第三回人気投票結果発表
正人「つーわけで、第三回人気投票の結果発表だ!」
葉山「今回は今までとは違った形式での発表なんだね」
正人「ああ。まあ、モノは試しってやつよ。今まではなんか発表もサラッとしてちょっと寂しかったからな。まあ、不評なら止めればいい……ていうか、どうして葉山となんだろうな?」
葉山「うーん。それはほら、僕たち二人の相性(意味深)が良いからじゃ……」
正人「そ、そんじゃあ、とりあえず16位から11位までの発表だ!」
葉山「ちなみにぜんぶで百七十人の人が回答してくれました。回答してくれた皆様、本当にありがとうございました」
16位:国沼良助 2票
15位:牧原富音 3票
13位:天美徹 6票
13位:葉山爽太 6票
12位:篠原正人 9票
11位:雨宮小夏 23票
正人「……おい、ちょっとまて」
葉山「ん。どうしたの?」
正人「まあ、俺たちが低いのはまだ分かる。出番が少ないからな。だが……だが、どうしてたった二回しか登場していない小夏さんが23票も持ってるんだ!?」
葉山「正人くんの倍以上あるねぇ」
正人「俺は仮にも一章のころから出てきて、生徒会エピソードでも主役はってるんだぞ!? それに対して小夏さんは文化祭編と小春ちゃんの家を訪問した時のたった二回だぞ!? なのにどうしてここまで差がついたんだ! 予想外すぎるわ!」
葉山「そりゃあ、あれなんじゃないのかな。海斗くん的に言うならロリこそが至高ってことなんじゃないのかな」
正人「納得いかねー!」
小夏「えっと、わたしにとーひょーしてくれた人たち、ありがとうございましたっ」
徹「そういえば、俺の出番をくれってコメントくれた人がいたな。俺も頑張るぜっ。さて、とりあえず俺は加奈たんの守護者たるべくストーキングを続ける。じゃあなっ!」
葉山「はい。というわけで、次はいよいよベスト10。その中の10位から4位までの発表です」
正人「うう……ちくしょう……どうして俺が……」
葉山「正人くん、大丈夫? 今日は僕の家に泊まっていきなよ。僕が慰めてあげるからさ……一晩中でも」
正人「さ、さあ次はいよいよベスト10だ! 発表、いくぜぇ!」
10位:楠木南央 24票
正人「初登場で10位に輝いたのは南帆さんの妹、楠木南央ちゃんだ!」
葉山「10位おめでとう」
南央「あ、ありがとうございます。うれしいです」
正人「小夏さんとは一票差だったな」
葉山「ギリギリの勝利ってことだね」
南央「ていうか、わたしが10位でよかったのでしょうか……」
正人「気にすんなって。投票してくれた人にも失礼ってやつだぜ?」
南央「そうですね。ん。あらためまして、わたしに投票してくれた方々、本当にありがとうございました!」
葉山「次は8位の発表です」
正人「つか、同票だったからまとめて8位ってことになったんだよな」
8位:渚美羽・黒野海音 29票
正人「同じ29票を獲得し、見事8位に輝いたのはこの二人!」
葉山「渚美羽さんと、黒野海音さんです」
美羽「順位は下がってしまいましたが、票数的には前よりは上でした。投票してくれたみなさま、ありがとうございます」
海音「わたしもー! んー。でもどうせならかいちゃんと同じ票数がよかったかなぁ」
美羽「わたしも美紗と一緒になりたかった……あ、海音さんが嫌ってわけじゃなくてですねっ」
海音「わかってるよぉ。それにわたしは、美羽ちゃんも大好きだからねっ! ぎゅってしてあげるー!」
美羽「わぷっ!?」
正人「えー、大変素晴らしいものを見せてもらいました。これをお伝えできないのが心苦しい限りです」
葉山「次は7位の発表です」
7位:華城恋歌 31票
正人「7位はこの人、前回から3倍の票を獲得した、風紀委員を纏め上げる謎の美少女!」
葉山「総帥こと華城恋歌先輩です」
恋歌「ほぅ。7位か。前回より順位は上がっているようだ」
正人「前回よりも3倍の票を獲得するとは完全に予想外だったぜ……」
葉山「さすがですね」
恋歌「ふふ。これはわたしの力ではなくて投票してくれた人たちのおかげさ。しかし、海音さんよりも上になってしまったな……あとで票を操作しておこうかな」
正人「それはご遠慮願いたいというか……」
恋歌「ふふ。冗談だ」
正人(笑顔がこえーよ……)
葉山「次は、5位の発表です」
正人「これまたびっくり、まったくの同票だ」
5位:渚美紗・雨宮小春 32票
正人「恋歌先輩とは一票差で、5位になったのはこの二人!」
葉山「渚美紗さんと、雨宮小春さんです」
美紗・小春『…………………………………………』
