お披露目回
遅れましたー!!!
だって仕方ないじゃん!夏休みに入って部活は本格化してきたしPSVITAのFate/stayninightがめちゃくちゃ面白いんだもん!!
まあこれからは不安定になるかもだけどよろしくお願いします(*´ω`)
夢で起きた出来事は夢じゃなかった。
十人に聞けば十人とも何言ってんだこいつと思われるようなことを言ったかもしれないがこれは事実だとしか言えない。なぜならあの後、すぐに目が覚めて確認のためケモ耳美少女になれるか試してみた所、本当になれたんだから夢ではないと実証できた。
他にも色々な機能があると言っていたが家で確認できなさそうなので後回しにして、二人にも確認しておこう。思い立ったら即行動。ベットから降りてスマホを取る。時刻を確認すれば午前六時、学校までは時間がある。グループトークアプリを開き三人だけのグループを開いて文字を打ち込む。
’二人とも起きてるか?’
送信したらすぐに既読2と付いた。
’起きてますよー’
’どうしましたか先輩?’
’早いな返信が、まあそれはいいとして、二人とも夢を見なかったか?’
’あー、あの夢ですね。見ましたよー’
’はい見ました’
’それなら話が早い。今日の放課後の部活の時間で発表しあおうぜ。お互いに秘密にしといて見せ合う形で行こう’
’はーい了解でーす’
’わかりました。その時のお楽しみってことですね’
’そーゆーこと!それじゃあ放課後楽しみにしてるぜ’
’ボクも楽しみにしてまーす♡’
’ぜひ期待しておいてくださいね’
そうしてトークは終わり、気がついたら六時半。学校までは時間がまだあるからゆっくり準備して七時半には家を出る。準備は念入りに、ケモ耳化するときに服などは変わらないので中学の時に買ったコスプレ用の女子制服をカバンの奥底に隠す。もちろん女子用の下着も、ただしブラジャーはサイズが圧倒的に合わないので持っていけない。
* * * * *
時間はとび、放課後。
大した事件と言う事件もなく安全に過ごし、部室へと足を運ぶ。途中で二人と合流し、今日はこんなことがあったのですよーとかボクの身長が0.1ミリ伸びたんですよーとかそんな会話をし部室に入る。
扉に鍵をかけ、窓を閉める。白猫ちゃんもわんこちゃんは神妙な面持ちでこちらを見る。
誰かがゴクンと息をのむ音が聞こえた。いや、誰かじゃない、俺だ。
司会と進行は俺。
「それではこれより、第一回能力披露会を始めます!!」
「「わー!」」
二人分の拍手がパチパチと鳴る。
「それじゃこの後どうする?」
「じゃんけんで決めるのは?」
「同時に発表しませんか?」
「「それだっ!!」」
「じゃあお披露目準備しましょう!」
十分後・・・
ホワイトボードで簡単な仕切りを作り、互いに見えないようにして、着替え始める。
俺はまずケモ耳化してダボダボになった男子用の制服を脱ぎ、綺麗に畳んで机に置く。次にカバンに隠してた女子用下着と女子用の制服と出し、着る。意外と簡単に着ることができ、準備ができたので呼びかける。その前に声の女の子になってるので元の声になるべく寄せて声を出す。
「おーい、準備はいい?」
「はい大丈夫ですよー」
「ボクもへーきでーす」
「それじゃあせーので仕切りを退けるよ」
「「「せーのっ!!!」」」
仕切りを退けて見えた先には・・・
小学生並に縮んでとてもロリロリしい白猫ちゃんと、非常に布面積が小さく、大事なところしか隠れてない、しかもモフモフとした毛皮に包まれて手足がイヌの手になって、頭にイヌ耳、お尻にはしっぽがついたわんこちゃんがいた。