主に顔を向けると、不可解そうにふたりを見つめる雌豚の眼差しとぶつかった。

 マーシャと顔を見合わせる。


 関係――それはなかなか難しい質問だ。

 ハインとマーシャが出会ったのは、今から数えること3ヶ月前。迂闊にも行き倒れていたマーシャを拾ったのが始まりだった。

 ニャンコ奴隷のハインと、ワンコラブのマーシャは当然ながら最初は反発しあった。それはもう激しく。騒ぎすぎて宿を追い出されたほどに。

 それからなんやかんやありつつも、今こうして一緒に行動している。このなんやかんやの部分が説明に困る部分だ。

 恐らく説明したところで理解されまい。

 とはいえ、疑問を持たれたのならば説明をしなければならない状況であることも確かだ。

 普通に考えたらわかる。三十路を目前に控えた男とまだ未成年の少女が、見るからに親兄弟でもないのに一緒に旅をしているなど、怪しすぎて妄想が爆発する。下衆の勘繰りをされないとも限らない。

 冗談ではない。

 何が悲しくてニャンコでもない、しかもワンコ派の小娘なんぞ趣味で連れまわさなくてはならないのか。

 ハインは被害者だ。ここは強く主張すべきだろう。

「お兄さんはマーシャのお父さま探しの協力者っすよ」

 方針を固めたハインが顔を上げるよりも先、口を開いたのはマーシャだった。

「父親探し?」

「お父さま探しっす。マーシャずっと探してるのに、どこにいるのかわかんないんすよ」

 マーシャがしょんぼりと肩を落とす。耳と尻尾を垂れてうなだれるワンコの幻影とそれはよく重なった。普段から無駄に元気いっぱいで明るくテンションうなぎのぼりの少女がうなだれると、それだけで何かいたたまれない気分にさせられる。

 気遣わしげに雌豚がマーシャの肩に手を置いた。


 しかし困った。

 タイミングを逃してしまった。

 この状態から自分は被害者だと主張しても、何言ってるんだこいつ、としか思われないだろう。それだけでは飽き足らず空気を読まない痛いやつというレッテルを張られかねない。

 いや、それはむしろどうでもいい。未成年者誘拐容疑をかけられることがなくなったのだから喜ばしいことだ。

 ただ無性に許せないのが、こちらを見る雌豚の眼差しの温度が変わったことだ。

(案外いいやつなんだなとか思ってんだろうな、この淫乱雌豚野郎)

 居心地の悪さから身じろぐ。ますます雌豚の眼差しが微笑ましいものに変わった。

 耐えきれなくなって背を向ける。

 雌豚はどうやらよっぽど頭が平和なようだ。少し考えれば完全な善意からのわけがないとわかるだろうに。そのことに思い至らない阿呆さ加減に、呆れるのも面倒くさい。


「アナタの探してるお父さまはどんなヒトなの?」

「カッコいいっす」

「いや、そういうんじゃなくて」

「すぅっごくカッコいいっす。世界一っす」

 さすがマーシャ。問いの答えにまったく手がかりがない。

 振り返れば、完全に困惑顔の雌豚と目が合った。ざまぁ、と言いたい気持ちを抑えて、ハインはやれやれとかぶりを振った。

「マーシャ、そいつの名前は?」

「知らないっす」

「背格好は?」

「マーシャよりもおっきいっす」

「歳は?」

「マーシャよりも上っす」

「な?」

 最後は雌豚に。ほぼノーヒント。これで探し出せたら神だと思う。完全にお手上げ物件である。

 マーシャというバカ犬は、情報を言葉にするのがすこぶる苦手な生き物だった。

「な、なんていうか……アナタ、苦労してるのね?」

 同情されてしまった。

 慣れればなかなかに付き合いやすい子どもなのでそれほど苦労している覚えはないが、あえて否定することでもない。同情されているほうが楽なので、ハインはひょいと肩を上下させておいた。


「そのついでにわんわんワンダーランドの建国を目指してるんすよ」

「ん? ……うん?」

 未知のワードを聞いたとばかりに雌豚の動きが止まる。

 話の脈絡のなさはマーシャの特徴だ。初対面の雌豚には厳しかろう。助け舟は出さないが。

「ワンコを愛でるんすよ。ワンコをもふもふして暮らすステキなランドっす。世界中がワンコであふれるんす」

「おいちょっと待て。世界にあまねく広がるのはニャンダー教だ。ワンコなんて吠えるしか脳のない猛獣じゃねぇか」

「お兄さんが吠えられるのはお兄さんが悪いんすよ。ワンコはニャンコよりもずっとお利口さんなんすから」

「あ゛ん? 人間に尻尾振って媚び売るワンコと一緒にすんじゃねぇよ! ニャンコ様は人間なんぞに靡かない高貴なお方なんだぞ!」

「媚びじゃないっす! 愛情表現っす! ニャンコなんて目離したら勝手にどっか行っちゃうじゃないっすか!」

「何物にも縛られない自由を愛しておられるんだから当然だ!」

「発情期の時うるさいんすよ!」

「年中吠え猛るほうがうっせぇよ!」

「うーー!」

「ふーーー!」

「ちょっと、ケンカはよしなよ」

 睨み合うハインとマーシャの間に手が生える。

「アナタもコドモ相手に大人げないわよ」

 なぜか矛先はハインだけに向いた。

 これが子どもの特権か。大人だからと言って一方的に責められるのは納得がいかない。


 文句のひとつでもふたつでもみっつでも垂れてやろうと口を開き、ふと思い立ってやめた。

 足元で退屈そうにしている姐さんを見下ろして精神を落ち着かせる。そう、今こそ見せつけてやるのだ。大人の余裕というやつを。

 雌豚の仲裁で矛を収めたマーシャに向けて、

「ニャンコだけは譲れん!」

 声高々に言い放つ。

 あんぐりと口を開けたのは雌豚だけだった。

「マーシャだってワンコは譲れないっすよ!」

「ニャンコのためなら犯罪にすら手を染めてやろうホトトギス!」

「ワンコのためならお兄さんをぶっ倒すっすホーホケキョ!」

「いざ勝負!」

「なんでそうなるのさ!?」

 雌豚の声はふたりには届かなかった。

 そしてふたりの戦いもまた始まらなかった。


「キャーーーーー!!」


 太陽もまだ高い位置にある街中に甲高い悲鳴が響き渡る。

 即座に身を翻したハインの目には、悲鳴が聞こえてきたと思しき方角に走り出している姐さんの可憐な後姿が映った。すぐさまハインも姐さんの後を追って駆け出す。

「あ、ちょっと! どこ行くつもりだよ!」

 声が背中に届く。構わずハインは姐さんが曲がった角に続いた。


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