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俺は/私は オタク友達がほしいっ!  作者: 左リュウ
第2章 秀才姉妹と一泊二日の親睦会
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第15話 衝撃の結末(意味深)

 カラオケボックスで密かに勃発した戦争。

 そう。ここは今まさに戦場と化したのだ。正人が手際よくドリンクバーとみんなでつまめるものを注文し、それぞれがジュースをくんでくる為に席をたち、そしていよいよ選曲タイムが始まった。

 よく一人カラオケに行くので端末の操作に関しては俺も手慣れたものだ。体に染みついたいつもの動作でさっそくアニメカテゴリーを選……

「ていっ(グキッ)」

「ごぺっ」

 隣の席の加奈から手首を捻じ曲げられた。

 周囲の人間に聞こえないようにひそひそ声で会話する。

(何するんだこのBBA!)

(バカですか? 私の話きいてましたか? なにあたかも当然の如くアニメカテゴリーに手を出してるんですか?)

(ハッ!)

 ああ、そうだそうだ。今ここは戦場だった。失念してたぜ。

(わ、悪い。いつもの一人カラオケの時の癖で……)

(……………………ああ、うん。いいんじゃないでしょうか、一人カラオケ)

 なんかやけに同情された。普通だよな? 一人カラオケ。

 とりあえず俺の選曲は後まわしにし、転校生に初手を譲ることにした。そして二つある端末が巡り巡ってまた俺の所に来る。

 俺のターンだ。

 とりあえず、無難に最近の流行りの曲でも入れておくか。

 端末の中にある最新ヒットソングのカテゴリーの中からシャニーズ事務所の<荒氏>というアイドルグループの新曲を選ぶ。俺だって流行の曲ぐらい聞くんだよ。

 俺は<荒氏>を選択してターンエンド。

 そしてそれぞれの選択した曲を歌い始め、一巡する。

 一周目の順番と選曲はかなり無難なチョイスだ。どれもこれもが最近、一般人の若者の間で流行している曲ばかりで、まだ様子見といった段階か。

 まあ、初手はこんなものだろう。大方予想通りだ。さすがに初手でボロは出すまい。

 カラオケは長期戦になること必至なのだ!

 二周目も特に変化は無し。三周目も同じ。四周目も同じ。

(そろそろですか)

 そういうと加奈は恵にアイコンタクトを送り、恵もそれに了解のサインを送る。たかがカラオケで無駄に高度な連携である。

 アイコンタクトを受け取った恵は唐突に立ち上がり、

「はいは――――い! 私から提案があるんだけど!」

「……提案?」

 間髪入れずに南帆が切りこむ。このタイミングからして事前に打ち合わせていたに違いない。

「ここからは曲に縛りをかけてみない?」

「縛り? 例えば、どんな?」

「うーん。そうだねぇ」

 考え込むフリをした恵がチラッと部屋に飾ってあった某海賊漫画のポスターに視線を向けると、まるで今、思いついたかのようにして、

「じゃあアニメの曲とかは?」

 ……なんという無駄に用意された連係プレー。

 周囲の反応はというと特に拒否するようでもなく、すんなりと恵の提案は受け入れられた。

(ふっふっふっ。私たちの戦いはこれからです)

(打ち切りみたいだな)

 だがこれで舞台は限定された。

(ん? でもみんなアニソンを歌うと誰が同類とか解らなくね?)

(フッ。それは違いますよ海斗くん)

 やれやれだぜとでも言いたそうする加奈。なんかイラッとくるな。

(アニソンの中にも一般向けとガチで分けられているんですよ。ほら、たまにいるじゃないですか。流行ったアニメをちょこっと見て「アニメ見る俺オタクだわー」「オタクな俺かっけー」な勘違いをするリア充が。そんなリア充が「アニソン歌おうぜ」ってなって歌う曲は決まってけ○おん! だとかワ○ピースだとかするんですよ)

(やたらと詳しいな)

(ええ。兄さんがその罠に嵌ってニワカアニオタの中、一人でガチのアニソンを歌ってドン引きされて「俺、もうカラオケいかない……」って泣いて帰ってきたことがありますから)

(徹さ――――――――――――――――ん!)

 なんてことだ。あの人にそんな悲しい過去があったなんて。

(まあ、とにかく。ここからが本番です)

 ここで舞台が限定化された。だが、俺たちも細心の注意を払って選曲をしなければならない。

 俺は悩んだ末に一般受けの良いアニメの曲をチョイスした。

 訪れたアニソン縛り一周目……。

 緊張に包まれる俺たち文研部!

 そして! 葉山が! 歌うッッッ!


「~♪~♪」


『!』

 驚愕ッ!

 葉山が歌ったのは萌えアニメのOPテーマッ!