正人「ああ、完全に委縮してしまっている……」
美紗・小春『わ、わたしが5位でいいのかな(でしょうか)』
正人「ただの人気投票なんだからそんなに深刻にならなくても……」
葉山「謙虚だなぁ」
小春「う、でも他の先輩方を差し置いてわたしが5位なんて……」
美紗「うぅ……緊張するよぉ……あ、そうだ。ここは正人くん×葉山くんの妄想で落ち着こう……」
正人「はい、次は4位の発表です!」
葉山「正人くんの攻め…………ぽっ」
正人「やめろぉおおおおおおおおおおおお!」
4位:牧原恵 49票
正人「4位はパワフルガールの牧原恵さんだ!」
葉山「4位ともなると票数も他と比べてかなり多くなってるよね」
恵「みんなありがとー! わたしも元気出して、朝一で食玩ロッ〇シードを確保してくるよ! いざ出陣、えいえいおー!」
正人「嵐のように去って行ったな……」
葉山「レモンやメロンの食玩ははやく買わないとすぐに売り切れちゃうからねぇ」
正人「まさに戦争だな……」
葉山「次はついにベスト3!」
正人「まずは三位からだ!」
3位:楠木南帆 68票
正人「3位はクールビューティなゲーマ少女、楠木南帆さん!」
葉山「作者も当初は南帆ちゃんがこんなにも人気になるとは予想外だったみたい」
南帆「……投票してくれた人。ありがとう」
正人「南帆さんや、お礼を言うならせめてゲーム機を手から放してくれませんかね……」
南帆「……いまいいとこ」
葉山「んっと。ああ、なるほど」
正人「ん? どうしたんだよ葉山」
葉山「南帆ちゃんが今してるゲーム、不良少年と無口で無表情な女の子との恋愛を描いたゲームで……」
南帆「!! だ、だめっ……」
正人「あー、本人が逃げ出しちまったから、次は2位だ」
葉山「南帆さんを抑えて2位になったのは、あの人だよ」
2位:天美加奈 75票
正人「2位は圧倒的人気を誇るお嬢様ヒロインの、天美加奈さんだ!」
葉山「第一章のメインヒロインなだけあって、根強い人気があるよね」
加奈「………………………………」
正人「お、おお、これは……」
葉山「そういえばついに終わっちゃったもんね。ビ〇ドファイターズ」
正人「完全に燃え尽きてる+喪失感が半端ないとみた」
加奈「はふぅ……投票してくれた人、ありがとうございました」
正人「あの、二位なんだからもう少しシャキッとしてもらわないと盛り上がりに欠けるというか……」
加奈「うー……ビル〇ファイターズが終わったことも悲しいのですが、前回の一位の人よりも票をとれたのに、また二位というのが……なんだか悔しいです」
葉山「あはは。なるほどね」
正人「はぁ……まあ、というわけで次は一位だ」
葉山「一位はもちろん、この人!」
1位:黒野海斗 81票
正人「通りすがりのロリコンにして幼女の味方、その実態はただのハーレム野郎の黒野海斗だばーかばーか!」
葉山「正人くん、もうヤケクソだね」
正人「ちくしょー! どうしてあいつはあんなロリコンのくせにまた一位なんだよ!? ていうかどうしてこんなに人気があるんだ!?」
葉山「ヒロインが売りのハーレムラブコメなのに、ヒロインズを差し置いての一位だもんねぇ」
正人「で、その肝心の海斗はどこに行ったんだよ」
葉山「えっと、なんでもいきつけの幼稚園が今日はお遊戯会をするらしいから、準備をしてそっちの方に行ったよ。あと、『投票してくれたやつら、ありがとな』だってさ」
正人「ざけんじゃねー! なんであいつはこんな時も幼女の尻おっかけてるんだ! ああ、くそっ。この前も他の女子生徒になんかお礼言われてたり、どれだけフラグを建てれば……」
加奈「正人くん」
南帆「……その話」
恵「ちょーっと」
美紗「詳しく」
小春「聞かせて」
恋歌「くれないかな?」
美羽「嫌とは」
南央「言わせませんよ?」
正人「………………………………はい」
葉山「はい、というわけで改めてランキングを載せるよ」
1黒野海斗 81票
47.6%
2天美加奈 75票
44.1%
3楠木南帆 68票
40.0%
4牧原恵 49票
28.8%
5渚美紗 32票
18.8%
5.雨宮小春 32票
18.8%
7華城恋歌 31票
18.2%
8渚美羽 29票
17.1%
8黒野海音 29票
17.1%
10楠木南央 24票
14.1%
11雨宮小夏 23票
13.5%
12篠原正人 9票
5.3%
13葉山爽太 6票
3.5%
13天美徹 6票
3.5%
15牧原富音 3票
1.8%
16国沼良助 2票
1.2%
投票してくれた読者の方々、ありがとうございました!