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空虚

作者: 須東さう

病んでるように見えるかも知れません。

苦手な方は閲覧非推奨です。

何でもないこと

ただの戯言。



死にたいな

なんてうわ言のように思ってた。

なんで死にたいかは明確じゃなかった。

ただ忘れていただけだった。

私が死にたいなって思ったのは

生きている理由がないからだった。

なんで生きているんだろう

はやく死にたいな

なんで死にたいんだろう

わからないな

自問自答を馬鹿みたいに繰り返した。

私は私が嫌いだった。

だけど、私を守るのはいつもしてた。

矛盾していた。

心とやっていることが矛盾していた。

お母さんが聞いたら悲しむだろう。

お父さんが聞いたら悲しむだろう。

でも、私は、いらないから、駄目な子だから

はやく消えて、なくなってしまいたいなって

そう、思ってる。

お母さん、嘘ついてごめんなさい。

あのとき、友達出来ないから学校嫌だってそう言ったけど、実は学校自体が嫌だったの。

クラス自体はね優しいクラスだった。

愛想笑いがあればなんとかなった。

でもね、呼び出されて、笑われてたの。

何回も何回も。行かないときあったけど、

いつか無くなるって思ってたけどね

クラスの学級委員長に笑われて殴られたような衝撃を受けたの。

そしたらね、涙が出てきて止められなくて。

クラスの人もあと、3人くらいいたよ。

なんでそんなことしたのか、聞かなかった私が悪いのは今なら分かるけど、そのときはどうしても駄目だった。

よわいからだめだった

私がよわいから

強くなりたいな

今からでもいいかな。

許せるところは許してきた。

私が悪いからって謝らないでって

でもね、たまに辛くて駄目なの

やっぱり、私は駄目なの

こうやって文章書いてないと、今にも死にたくなってしまうし、駄目な人間なの。

過去のせいばかり

私が悪いのに

ごめんなさい

つらい

しにたい

簡単に言ってごめんなさい

きえたいな

もっとひどい人いるのに

恵まれてる私がこんなんでごめんなさい

病んでもいない、うつ病でもないそんな私がこんな子でごめんなさい

今日も何回も何回も死にたいななんて思ってごめんなさい。

でもね、分かったよ。

大丈夫って言っていれば大丈夫になる

大丈夫じゃなくても大丈夫になる

小学生のころから、家で子供で、元気があって、何も考えていないようなそんな私を演じてて良かった。

言葉にしないから、わからない

言葉にしないから、私が辛くてもわからない


あのね、こんなこと言っておいてだけど

私、まだ笑えるよ

まだ笑えるから、大丈夫なんだよ

いたいって錯覚だよ

大丈夫大丈夫


私はまだ、大丈夫。

元気いっぱいだよ。

ただの戯言だよ、こんなの。

戯言を読んで下さりありがとうございました。

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