(かいくん、これは⁉ まさか、そうたんは……黒ッ⁉)

(いや、違う! これは罠だ! 俺たちオタを引きずり出す為の罠だッ!)

(罠⁉)

 確かに葉山が歌っているのは紛れもない萌えアニメ! だが、この萌えアニメは現在、一般人の間でもそれなりの人気のある、一般人に認知された、いうなればけい○ん! ポジションのリア充御用達アニメッ!

 この程度ならばまだ……まだ、セーフ! こいつは現時点では白ッ!

(まだお前らは動くな! 冷静になれ! 早まると死ぬぞ!)

 ふぅ。危ない危ない。あやうく騙されるところだったぜ。やっぱ自分の知ってるアニメのOPを歌われるとちょっと期待しちゃうぜ。

「このアニメあんまり知らないんだけど、知らなくてもなんとか歌えるもんだね」

 なんとか葉山が歌い終わり、とりあえず判断は保留と言う結果になった。

(気を抜けねぇ……一瞬でも気を抜けば……殺られるッ!)

 次は渚美羽の番だ。奴は何を歌うのだろうか。時折こちらをギロッと睨みつけてくるのはなぜだろうか。

「次は私の曲ですね」

 イントロが流れ始めた辺りで渚美羽が席を立つ。うん。やっぱりカラオケで歌う時って立った方が歌いやすいよね。

 葉山の時とは違って、今度はかなり無難なチョイスだった。ファミリー向けアニメ映画に使われたアイドルグループの曲だ。続く渚美紗も同じ。正人も似たようなもの。その後も二週したが変わらず。

 戦況は一気に膠着状態へと陥った。

 三週目。

(……ここからが本番)

(ですね)

 俺たちの視線は次の順番である恵へと注がれる。ここからは俺たちのターン。

(どうする……この状態が長く続けば一般受けする無難な曲を消耗するだけだ……)

 まだこの三人はボロを出さない。トークで攻めるか? いや、まだその時ではない。

 頭の中では解っていた。理解していた。

 アニメ系の話しやすくする空気を作るには、誰かが犠牲(※ガチのアニソンを歌う)になるしかないのだと!

 だがッ! それが学園生活における死のリスクを伴うッ!

 まだ一年生でこれからの三年間の学園生活、下手をすれば周囲からアニオタ認定されながら生きていかなければならない! 認定されるだけならばまだいい。しかし! 俺の中学時代のような悲劇が生み出されるかもしれないッ!

(もう……打つ手がないのか……!)

 諦めかけたその時。

 次の曲のイントロが流れる。

『ッ!』

 そしてそれを俺は知っていた。俺だけではない。南帆も、加奈も知っていた。

 俺は慌てて端末から選曲リストを表示する。

(こ、これはッ! 今、腐女子たちに大人気の……紛れもない、腐向けアニメッッッ!)

 それだけでは、なかった!

(しかも……キャラソンだと⁉)

 ば、バカな! OPかEDならまだしも、こんなものを歌えば完全にアニオタだということが看破されてしまう! だって曲名に「キャラクターソング」って表示されちゃうもん!

 こんな自爆特攻としか思えないような暴挙をするのは誰だ⁉

 順番的には……ま、まさか!

(もうやめなさい恵、人に戻れなくなる!)

 だがそんな俺の説得に対して恵はニヒルな笑みを浮かべる。

(そうはいかないよ、かいくん。この状況を突破するには誰かが犠牲になるしかないんだよ)

(お前……お前っ!)

(かいくんに地獄は贅沢過ぎるよ)

(やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)

(じゃあね、かいくん。あでゅー!)

 特撮ヒーローものだとこの状況を崩せないと踏んだのか、恵が、歌うッ!

 かっけえよ恵さん。アンタ男だよ!(女子だけど)

 こんな状況で堂々と歌うとは思わなかったよ!

 受け取ったぜ恵! お前の最後の波紋をよぉ!

 俺は恵の特攻がどうなったのかを見極める為に周囲に視線を配る。元から俺たちのことを知っている正人はともかくとして……渚美羽を視界に捉える。

「…………」

 バカな……! 無表情だと⁉ 恵が自らを犠牲にして、無傷? だと?

 今ここでバリバリの腐向けアニメのあろうことかキャラソンを歌ったというのになぜそうものんきに曲を選んでいられるんだ⁉

(……恵は、無駄死にだったの?)

(ミンチより酷いことになったのに……無傷だなんて……!)

