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あの山の向こう  作者: 琥珀
1/1

あなたは何を視ますか

誰もが一度は思ったことがあるのではないか。

あの山の向こうには何があるのかと。

頭の中ではわかっている。

が、少し考えてしまう。

もしかしたら、巨人がいるかも。

いや、何もない空間があるかも。

あなたは何を向こうに視るか。


家の近くのグラウンドで、高校球児が大きな声を揃えて走っている。

その声で今日は目が覚めた。

起きるのは何時でもいい。

今日も学校に行かなかった。

前日から親には風邪だと言ったが、

本当は違う。行きたくないのだ。

友達はいる。虐められてもない。

ただ、振られたのだ。

ただそれだけ。

目が覚めても瞼をつぶり、

あいつの事以外を思い浮かべる。

今は現実なのか、夢なのか。

正直どうでもいい。

あ、もうすぐ秋は終わるな。

そろそろ寒くなるのかな。

普段と違い、この気持ちは何故か

必要に感じられる。

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