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【完結】絵の中の人々  作者: 遥々岬
第八章 風の妖精
38/63

ラバル&小話とあとがき


挿絵(By みてみん)



*ラバル


 風の妖精

 シズリの歩む人生を良く知る人物。


 連載も中盤に差し掛かり、漸く彼の出自が明るみになりました。

 ストーリーはおとぎ話を読んでいるような世界観を心掛けました。


 元々、絵の中の人々は完結まで人々の悩みと苦難、そして現実的であり奇跡は中々起きないから奇跡と呼ぶんだと大声で主張するような鬱蒼としたお話でした。

 ラバル自体が連載に登場するキャラクターでは無く、終止シズリが”自分だけ”の幸せを見つけるような展開でした。幸せの形とは温かなものだけではなく、例え誰かにとっては残酷に見える結末であってもストーリーの中で生きる人々にとってはそれが最善であり、幸せだと言わしめる様な。そんな物語を作る予定でした。

 しかし風の妖精が生まれたことは私にとっても救済になり、やはり大事に想い、愛している自分の世界をちゃんとした形で幸せにしたいという欲が彼のおかげで湧き上がり、書き進める言動力になりました。

 このキャラクターには感謝しかありません。


 妖精や精霊についてはまだまだ作中では明白に表現をしていませんが、彼の矛盾や不確かなチグハグさこそがこの物語の真髄になり得るのかと思っています。

 一つのゴールを決めて動いていたストーリーは、キャラクターたちが悩み、時に彷徨いながら、そして時には来た道を戻りながらも理想とする道を探し始めてくれました。


 人らしく在りたい一人の妖精についても今後注目して頂けたら幸いです。




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