 別に死んでもないしミンチよりも酷いことにもなってないという事実は置いといて、南帆は叫んだ、恵の名を! 加奈は流した、悲しみの涙を! けれども恵の名を呼んでも返ってくるのは残酷な『恵ってもしかして腐女子なんじゃね?』という疑惑だけ……。

(さて、次に行きましょうか)

(立ち直りはええなオイ)

(……死んだ人間の事を考えても仕方がない)

(あのー、私生きてるんですけどー)

(ああ、そうだな。死んだアイツのことを想うよりも今はとにかく前に進もうぜ!)

(私、そろそろ泣いちゃうよ?)

 前作で明らかに死んだのに次シリーズになると変態仮面になって復活した某アニメキャラの如く戦場に舞い戻った(※席についただけ)恵。

(さあ、このまま一気に叩き込みましょう!)

 空気は崩れた。もう「一般向けじゃないアニソンを歌っても許される」空気になったのでトークで一気に追撃する!

「さっきの曲ってなんですか?」

 さりげなく加奈が恵に尋ねる。

「えっとねー、最近、友達に勧められて見てみたアニメの曲なんだー」

 と恵が返す。

「へー。面白いんですか?」

「んー。まあまあかな」

 さりげなく二人がトークを繰り広げ、南帆が場を繋ぐ為に歌い、その間に俺が周囲の反応を再度伺う。

 そこで俺は見た!

「……!」

 渚美紗がやけにそわそわとしているッ! なんか、あれ。さっきからチラチラと恵の方に視線を向けているッ!

 こ、これはまさか……!

(黒、か……⁉)

 微かに走る緊張! そもそも俺なにやってるんだろうという疑問! だけどもうこのノリをそう簡単に引き返せないというジレンマ!

「牧原さんってアニメ見るの?」

「! ……うん、そうだね。ちょくちょく見るよっ!」

「奇遇だなぁ。僕も最近見始めるようになったんだ」

 キタ――――――――――――――――――――――――!

 まさか! まさかのイケメソ転校生くんがアニオタだったなんて! いやまて落ち着け俺。まだライトな部類なのかもしれない。ここで不用意に飛び出てみろ! 下手をすれば集中砲火を浴びて死ぬだけだ!

 それにヤツはイケメンだ。イケメンならば全てが許される。どういうことかというと、

 

 イケメン「僕アニメ好きなんだー」

         ↓

 BBA「キャーカッコイイー! ステキー! ダイテー!」


 ブサメン「僕アニメ好きなんだー」

         ↓

 BBA「死ね。キモいんだよデブ」

 

 となることは自然の摂理……! つまりやつは、葉山はいずれシ○ュラシステムに組み込まれるであろう免罪体質者!

 ……本当に、BBA共は「見かけで女を判断するなんてサイテー」とか言いながらBBA共は男を見かけで判断するんだからタチが悪い。


 状況的に葉山と渚美紗は限りなく黒に近いグレー。しかし読めないのは渚美羽、お前だ……!

 きゃつだけは未だ正体不明ッ……! しかし、渚美紗の姉という立場である以上、もしかするとアニオタに偏見はないのかもしれない……それに最近はライトなアニオタが出てきたおかげでオタクと言う人種は昔ほど偏見の目で見られなくなってきた傾向にある……いやしかしッ! 俺の場合は立場が立場なだけに慎重に動かなければならない……!

 ――と、ここまでの思考をコンマ二秒で済ませる。

 そして状況は……動いたッ!


「そういえばさっきの曲って、美紗がこの前CDを買ってきた曲でしたね」


『!!!!』

 確証ktkr!

「お、お姉ちゃ――――――――――――ん!」

「? どうかしたのですか美紗」

 こ、これは! 天然⁉ 天然なのか⁉

 天然で……妹の腐趣味を暴露したというのか⁉

 渚美紗の方は涙目。渚美羽の方はと言うとまだ自分がなにをやらかしたのか解っていない様子。

 まさかの伏兵。大量破壊兵器<美羽シス>によって渚美紗の戦力は大打撃である。

 なんて……なんて惨いことを……。姉から自分の腐趣味を暴露されるなんて、俺だったら死にたくなる!

 これが、戦争というものなのか?

「お前……なかなか残虐なやつだな」

「? 何がですか。あなたに言われる筋合いはありません」

 つーんとそっぽを向かれる。今日のこれで初めてまともに喋ったが、嫌われてるなぁ、俺。

 とはいえ、さすがにこの美紗が姉から受けた仕打ちが見てられなくなったのか正人がひそひそ声でまた俺に喋りかけてくる。

(いやー。今のは強烈だったな……)

(ああ。俺、今まで渚美紗と喋ったことないけど今あいつに凄い同情してるわ)

 渚美紗はあまりのショックにへなへなとテーブルに突っ伏している。流石に可哀そうになってきたので。

「あ、えっと、渚美紗?」

「……はぇっ⁉ な、ななななな、何かな、海斗、くん?」

 おおう。急に元気になったな。顔を赤くして急に慌てふためくとは。

「ま、まあ、その。元気出せよ。たぶん美羽こいつも悪気があったわけじゃないだろうし」

「誰がこいつですか」

「うう……でも私……そのぉ……」

「気にするなって。俺だって……えっと、アニメとか好きだしな。さっき恵が歌ってたやつだって見たことはあるし、俺だって結構好きだぜ」

 さきほど恵が歌ったキャラソンの作品はもともと原作が週刊少年誌で連載していたものである。

 なので、俺も見たことはあったし、ファン層がああいう系なだけで内容はスポーツギャグ漫画としては普通に面白い。

「そ、それに。そういう趣味を持ってようが俺は別に何とも思わねえよ」

「ほ、ほんと?」

「ああ。本当だ」

 うん。びっくりしたけどね。

「海斗くんって、優しい所もあるんだね」

 感激したように目を光らせるのは葉山である。……うん? なんで葉山が?

「海斗くんの懐の深さには感動したよ!」

「? お、おう」

 まるで自分の事のように喜んでるぞ葉山。そういう腐女子趣味をもっている渚美紗ならばともかくとしてなぜそうでないであろう葉山が?

 そこで加奈が確認するかのように、

「葉山くん。葉山くんは女の子に興味がありますか?」

 い、いきなりなんてことを聞いてるんだこいつは⁉

「いや。僕はあんまり女の子には興味ないんだ。ちょっと苦手でね」

「……そ、そうですか…………」

 ? なぜだろう。この場にいる俺と渚美紗以外の全員がドン引きである。別に葉山は何もおかしなことはいっていないのに。そもそもBBAに興味がないのは普通ではないだろうか。


「――――他人の顔色を窺ってるのも、他人に媚を売っているのも……周りの男子ハーレムに気に入られるため? この時期に転校してきたのは……」


 ブツブツと何かを呟く加奈。声が小さすぎてよく聞こえない。

「もしかして葉山くんは、前の学校で……その、周りの男の子に避けられてたりはしませんでしたか?」

 そんな加奈の質問に葉山は顔を暗くして、

「うん……実は、そうなんだ。ある日から周りの男子がなぜか僕を避けるようになって……虐められてたんだ、僕。だからこの学園に転校してきたんだ。ようは逃げてきたんだよ。あははは……」

 なんてことだ……まさかこいつも虐められていたのか?

 こんな良いやつを虐めるなんて、酷いやつらもいたもんだ。

「……いや、それはいじめじゃなくてただ単に自己防衛してただけでは……」

「なにわけのわからないことを言ってるんだよ加奈! こいつは前の学校じゃ虐められて辛い思いをしたんだぞ⁉ 許せないだろ!」

「あの、海斗くん?」

「ううっ。ありがとう、海斗くん……僕、うれしいよ」

「気にするな。今日から俺たちは友達だ。何かあったらすぐに相談してくれ!」

 がしっと葉山の手を取る俺。部屋が暑いのか葉山がぽっと頬を赤くしていたけど、辛いだろうなぁ。

 虐めって、辛いしな。気持ちはわかる。

「……何かあったらすぐに相談してくれ(意味深)」

 おぉう。美紗が何か人の発言をものすごく危険な変換してやがりますよ?

 そして美紗は俺と正人を交互に見て、


「…………………………ふふっ」


 ぽっと赤く頬を染めた。

『アッ――――――――――――――――!』

 叫ぶ俺と正人。

 だめだこいつ! さっきはああいったけど流石に自分がネタにされるとキツイ! ていうかこんなことならわざわざ化けの皮を剥がさないほうがよかった! 化けの皮を被っててほしかったよ畜生!

「お、俺用事思い出したから帰るわ!」

「き、奇遇だな正人。一緒に帰ろうぜ!」

 危険を察知して立ち上がる俺と正人。だが、美紗は逃さなかった!

「……一緒に帰ろうぜ(意味深)」

『嫌ぁあああああああああああああああああああああ!』

 こいつ、腐ってやがる! いや、姉からの思わぬ攻撃にぶっ壊れやがったのか!?

「に、ににににににににに逃げるぞ葉山!」

 葉山の手をとり、俺たちはカラオケボックスから駆け出した。何故か葉山の方からきゅんっという擬音が聞こえた気がしたけど気のせいだろう。美紗じゃあるまいし。

「海斗くん!」

 加奈が呼び止める。だが、止まるわけにはいかない! 下手をすれば俺たちは「アッ――――!」なことになってしまう!















「いや、葉山(そのひと)、ホモなんですけど……」


 最後に加奈が言った言葉は、走る時の足音の中に消えてわからなかった。


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